J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。5月14日(月)のオンエアでは、脳のパフォーマンスアップやアンチエイジングに、ミトコンドリアが有効という話が展開されました。
■ミトコンドリアは細胞の発電所
スタジオには書籍『HEAD STRONG シリコンバレー式頭がよくなる全技術』(ダイヤモンド社)の編集を担当した、三浦岳さんをお招きしました。2015年に日本でも発売された『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』という本が話題になりましたが、両方の本を書いているのが、デイヴ・アスプリーさんです。アメリカのIT起業家で、シリコンバレー保険研究所の会長です。日本でも昨年から話題になっている「バターコーヒー」の考案者でもあります。
そんなデイヴさんの新著『HEAD STRONG シリコンバレー式頭がよくなる全技術』のキーワードはミトコンドリア! 体中にはいろいろな細胞がありますが、ミトコンドリアはそんな細胞の中に詰まっています。特に脳にたくさんあり、ミトコンドリアを元気にすると細胞も元気になるため、脳のパフォーマンスアップに繋がるそうです。
三浦:ミトコンドリアは、細胞の燃料のようなものを作ることができるんです。ミトコンドリアが元気になると、細胞の燃料をどんどん作っていき、細胞がそれを使って効率的になっていくんです。
サッシャ:なるほど。
三浦:細胞は心臓や脳、皮膚などどこにでもあるので、細胞が元気になると、体中のあらゆる部分が効果的になるということです。
サッシャ:エネルギーの供給源で、細胞の発電所みたいな役割を果たしてるんですね。
■「いい光」と「悪い光」がある
では、どのようにすれば、ミトコンドリアが元気になるのでしょう。デイヴさんの著書によると、ミトコンドリアにとっていい光、悪い光があり、「ジャンクライトは、ジャンクフードと同じくらい悪い」とか。
デイヴさんによると、光はミトコンドリアの栄養を供給する薬のようなもの。その意味では、できるだけ自然の日光などいい光を浴びたほうが、ミトコンドリアは元気になるそうです。一方、ジャンクライトはパソコン、テレビ、スマホから出ているブルーライトで、ミトコンドリアをダメにしてしまうとのこと。
特に、目の中にたくさんミトコンドリアがいるため、そこのバランスが悪くなると体全体にも影響するほか、肌にもたくさんいるため、著書では「日光は直接浴びた方がいい」とアドバイスしています。
■寝る前にハチミツを
サッシャ:睡眠も関係してるみたいですね。
三浦:人は、眠っている間にリンパの効果で、細胞の老廃物や脳を弱らせるものを掃除できるということが分かってきました。
サッシャ:「激しく眠る」という項目もありますが、これってどういうことなんですか?
三浦:寝ている間に、ミトコンドリアに激しく働いてもらって脳の掃除をしてもらう、ということです。そのためには睡眠の質を上げるのが一番で、デイヴさんは寝る前に生ハチミツを口にするといいと提唱しています。
サッシャ:少しのハチミツを?
三浦:ハチミツがミトコンドリアの栄養になるので、寝ている間に頑張ってくれるというわけです。
■アスリートもミトコンドリアを強化
著書にはほかにも、「1分の冷水シャワーで寒冷熱発生を起こせる」「ミトコンドリアを激しくする高地トレーニング」といった項目もあります。
三浦:特に、高地トレーニングがミトコンドリアにいいというのは、プロのアスリートにも知られてきているようで、浦和レッズの槙野選手がミトコンドリアを活性化するために高地トレーニングしてると言っているところをテレビで見かけました。
サッシャ:そうなんですか。
三浦:高地だと酸素量が少ないので、低酸素に体を順応させていく過程で酸素の供給が効率的になったり、弱いミトコンドリアが減って、強いものを成長させる効果があるようです。
デイブさんは「80歳になった時も、25歳の時と同じ集中力とエネルギーを持てることを目指そうではないか」と言っています。ミトコンドリアは脳だけではなく、皮膚の細胞や臓器にもたくさんあるため、アンチエイジングにも効果的ともいわれています。これからは、ミトコンドリアにも注目ですね。
【この記事の放送回をradikoで聴く】
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
■ミトコンドリアは細胞の発電所
スタジオには書籍『HEAD STRONG シリコンバレー式頭がよくなる全技術』(ダイヤモンド社)の編集を担当した、三浦岳さんをお招きしました。2015年に日本でも発売された『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』という本が話題になりましたが、両方の本を書いているのが、デイヴ・アスプリーさんです。アメリカのIT起業家で、シリコンバレー保険研究所の会長です。日本でも昨年から話題になっている「バターコーヒー」の考案者でもあります。
そんなデイヴさんの新著『HEAD STRONG シリコンバレー式頭がよくなる全技術』のキーワードはミトコンドリア! 体中にはいろいろな細胞がありますが、ミトコンドリアはそんな細胞の中に詰まっています。特に脳にたくさんあり、ミトコンドリアを元気にすると細胞も元気になるため、脳のパフォーマンスアップに繋がるそうです。
三浦:ミトコンドリアは、細胞の燃料のようなものを作ることができるんです。ミトコンドリアが元気になると、細胞の燃料をどんどん作っていき、細胞がそれを使って効率的になっていくんです。
サッシャ:なるほど。
三浦:細胞は心臓や脳、皮膚などどこにでもあるので、細胞が元気になると、体中のあらゆる部分が効果的になるということです。
サッシャ:エネルギーの供給源で、細胞の発電所みたいな役割を果たしてるんですね。
■「いい光」と「悪い光」がある
では、どのようにすれば、ミトコンドリアが元気になるのでしょう。デイヴさんの著書によると、ミトコンドリアにとっていい光、悪い光があり、「ジャンクライトは、ジャンクフードと同じくらい悪い」とか。
デイヴさんによると、光はミトコンドリアの栄養を供給する薬のようなもの。その意味では、できるだけ自然の日光などいい光を浴びたほうが、ミトコンドリアは元気になるそうです。一方、ジャンクライトはパソコン、テレビ、スマホから出ているブルーライトで、ミトコンドリアをダメにしてしまうとのこと。
特に、目の中にたくさんミトコンドリアがいるため、そこのバランスが悪くなると体全体にも影響するほか、肌にもたくさんいるため、著書では「日光は直接浴びた方がいい」とアドバイスしています。
■寝る前にハチミツを
サッシャ:睡眠も関係してるみたいですね。
三浦:人は、眠っている間にリンパの効果で、細胞の老廃物や脳を弱らせるものを掃除できるということが分かってきました。
サッシャ:「激しく眠る」という項目もありますが、これってどういうことなんですか?
三浦:寝ている間に、ミトコンドリアに激しく働いてもらって脳の掃除をしてもらう、ということです。そのためには睡眠の質を上げるのが一番で、デイヴさんは寝る前に生ハチミツを口にするといいと提唱しています。
サッシャ:少しのハチミツを?
三浦:ハチミツがミトコンドリアの栄養になるので、寝ている間に頑張ってくれるというわけです。
■アスリートもミトコンドリアを強化
著書にはほかにも、「1分の冷水シャワーで寒冷熱発生を起こせる」「ミトコンドリアを激しくする高地トレーニング」といった項目もあります。
三浦:特に、高地トレーニングがミトコンドリアにいいというのは、プロのアスリートにも知られてきているようで、浦和レッズの槙野選手がミトコンドリアを活性化するために高地トレーニングしてると言っているところをテレビで見かけました。
サッシャ:そうなんですか。
三浦:高地だと酸素量が少ないので、低酸素に体を順応させていく過程で酸素の供給が効率的になったり、弱いミトコンドリアが減って、強いものを成長させる効果があるようです。
デイブさんは「80歳になった時も、25歳の時と同じ集中力とエネルギーを持てることを目指そうではないか」と言っています。ミトコンドリアは脳だけではなく、皮膚の細胞や臓器にもたくさんあるため、アンチエイジングにも効果的ともいわれています。これからは、ミトコンドリアにも注目ですね。
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【番組情報】
番組名:『STEP ONE』
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/
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