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待機児童問題を解消する銀座の“3D公園

待機児童問題を解消する銀座の“3D公園"とは?

J-WAVE月曜-木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。

9月13日(火)のオンエアでピックアップしたキーワードは「3D公園」。東京都内で保育所に入れない待機児童問題を解消するため、小池都知事によるさまざまな取り組みが進められていますが、先月中央区が打ち出した“ある政策”が注目を集めています。

それは待機児童問題の解消に向けて、銀座のオフィス街のど真ん中にある「水谷橋公園」を“立体化”させようというもの。

公園の中に保育所を作るという案はこれまでにもあったのですが、住民の憩いの場でもある公園がなくなっては困るという反対意見もあり、実現していませんでした。その問題を解消し、公園と保育所の同居を可能にするというこの「公園の立体化計画」とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

中央区福祉保健部子育て支援課長の山崎健順さんにお話を伺いました。

「水谷橋公園は、公園自体の面積が760平米ほどですので、この中に保育園をということも考えたんですけども、そうするとそれほど広い保育園ができないものですから、それであれば公園自体を上にあげて、下に保育園を作ると。イメージとしては保育園の屋上部分を公園にするような形です」

保育園と公園の入り口は別々になる予定なので、公園自体は今までのように誰でも利用が可能。ただ保育園の上にある公園なので、保育園の運動場としても活用できるように遊具も取りそろえるそうです。

今後、設計や整備を経て、2019年の開園を目指していくそうなのですが、たくさんの人が訪れる“銀座のまん真ん中”ということで、多くの人にとって便利な施設にするのが目標だそう。

「銀座1丁目にございますので、土日等にお買い物にいらっしゃる方も今後増えていきますので、そういった方のお子さんの一時預かりも考えていきたいと思っています」

これは小さいお子さんを連れて買い物をするご家庭だけでなく、銀座で仕事をしながら子育てしている方も助かるのではないでしょうか。

ぜひこの計画を実現させて、今後たくさんの待機児童を抱える地区にも広がっていくといいですね♪

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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