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コンゴのオシャレ集団“サプール”って知ってる?

コンゴのオシャレ集団“サプール”って知ってる?

J-WAVEの平日20時からの番組「JAM THE WORLD」内のワンコーナー「LOHAS TALK」(ナビゲーター:小黒一三)。8月29日(月)のオンエアには、写真家の茶野邦雄さんが登場しました。

茶野さんは1959年、滋賀県生まれ。大学卒業後にフリーランスのフォトグラファーとして活動を始め、86年に渡米。その後、欧米各地で取材撮影を行い、帰国後は91年から沖縄に生活の拠点を移します。そして現在は、コンゴのオシャレ集団“サプール”を撮影した写真集が話題です。

“サプール”とは、アフリカのコンゴで生まれた、貧困国でありながらハイブランドのスーツに身を包み、街中を闊歩し、平和のメッセージを発信するオシャレ集団。実は90年以上の歴史があると言われています。

元々フランスの植民地だったコンゴ共和国、そしてベルギーの植民地だったコンゴ民主共和国と2つのコンゴがあるのですが、茶野さんがコンゴ共和国の方に渡り、撮影したものをまとめた写真集が『平和をまとった紳士達』。

茶野さんがサプールの存在を知ったのは、2年前の2014年だそう。イギリスのギネスビール社がヨーロッパ向けに発表した、サプールをモチーフにしたショートムービーとCM。茶野さんは沖縄でビール会社の広告を手がけているため、世界中のビールのCMなどをチェックしているそうで、「こんな人たちがいるんだ!というのを知って。こりゃ会いに行かなきゃと現地にすぐ飛んだんですよ」と、サプールとの出会いを教えてくれました。

小黒も「白いパラソルとかさして歩いているので驚きましたよね。衝撃ですよね」と語るサプールですが、茶野さんは何に驚かれたのでしょうか?

「やっぱりお金がないじゃないですか。世界最貧国の一つと言われているのに、こんなハイブランドのスーツを買って、ただ街を歩くだけなんですよね。それって変なおっさんでしょ? 『なんでこんなことしてるのかな?』っていうのがまず一番の疑問。どこからこのスーツを手に入れているんだろうと」

さらに、「彼らは平和のメッセージも発信しているのですが、そのメッセージがすごくシンプルで、『これはわかりやすいなあ』ということが魅力でした」と続けてくれました。

9月2日(金)まで、コンゴのオシャレ集団“サプール”の話をたっぷりと茶野さんに語っていただきます!

【関連サイト】
「LOHAS TALK」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/

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