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棚橋弘至を救ったマッサージ師おばちゃんの一言

棚橋弘至を救ったマッサージ師おばちゃんの一言

J-WAVE日曜朝6時からの番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「OPINION」。8月14日のオンエアでは、プロレスラーの棚橋弘至さんにお話を伺いました。

登場するや否や「新日本プロレス100年に1人の逸材、棚橋です」と自己紹介した棚橋さん。平井はご本人の体格を目の当たりにして「厚みが違います!」と感動していました。

棚橋さんは1999年に新日本プロレスに入門。2006年に新日本プロレスのチャンピオンベルト、IWGPヘビー級王座を初めて獲得。これまでに7回チャンピオンに輝いています。

プロレスラーとして、年間に140試合を行う棚橋さん。コンディションを維持するために年間300回は練習をしているそうです! テレビのバラエティ番組や、時代劇にも出演。それも並々ならぬ、プロレス愛があるからこそのようです。

「2006年に初めてチャンピオンになった頃、プロレスのビジネスがうまくいってなくて、会場のお客さんも少なくて、盛り上がらない状況だったんです。

どこから手を付けていいのかわからない状況の中で、プロレスに興味がない方にも情報を発信していかないと広がっていかないと思ったので、ブログやツイッター、インスタグラムなどを始めて、日々発信していくようになりました」(棚橋さん、以下同)

実は平井もプロレス観戦に足を運んだそうです。そこで平井は「汗臭くて、ムキムキな方が応援しているいうイメージがあったんですけど、意外と女性が多かったです。ファン層は変わってきてますか?」と質問。

「変わってきてます。僕たちが子どもの頃は大人の男が楽しむというイメージでしたが、今は真壁選手や本間選手をはじめとして、地上波に出演する機会が増えて、プロレスラーが怖い、ではなく、おもしろいというイメージが広がってきたんです。それで、女性も家族連れも来やすくなったというのはありますね」

さらに、棚橋さんは小説を発表しました! 新潮社から発売になったムック本『NEW WORLD』にデビュー作となる物語「全力兄弟」が掲載されています。実は棚橋さんは本を読むのも文章を書くのも好きで、新聞記者になるのが夢だったそうです。

「日々、文章を書きたいという思いを温めつつ、ブログや日記などで文章力を高めていたら、編集者さんから打診がありまして。エッセイとは違って、小説は文章を読みながら、その場所をイメージさせたり、五感に訴えかけたりしないといけないので、どのように表現したらいいのか、思うところがありました」

平井も「読みごたえがあって、読み終わった後の気持ち良さが突き抜けていました!」と、大満足!

そんな棚橋さん、多忙な生活の中では、本にも映画にもなかなか触れることができないそうですが、心が折れそうだった2006年頃、ホテルのマッサージ師のおばさんに言われた一言が印象に残っているそうです。

「前向きという考え方は危険よ。現状を受け入れずに話をすり替えて、気持ちを前に向けているだけだから、問題の解決になってないの。ポジティブ/ネガティブの上位概念、全てを受け入れることで、次にやるべきことが見えてきますよ」

そんな一言を受けて、前向きでないといけないと思い込んでいた棚橋さんの人生観が変わったといいます。

最後に、ワクワクする未来への提案「WONDER VISION」を伺ったところ「新日本プロレスがもっと広がって、中継の翌日に話題になること…ですかね!」との答えが返ってきました。今後のご活躍も、楽しみにしています!

【関連サイト】
「WONDER VISION」
https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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