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クリスマスに人気のポインセチア、なぜ赤い?

クリスマスに人気のポインセチア、なぜ赤い?

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「BEHIND THE SCENE」。12月5日(火)のオンエアでは、クリスマスシーズンを彩るポインセチアに注目しました。

鮮やかな赤が印象的なポインセチアですが、しばらく経つと色が抜けて緑色に変色します。最近では、白いポインセチアも出てくるなど、どのように色を調整しているのか気になるところ。そこで園芸家で、株式会社ジュリエッタ・ガーデン代表取締役の国吉純さんにお話を伺いました。

まず、ポインセチアの赤い部分は花ではなく、苞(ほう)といわれる葉が変化したもの。上の方にある小さなつぶつぶが花なのだそうです。

苞が赤い理由は、受粉を助けるため。ポインセチアは花が小さいため、苞を赤くすることで虫を呼び寄せます。最近出てきた白いポインセチアは品種改良で作られたもので、その他にも黄色など多彩な色が登場しているそうです。

そして苞が赤から緑に変わる理由については、そもそもポインセチアは「短日植物」という、日の当たる時間が12時間以下にならないと花が咲かない性質を持っているからだそう。苞が赤くなるのは花を目立たせるためですので、花が咲かない状況では苞も赤くなる必要がないとのこと。

つまり、例えば家庭のリビングなどは明るすぎ、9月下旬から40日間毎日欠かさず、夕方17時から20時まではダンボールをかぶせて光を遮らないと赤い色がつかないのだそうです。

「逆に、明るい状況で長時間置いておくと夏と錯覚して緑になるんです。なので家の中ではダンボールをかぶせて15℃を下回らない温度を保ちつつ、日中はよく日にあてると、毎年、鮮やかな色を楽しむことができます」(国吉さん)

ちなみに、ポインセチアという名前は、アメリカの初代メキシコ大使ポインセットさんから由来しており、ポインセチアはメキシコが原産。クリスマスに赤が合うということで、アメリカで広まったのだそうです。

さて、12月11日(月)の週の「BEHIND THE SCENE」では、今年大ヒットした「明治 ザ・チョコレート」や、世界最高の鍋として大人気の「バーミキュラ」まで、企業・商品の舞台裏に迫ります。どうぞお楽しみに!

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時-13時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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