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今流行の“制服ファッション” 「ポイントはコスプレにならないこと」

今流行の“制服ファッション” 「ポイントはコスプレにならないこと」

J-WAVE月曜~木曜朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。4月13 日(水)のオンエアでは、今話題の制服ファッションを紹介しました。

街ゆく人々もすっかり春の装いとなった今日この頃ですが、このところ東京の街で、ちょっとユニークな制服ファッションが注目を浴びています。

4月21日(木)に、西荻窪にオープンする少年少女服のブランド「NEB AARAN DO’BY ネバアランド」。その大きな特徴は「制服」をモチーフにしたデザインであること!

制服といえば、学生時代の象徴といえるものですが、今、制服に対する価値観が少しずつ変化しているようです。“制服風”のファッションが注目される一方で、自分の学校のものではない制服を、あえて私服で着用する高校生も増えています。ファッションとしての“制服”の人気のヒミツについて、スタイリストの森田文菜さんに話を伺いました。

「“プレッピースタイル”という、お金持ちのお坊っちゃまや、お嬢さまが着るような“良家の子女ファッション”というのが3~4年前からトレンドになっています。具体的には、ボタンダウンのシャツとか、カーディガン、ライン入りのニットやプリーツスカートなど、制服ファッションと似ています。プレッピーファッションの流行の背景には、アイドル文化の人気が一因にあるかもしれません。アイドルの子たちは、シャツにミニスカート、ハイソックスにローファーというプレッピーで制服っぽいスタイルにしていることが多く、ここから制服がファッションとして認識されるようになったと思われます」

プレッピースタイルの良いところは、かわいさの中にも清潔感や、きちんとしている雰囲気を演出できる点ですが、その着こなしには注意が必要とも。

「リボンやネクタイ、プリーツスカートにローファーという制服ファッションのアイテムをフルセットでそのままを着てしまうと、完全なコスプレになってしまいます。そうではなくて、“制服風”のアイテムを“制服風の着こなし”にするのが重要になります。セーラーカラーのブラウスだったり、ラインの入ったニットだったり、チェックのプリーツスカート、厚底のローファーなど、制服を現代風にオマージュしたアイテムを選びます。コーディネートに取り入れるそれらのアイテム数を2点くらいに抑えると、ファッションとして制服が成り立つと思います」

あくまでも“制服”ではなく“制服風”に着こなすことが大事なのだそうです。制服ファッションが流行すれば、海外からの注目も集まりそうですね!

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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