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サムライギタリストMIYAVIがあのバンド解散を語る

サムライギタリストMIYAVIがあのバンド解散を語る

J-WAVE月曜-木曜の22時からの番組「AVALON」(火曜担当ナビゲーター:KenKen)。今週の「AVALON」は「夢を追う! AVALONドリームセミナー」と題して、夢を追いかけるみなさんを応援していきます。8月23日のオンエアには、KenKenの盟友・ギタリストのMIYAVIさんが登場しました!

MIYAVIさんといえば、ピックを使わず指でエレクトリックギターを弾く独自の「スラップ奏法」で世界中から注目を集め、これまでに4度のワールドツアーを成功させるなど、日本を代表するギタリストとして活躍中です。ちなみに、KenKen代表とは10年近い付き合いになるそうです。

そんなMIYAVIさんですが、ギタリストになるまでは大きな紆余曲折があったそうです。

子どもの時はサッカー選手になるのが夢で、プロチームのジュニアユースに所属していたというMIYAVIさん。しかし、15歳の時に足を負傷し、それをきっかけにサッカーを断念。その後ギターに出合い、自由に弾けるギターの魅力にのめり込んでいきました。

そして17歳の時、お世話になっていた先輩の死にショックを受け、上京。上京してすぐにロックバンドDué le quartzのメンバーと出会い加入、バンドの仲間の優しさに助けられたと言います。しかし、2002年にバンドの目指す方向性の違いにより、話し合いの末に解散。以降はソロとして活動することになりました。

このバンドの解散について、MIYAVI さん自身は「挫折」ではなく「次への一歩」と前向きに捉えていたそうです。また、この解散をきっかけに、ファンとの関係性を見直すようになったとも。

MIYAVI:ディープな話になるんだけど、バンドが解散した時にファンから「生きていく理由がなくなりました」とか「どうやって生きていったらいいんですか」みたいな手紙も届いたの。生きていく中で、どこかで(僕たちの)バンドに助けを求めていた子たちも多くて、その子たちにとって心の拠り所だったところもあったと思うんだよね。

KenKen:うんうん。

MIYAVI:そういう手紙をもらって、バンドを解散することってそんなに重大なことなんだって気づいたわけ。だから、ソロであろうがバンドであろうが、自分の活動を続けていくことでその子たちの助けになれればいいなと思ったんだけど…同時にその関係性って「美しくないな」とも思ったの。俺がいなくなったら生きていけないって、ドラッグみたいなものじゃん。

KenKen:そうだね。

MIYAVI:だから、依存するっていうよりは、同じ方向を向いて進んでいく関係性になりたいと思ったんだよね。

解散という大きな節目が、MIYAVIさんにとって、さまざまなことを後押ししてくれたようですね。

さて、番組ではKenKenと、ぴったりと息のあったセッションも披露してくれたMIYAVIさん! 聴き逃してしまった…という方、8月25日(木)14時からの番組「ACOUSTIC COUNTY」(ナビゲーター:坂倉アコ)は必聴ですよ。「超絶技巧 ギター編」での耳を疑うテクニックの演奏をお楽しみに!

【関連サイト】
「AVALON」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/avalon/

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