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池松壮亮、“尾崎豊になれない男役”のオファーに「冗談だと思ってた」満島真之介・松居大悟とトーク

池松壮亮、“尾崎豊になれない男役”のオファーに「冗談だと思ってた」満島真之介・松居大悟とトーク

J-WAVEで放送中の番組『JUMP OVER』(ナビゲーター:松居大悟)。6月17日(日)の放送では、松居が監督を務めた映画『君が君で君だ』に出演する池松壮亮さんと満島真之介と松居による鼎談の様子をお届けしました。


■「ブラピ本人が知ったら」…自身が演じた役柄について

この映画は、ある女性に恋をした3人の男たちが、その女性が好きな人物になりきり、ただただ10年間見守る……というストーリー。池松さんは尾崎豊になりきる男、満島さんはブラッド・ピットになりきる男を演じています。松居は、監督、原作、脚本を手がけています。

松居:すごい設定ですよね。
満島:いや、司会者風に言ってますけど、あなたが書いたんですからね(笑)。

満島さんからツッコまれつつ、それぞれの役柄についての話に。

松居:役柄について、最初に聞いたときどうでしたか?
満島:もうあんまり覚えてないです。撮影は去年の夏だけど、それより前に聞いたから、すごく過去なんですよ。でも俺の場合は、ブラッド・ピットという役は世界で初めてだと思いました。
池松:俺、冗談だと思ってたんだけど、普通に流れていくからさ(笑)。松居さんがオリジナルを撮る。松居さんとは20歳かもうちょい前かに出会っていろんな仕事をしてきて、オリジナルをやりたいってことはずっと聞いてましたし、尾崎豊の映画をやるんだと思ってたんですよ。だからやるって言ったんだけど、全然話が違うじゃねーかと(笑)。尾崎豊になれない男の話……やんなきゃよかったと(笑)。
松居・満島:(笑)。
満島:俺は話が来たときに、ブラピ本人が知ったらどう思うのか、本人に連絡をしたのか、って思いましたね。
松居:本人までたどり着けなかったんだよね。
満島:まあ遠いよね(笑)。

池松壮亮、満島真之介、松居大悟が鼎談


■「なりきれなさ」を表現

松居としては「その人になりたい」という気持ちは愛情で、逆にその「なりきれなさ」も表現したかったのだとか。

松居:「なれない」っていうことは彼女の好きな人にはなれないということで。それはつまり想いは届かないという。その距離も「なれなさ」で出るなあというのはあって。

この言葉を聞いた池松さんに「普通にいい話じゃないですか、それを取材で言えばいいのにさ、取材で全然大したことを言ってなくてやばいよ」と指摘され「うるせえな」とたじろぐ松居でした。

映画『君が君で君だ』は、7月7日(土)公開です。七夕に公開されることについて、池松さんはこのように話しました。

池松:(七夕は)みんなにとって意識がある日じゃないですか。でも短冊って大人になってほとんど書いてないでしょ? 大人も書けばいいと思ってるんですけど。この映画は松居さんにとって短冊みたいなものだと思ってるわけ。
松居:なるほど、俺の願いごと。
池松:そう、願いというか、自分が思い続けてきたことがやっと形になって、七夕の日に出てって。要するに織姫と彦星が、その日しか会えないものが全部つながっていく。松居さんの心と世間と社会とが、映画を通して、映画の星……天の川を通してやっとつながる日だから。そこで一緒につながりたい人は(映画館に)観に行ってほしい。
松居:……俺それ(公開)初日にそれ言おうかな……。
松居・満島:(笑)
満島:見に来てくれた人たちにそれ言ってもさあ。
松居:あ、そっか。

池松さんの熱い言葉の後に、松居が「皆さん、よろしくお願い致します」と他人事のようにまとめようとして、満島さんから「あなたの映画ですよ!?」と指摘されていました。監督という立場にも関わらず、2人からずっとつっこまれ続けた松居でした。

『君が君で君だ』池松壮亮、満島真之介、松居大悟

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【番組情報】
番組名:『JUMP OVER』
放送日時:毎週日曜 23時-23時54分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/jumpover/

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