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永瀬正敏が考える“美しい人”とは? 「人生は一回しかないから…」

永瀬正敏が考える“美しい人”とは? 「人生は一回しかないから…」

J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「RICE FORCE BE YOURSELF」。6月2日(土)のオンエアでは、俳優・永瀬正敏さんに健康と若さを保つ秘訣に加え、6月8日(金)から公開の映画『Vision』の制作秘話を伺いました。


■リセットしてフラットに

永瀬さんに「美しい人とは、どんな人なのか」をお訊きしました。

永瀬:芯は強いけど穏やかな人は、素敵だと思いますね。人生は一回しかないから、自己投資をするのはいいと思います。素敵に暮らしたほうがいいと思うし。それだけが全てではありませんが。

そんな永瀬さんが、健康と若さを保つ秘訣は……。

永瀬:精神的なことのほうが多いかもしれないですね。家に帰ってきたらリセットする。お風呂の中でリラックスしたり、好きな映画を見たり、音楽を聴いたり、いろいろありますけど。リセットしてフラットにすることが、大事なような気がします。


■まずは住むことから

永瀬さんは昨年、カンヌ国際映画祭に出品された『パターソン』と河瀨直美監督の『光』に出演しました。6月だけで、出演している映画が3作品も公開されます。映画『Vision』は、永瀬さんと、フランスの名優ジュリエット・ビノシュさんとのW主演です。

ロケは河瀨監督の故郷・奈良県で行われました。世界中をめぐって寄稿文を執筆しているフランスのエッセイスト・ジャンヌ(ジュリエット・ビノシュ)が、リサーチのために奈良の吉野を訪れ、山を守っている智(永瀬正敏)と出会い、不思議な巡り合わせを体験していく、というストーリーです。

ふたりのほかに、岩田剛典さん(EXILE、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、美波さん、森山未來さん、夏木マリさんらも出演しています。撮影に入る前から吉野の山で、実際に生活をしながら作品を作ったという河瀨組。山の暮らしについて伺いました。

永瀬:僕は山を守る、“山守”という役柄だったので、実際に吉野の山守さんにいろいろとお話を聞いて、山や森の見方が今までとは変わってきました。撮影があるなしに関わらず、ミッションが与えられるんです。毎朝、近くの神社にお参りに行くとか、畑の世話をしたりとか、劇中に登場する犬のコウの散歩をしたりということをやるんです。それをやりながら、日々暮らしていました。智の家には畑があったので、夜露のつき方とかで「ちょっと湿るかな」「雨が降るかな」ということを、なんとなく感じるように、敏感になってました。歴史をすごく感じるというか、木を育てるというのは一世代では終わらない仕事なので、僕が今植えても未来でしか成長した木を見られないということや、吉野という山は非常に神秘的な山なので、そういうことを感じながら、日々過ごしました。

山守の生活を体験して役作りをしたということで、監督は演者が役を作るというよりも、役を積んでもらう、自分に乗せていくという作業を大事にしているようです。「役者を生きるとは、こういうことなんだと思いますね」と渡辺。

さらに、 山守という役なので、体づくりのために、体重と筋肉を増やす肉体改造も行ったそうです。永瀬さんは、チェーンソーや薪割りもマスターしており、劇中でもそのシーンを観ることができます。ぜひチェックしてみてください。

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【番組情報】
番組名:『RADIO DONUTS』
放送日時:土曜 8時ー12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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