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天才イーサン・ホークが「導かれた」84歳ピアノ教師

天才イーサン・ホークが「導かれた」84歳ピアノ教師

J-WAVE金曜11時30分からの番組「PARADISO」のワンコーナー、J-WAVEの無料会員サービスJ-me内のネット上の部活動と連動した「CINEMA CIRCLE」(ナビゲーター:大倉眞一郎・板井麻衣子)。「PARADISO」は、この日が最終回…ということで、板井と大倉の二人でお届けする最後のオンエアでした。

そんな少し寂しい9月30日のオンエアでは、「こんな年の取り方をしたいと思った映画」をテーマに大倉が選んだ「シーモアさんと、大人のための人生入門」というドキュメンタリー映画を取り上げました。

監督はイーサン・ホーク。イーサン・ホークといえば俳優、脚本家、映画監督、演出家、小説家でもあり「超マルチで才能豊かな彼」と大倉も評する人物。同作は、そんな監督が人生に行き詰まりを感じたときにある食事会で、“シーモアさん”に出会ったことがきっかけで生まれました。

イーサン・ホークは「俺どうしたらいいんでしょう」と相談したところ、シーモアさんと話すことでとても気が楽になり「導かれた」ことから、このシーモアさんのドキュメンタリー映画を撮ることを決めたそう。

そんなシーモアさんは何者なのかというと…現在89歳、当時84歳のピアノ教師のおじいさんでした。10代でプロデビューした才能の持ち主でしたが、50歳のときに「こんな商業主義にまみれたことはやってられない」とコンサートツアーを放棄し、ピアニストとしての自分を終わらせてピアノ教師になったのだとか。

大倉いわく「シーモアさんのピアノの教え方が素晴らしい」そうで、これには板井も「目から鱗というか…」と同じく驚いた様子。

さらに大倉は「いろんなドキュメンタリーでピアノの先生が生徒に教えるっていうのを見てきてるんですが、『え? こんなふうにして教えんの!?』と。もちろんテクニックのこともちゃんと言うんですけどね、それがテクニックに留まってないんですよね。本当びっくりしたなあー」と話しました。

そして板井が「あと、言葉ですよね…」と投げかけると、大倉も「どういうふうな言葉をかければこういうふうに弾くだろうとか、考えてるのか直感かわからないんですが、その見事さですよね」同調します。

「言葉としての魅力が詰まっている」(板井)、「人間としての魅力にも溢れている」(大倉)というこの映画「シーモアさんと、大人のための人生入門」は、渋谷アップリンク、シネスイッチ銀座などの劇場で10月1日から公開されます。

さて、同コーナーの次回が、どんな形になるかは「内緒」だそうですが、同じく14時10分頃からオンエアされるそう。

「自分でもどんな回になるかわかっていない(笑)」と話す大倉ですが、これまで以上に皆さんのコメントが重要になるらしいので、ぜひ、J-meへコメントをお寄せください! 次回のテーマは「友情を描いた映画」です。

最後に「1年半ありがとうございました、来週からも楽しみにしてます!」と大倉にメッセージを送る板井でした。

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【関連サイト】
「J-me CINEMA CIRCLE」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/jlc/circle/cinema/

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