J-WAVE日曜朝6時からの番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「OPINION」。8月28日のオンエアでは、ご覧になって大興奮した方もたくさんいらっしゃるはず、リオデジャネイロ・オリンピック「陸上男子4×100メートルリレー」銀メダリストの山縣亮太選手をお迎えしました!
山縣選手は、今大会で自己ベストを更新、さらに日本陸上の歴史を塗り変える銀メダルを獲得しました。
今回の400メートルリレー、勝利の大きな要因はそのチームワークですが、その中でもバトンパスは“世界一”と言われています。他の国との違いは「パスの方式」。多くの国は“オーバーハンドパス”を採用しているのですが、日本は“アンダーハンドパス”を採用。これは世界で見ても稀だそうです。バトンパスの練習は3月から行っていたそうで、「練習の数は数え切れない」「おそらく日本はどの国よりも練習しているんじゃないかと思います」とのこと。
パス以外では、日本の強さは他に何があるのでしょうか?
「今年でいえば、個々の走力がいつもに比べて高かったっていうのが大きな要因だと思います」
“個の走力”といえば、山縣さんは今大会で、そのスタートダッシュの素晴らしさが世界中でも認知されたと思います。その華麗なスタートダッシュの秘訣をお聞きしました。
「コツといえば…“耳で聞いて出ないこと”ですかね。集中力を高めて反射で出る」と山縣さん。スタートの合図を耳で考えて出ると、スタートが遅れてしまうそう。それを「肌の表面で聞いている」と表現されましたが…並外れた努力と集中力の賜物ですね。
しかもそれをオリンピックという大舞台で発揮できるところもすごいですよね。その点については「一番は開き直れるところかなって思います(笑)」とのこと。世界大会になると、当然、良い結果を出したいと思うもの。しかし、いくら結果を出そうと考えても、走り出すまでどうなるかわからないため、「最後は、結果はもういいや、みたいな。自分の走りをして自分が納得すればいいや、と思って。最後はそうなるんですよ」と話します。
そしてなんとこの日、山縣さんはスタジオに“銀メダル”を持ってきてくださいました。持たせてもらった平井の感想は「ずっしり重い」とのこと。このメダルを首にかけた瞬間、どんな気持ちだったのでしょうか?
「いやぁ、『メダル獲ったんだなぁ』と。『これは一生の思い出になるな』とも思いました」。そして同時に「やっぱり『君が代』をかけられたら最高だなって思いました」と、4年後の東京オリンピックへの思いも芽生えたそうです。
また、400メートルリレーのウイニングランのとき、ボルト選手の方から山縣さんに握手を求められていましたが、そのときの気持ちはどうだったのでしょう?
「ボルト選手は、僕にとっても、日本中の陸上選手にとっても憧れの選手だと思うので、そういう選手から握手を求められたときは、『こんなに嬉しいこともあるのか!』と思いましたね」と、このとき自分たちがやったことの凄さを改めて感じたそうです。
4年後の東京オリンピックはもちろん、山縣選手の今後の活躍から目が離せませんね!
【関連サイト】
「WONDER VISION」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/
山縣選手は、今大会で自己ベストを更新、さらに日本陸上の歴史を塗り変える銀メダルを獲得しました。
今回の400メートルリレー、勝利の大きな要因はそのチームワークですが、その中でもバトンパスは“世界一”と言われています。他の国との違いは「パスの方式」。多くの国は“オーバーハンドパス”を採用しているのですが、日本は“アンダーハンドパス”を採用。これは世界で見ても稀だそうです。バトンパスの練習は3月から行っていたそうで、「練習の数は数え切れない」「おそらく日本はどの国よりも練習しているんじゃないかと思います」とのこと。
パス以外では、日本の強さは他に何があるのでしょうか?
「今年でいえば、個々の走力がいつもに比べて高かったっていうのが大きな要因だと思います」
“個の走力”といえば、山縣さんは今大会で、そのスタートダッシュの素晴らしさが世界中でも認知されたと思います。その華麗なスタートダッシュの秘訣をお聞きしました。
「コツといえば…“耳で聞いて出ないこと”ですかね。集中力を高めて反射で出る」と山縣さん。スタートの合図を耳で考えて出ると、スタートが遅れてしまうそう。それを「肌の表面で聞いている」と表現されましたが…並外れた努力と集中力の賜物ですね。
しかもそれをオリンピックという大舞台で発揮できるところもすごいですよね。その点については「一番は開き直れるところかなって思います(笑)」とのこと。世界大会になると、当然、良い結果を出したいと思うもの。しかし、いくら結果を出そうと考えても、走り出すまでどうなるかわからないため、「最後は、結果はもういいや、みたいな。自分の走りをして自分が納得すればいいや、と思って。最後はそうなるんですよ」と話します。
そしてなんとこの日、山縣さんはスタジオに“銀メダル”を持ってきてくださいました。持たせてもらった平井の感想は「ずっしり重い」とのこと。このメダルを首にかけた瞬間、どんな気持ちだったのでしょうか?
「いやぁ、『メダル獲ったんだなぁ』と。『これは一生の思い出になるな』とも思いました」。そして同時に「やっぱり『君が代』をかけられたら最高だなって思いました」と、4年後の東京オリンピックへの思いも芽生えたそうです。
また、400メートルリレーのウイニングランのとき、ボルト選手の方から山縣さんに握手を求められていましたが、そのときの気持ちはどうだったのでしょう?
「ボルト選手は、僕にとっても、日本中の陸上選手にとっても憧れの選手だと思うので、そういう選手から握手を求められたときは、『こんなに嬉しいこともあるのか!』と思いましたね」と、このとき自分たちがやったことの凄さを改めて感じたそうです。
4年後の東京オリンピックはもちろん、山縣選手の今後の活躍から目が離せませんね!
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