J-WAVE月曜-木曜の22時からの番組「AVALON」(月曜担当ナビゲーター:松岡茉優)。今週のAVALONは「限界を超えろウィーク!」。
9月12日(月)のオンエアは、健常者側からの視点と障害者側からの視点にはどんなズレがあるのかなど「ハンディキャップの限界を越えろ!」をテーマに徹底討論しました。
番組の前半は、「バリバラ」(NHK)でお馴染みのフリースタイルDJ、山本シュウさんをお迎えし、ハンディキャップとの向き合い方について掘り下げていきました。
山本さんがMCを務める番組で“障害者で感動を生み出す方程式”に異論を唱えた、「感動ポルノ問題」が世間で大きな反響を呼びました。ただし、山本さんの思いは一部で話題になったこととは異なっていたようです。
山本:番組の予告だけを見た一部のジャーナリストの皆さんが「NHKがケンカを売っている」って言ってたけど、そうではないんです。僕らはみんな親戚だと思っていて「バリバラ」と「24時間テレビ」は同じ時間に放送しているし、こちらとしては一緒にやりたいっていう気持ちでやってるんです。一年のうちで、こんなに障害者のことを考える日は他にないから…。ところが「ケンカを売ってる」って言ってる人たちがいたから、番組でも説明したんです。愛し合わないとアカンって。
山本さんは、障害者を下に見て無意識に優越感に浸ることについて、気をつけないといけない…と思いを語りました。
山本:人が一生懸命、何かに向かう姿に感動する…っていうのはそれで良いと思うんです。でも、例えばテレビを見ていて、親が「目の不自由な人が頑張ってて、アンタは五体満足なのにもっと頑張らないと」って言うのも良くない。「五体満足」っていう言葉自体を消さないと。ただ、それまでのことを批判してもしょうがないから、そろそろリニューアルしませんか…っていうことなの。
リスナーからは、障害のある人たちとの接し方に関するメールが届きました。それを紹介しつつ…
松岡:どうしても重く考えてしまう人もたくさんいると思うんですけど、どのように接すればいいのでしょう。
山本:自分たちの感覚で、仲良くしていったらいいんじゃないの? 人間は“慣れ”のパワーを持ってるから大丈夫。仲良くしたら、相手に障害があることを意識しなくなるから。でもそもそもは、教育が変わらないとダメ。「先生が教える」という教育ではなく、生徒の皆で話し合って問題を見つけて、話し合ってつながることの大切さを知るのが重要。そのようにしていけば、小さい頃から声をかけることができるようになるから。
最後にリスナーの皆さんにエールを送りました!
山本:悩んだり迷ったりしたらとにかく動いて、そのときに何を感じたかを大事にする。直感を信じて好きなように生きてください。夢が破れたとしても、あなたの心のエンジンはパワーアップしてますから! パワーアップしたエンジンは次の夢に乗せていけます。辛い思いをしている子は、それが財産になる日が必ずきます。そして、あなたは一人じゃない。あなたの命は、あなただけのものじゃない!
松岡:シュウさんのお話を聞いてたら、未来には希望があるんだって思いました!
山本シュウさんは、10月19日(水) に「レモンさん&ライムさんのスーパー人生相談室」を行います。詳細は山本さんのホームページをチェックしてください!
番組の後半は、劇場版アニメ「聲の形」(山田尚子 監督)で松岡と声優で共演している入野自由さんが登場しました。入野さんは「千と千尋の神隠し」のハク、「おそ松さん」のとど松役などでおなじみの超人気声優です。
「聲の形」(大今良時 原作)は、小学6年の石田将也の学校に聴覚障害を持つ少女・西宮硝子が転校。将也は彼女にちょっかいを出したことで孤立してしまう。その後、高校生となった将也が硝子との関係を取り戻していくお話です。入野さんは高校生の将也を、松岡は小学生の将也を演じています。
収録にあたり、二人とも山田監督といろいろなことを話し合ったそうです。
入野:つながりたいけどつながれない、ディスコミニケーションの部分を強く描きたいって監督から聞いて、「伝えたい」という気持ちを拠り所にして演じました。どうやったら自分が思っていることをうまく伝えられるんだろうって思って。
松岡:「聲の形」は、監督が作品やそれぞれのキャラクターを心から愛していたからこそできたんだと思います。
実は声優の仕事は2回目となる松岡も、演じることについては悩んだそうです。
松岡:監督からはナチュラルにやってくださいって言われたんですけど、声だけでは感情が十分に伝わらないことが何度もあって、どうしてだろうと思って…。
入野:僕も分かんないです…。
入野さんはいろいろと考えた結果、「場数が大事」とアドバイスしていました。監督や入野さん、松岡の思いの詰まった映画「聲の形」は9月17日(土)公開です♪
さて、9月13日(火)の「AVALON」はKenKenが「己の限界を越えろ!」をテーマにお送りします。そしてKenKen自ら、ベース速弾きの限界に挑戦します。そして…あのSlipknotのClownが「AVALON」に登場!? 22時からオンエアをお聴き逃しなく!
【関連サイト】
「AVALON」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/avalon/
9月12日(月)のオンエアは、健常者側からの視点と障害者側からの視点にはどんなズレがあるのかなど「ハンディキャップの限界を越えろ!」をテーマに徹底討論しました。
番組の前半は、「バリバラ」(NHK)でお馴染みのフリースタイルDJ、山本シュウさんをお迎えし、ハンディキャップとの向き合い方について掘り下げていきました。
山本さんがMCを務める番組で“障害者で感動を生み出す方程式”に異論を唱えた、「感動ポルノ問題」が世間で大きな反響を呼びました。ただし、山本さんの思いは一部で話題になったこととは異なっていたようです。
山本:番組の予告だけを見た一部のジャーナリストの皆さんが「NHKがケンカを売っている」って言ってたけど、そうではないんです。僕らはみんな親戚だと思っていて「バリバラ」と「24時間テレビ」は同じ時間に放送しているし、こちらとしては一緒にやりたいっていう気持ちでやってるんです。一年のうちで、こんなに障害者のことを考える日は他にないから…。ところが「ケンカを売ってる」って言ってる人たちがいたから、番組でも説明したんです。愛し合わないとアカンって。
山本さんは、障害者を下に見て無意識に優越感に浸ることについて、気をつけないといけない…と思いを語りました。
山本:人が一生懸命、何かに向かう姿に感動する…っていうのはそれで良いと思うんです。でも、例えばテレビを見ていて、親が「目の不自由な人が頑張ってて、アンタは五体満足なのにもっと頑張らないと」って言うのも良くない。「五体満足」っていう言葉自体を消さないと。ただ、それまでのことを批判してもしょうがないから、そろそろリニューアルしませんか…っていうことなの。
リスナーからは、障害のある人たちとの接し方に関するメールが届きました。それを紹介しつつ…
松岡:どうしても重く考えてしまう人もたくさんいると思うんですけど、どのように接すればいいのでしょう。
山本:自分たちの感覚で、仲良くしていったらいいんじゃないの? 人間は“慣れ”のパワーを持ってるから大丈夫。仲良くしたら、相手に障害があることを意識しなくなるから。でもそもそもは、教育が変わらないとダメ。「先生が教える」という教育ではなく、生徒の皆で話し合って問題を見つけて、話し合ってつながることの大切さを知るのが重要。そのようにしていけば、小さい頃から声をかけることができるようになるから。
最後にリスナーの皆さんにエールを送りました!
山本:悩んだり迷ったりしたらとにかく動いて、そのときに何を感じたかを大事にする。直感を信じて好きなように生きてください。夢が破れたとしても、あなたの心のエンジンはパワーアップしてますから! パワーアップしたエンジンは次の夢に乗せていけます。辛い思いをしている子は、それが財産になる日が必ずきます。そして、あなたは一人じゃない。あなたの命は、あなただけのものじゃない!
松岡:シュウさんのお話を聞いてたら、未来には希望があるんだって思いました!
山本シュウさんは、10月19日(水) に「レモンさん&ライムさんのスーパー人生相談室」を行います。詳細は山本さんのホームページをチェックしてください!
番組の後半は、劇場版アニメ「聲の形」(山田尚子 監督)で松岡と声優で共演している入野自由さんが登場しました。入野さんは「千と千尋の神隠し」のハク、「おそ松さん」のとど松役などでおなじみの超人気声優です。
「聲の形」(大今良時 原作)は、小学6年の石田将也の学校に聴覚障害を持つ少女・西宮硝子が転校。将也は彼女にちょっかいを出したことで孤立してしまう。その後、高校生となった将也が硝子との関係を取り戻していくお話です。入野さんは高校生の将也を、松岡は小学生の将也を演じています。
収録にあたり、二人とも山田監督といろいろなことを話し合ったそうです。
入野:つながりたいけどつながれない、ディスコミニケーションの部分を強く描きたいって監督から聞いて、「伝えたい」という気持ちを拠り所にして演じました。どうやったら自分が思っていることをうまく伝えられるんだろうって思って。
松岡:「聲の形」は、監督が作品やそれぞれのキャラクターを心から愛していたからこそできたんだと思います。
実は声優の仕事は2回目となる松岡も、演じることについては悩んだそうです。
松岡:監督からはナチュラルにやってくださいって言われたんですけど、声だけでは感情が十分に伝わらないことが何度もあって、どうしてだろうと思って…。
入野:僕も分かんないです…。
入野さんはいろいろと考えた結果、「場数が大事」とアドバイスしていました。監督や入野さん、松岡の思いの詰まった映画「聲の形」は9月17日(土)公開です♪
さて、9月13日(火)の「AVALON」はKenKenが「己の限界を越えろ!」をテーマにお送りします。そしてKenKen自ら、ベース速弾きの限界に挑戦します。そして…あのSlipknotのClownが「AVALON」に登場!? 22時からオンエアをお聴き逃しなく!
【関連サイト】
「AVALON」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/avalon/
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