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いとうせいこうが集大成と語る「したコメ」の魅力

いとうせいこうが集大成と語る「したコメ」の魅力

タイムフリー

J-WAVEで放送中の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。9月9日(土)のオンエアでは、文化芸術の街「上野」と、喜劇発祥の地「浅草」を舞台に開催される「したコメ」こと「第10回したまちコメディ映画祭 in 台東」をピックアップ! 初回から総合プロデュースを務める、いとうせいこうさんにお話を伺いました。

いとうさんが台東区で映画祭をはじめて今回で10回目を迎え、日本を代表するイベントとなった「したコメ」。「今回をひとつの区切りと考えているので僕としては集大成」と語る通り、今回でいとうさんの総合プロデュースは最後となります。9月15日(金)から4日間に渡り行われる「したコメ」。国内外のコメディ映画の上映に加え、マニアックなトークショーが行われるほか、「コメディ栄誉賞」に今回は小松政夫さんを表彰。クロージングでは「小松政夫リスペクトライブ」も開催されます。

見どころを聞くと「今年はスキのないラインナップになっている」とのこと。その中でも特に、オススメ作品は「オレの獲物はビンラディン」。ビンラディンを征伐するために本当にパキスタンに行ってしまった“普通のアメリカのおっさん”を、ニコラス・ケイジが演じています。

「ニコラス・ケイジは大スターですが、すごく変わった人。フィギュアとか買いすぎちゃって破産してるんですよ…”お金がなかったんだな”というと、普通、出た役者は頑張らないんだけど、ニコラス・ケイジは出たら頑張っちゃうんですよ! そこが彼の素晴らしいところで、マニアの人を呼んで“ニコケイ祭”という副題を打って…ニコラス・ケイジがどんだけおもしろい人なのか、グッズなどを出しながら、ここの枠は、独立したニコラス・ケイジの祭にしよう! となって、おもしろいんじゃないかなと思います」(いとうさん)

下町出身で、浅草周辺に住むことが多かったといういとうさん。現在は谷根千の根津エリアに住んでいるそうですが、最近は、海外の人が六本木や渋谷ではない空気を味わおうと下町に来るケースも増えたそうで、街の人が英語も通じない中国人観光客相手に頑張って道案内をする姿を見て、「下町らしいな」と感じるとか。「人間のコミュニケーションの機微みたいなのはSNSをやってるだけじゃ分からないものもありますからね。ぜひ下町に来て、体験してほしいですね」と語っていました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「RADIO DONUTS」
放送日時:毎週土曜 8時-12時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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