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尾崎裕哉 5歳のときから「父のような歌手になりたい」

尾崎裕哉 5歳のときから「父のような歌手になりたい」

J-WAVE月曜-木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。9月13日(火)のオンエアには、先月、自身の26年の人生を綴った著書『二世』を出版し、今月にメジャーデビューしたシンガーソングライター・尾崎裕哉さんがゲストとして登場しました!

尾崎さんは1989年東京生まれ。2歳のときに父・尾崎豊さんが亡くなられて、お母さまと共に渡米。15歳までボストンで過ごし2005年に帰国。大学院を卒業後、音楽を軸にした社会貢献を目指して楽曲制作、ライブ活動を行っています。

そして、メジャーデビューシングル「始まりの街」をリリースしたのが9月5日。その前日には、デビューコンサート「billboard classics 尾崎裕哉 premium concert―始まりの歌―」(よみうり大手町ホール)を開催しています。それまでにも全国各地でソロライブを行い、いくつものフェスに出演されてきているのですが、その日はかなり緊張されたそうです。

「クラシックホールだからなのか、500人来るからなのか分からないですけど、もうドキドキでした(笑)」

父・豊さんと同じシンガーソングライターとしての道を選んだ尾崎さん。歌手になろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか?

「僕が5歳くらいのときに、初めてちゃんと、尾崎豊のようなアーティストになりたいって思ったんですよね。そこから意識だけはあって、高校を卒業するときにミュージシャンになろうと思ったんですけど、母親に怒られて(笑)。『あなたは大学に行きなさい』と」

このとき、お母さまから野球選手を例に挙げたアドバイスをもらったそうなのですが…。

「(詳しくは)買って読んでください!」と別所からストップが!! 詳細は著書『二世』に書かれているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

尾崎さんが高校卒業後にミュージシャンになろうと思ったのは、父・尾崎豊さんが18歳という若さでデビューされていたことが理由だったそうです。

「僕はそこをずっと目標としていたので、14歳のときに『いや、僕は16歳でデビューしてやろう』と。そこで一歩早くやってやろうじゃないかって思ってたんですけど(笑)」

特に思春期の男子は「父親を超えたい!」という欲望がありますよね。これに別所も境遇は違えど共感していました。

そんな尾崎さんのデビュー曲「始まりの街」には、お母さまへのある思いが込められているそうです。

「僕が20歳のときに、ビデオをプレゼントしてくれて、そこにメッセージが書かれていて。『パパがいなくて寂しい思いをさせてごめんね』って書いてあったんです。で、それに対するアンサーソングです」

尾崎さんがお母さまへの思いを歌った曲、その歌詞にはきっと誰もが共感するはず。別所は「切ないけど、前向きになれて心があったかくなる」と感じたようです。

そして話は再度、尾崎さんの著書『二世』について。本の中に「最近、尾崎豊の息子というのを隠さなくなった」と書かれていますが、これまでを振り返ってみて、父・尾崎豊という存在はプレッシャーになっていたのでしょうか?

「プレッシャーはないんですけど…でも、自分の中で、どうしても父親と比べているところがあったので。じゃあ父親ができないこととか、できなかったこととか、そういうのを含めて、『自分は何をやりたいんだろう?』っていうところをすごい突き詰めてきたって感じですかね」

テレビで披露した父・尾崎豊さんの歌「I LOVE YOU」などで、すでにその歌声は各方面で話題となり、絶賛されている尾崎裕哉さん。今後の活躍が楽しみで仕方がありませんね♪

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.html

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