J-WAVE月曜~木曜の朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。4月6日(水)のオンエアでは、90年代に一大ムーブメントを築いたファッションアイテム「Gショックリバイバル」をキーワードにお送りしました。
もはや詳しい説明も不要かもしれませんが、「Gショック」は時計メーカーのカシオが製造・販売する人気腕時計。その最大のブームは90年代後半に巻き起こりました。1997年には、年間600万個の出荷を記録するなど、一大ブームになったことを覚えている人は多いはず。
そんなGショックが2014年度、当時の最高記録を上回る730万個の出荷台数を記録。ここ数年の記録的な売り上げから“第二次ブーム”とも呼ばれています。たしかに最近、街でもよく見かけますよね。
今回は、男性向けファッションウェブマガジン『タスクラップ』に執筆されている時計ライター・黒野一刻さんに、「Gショックリバイバルブームの背景」についてうかがいました。
■かつてのGショックが持つイメージを一新!
「今、売れているGショックのブームは、海外を中心にして起きています」と黒野さん。2009年くらいから海外で売れているそうなのですが「売り方を変えた」とのこと。これまで、ホームセンターや量販店で売っている“安価な時計”といったイメージだったのを、高級時計店や百貨店で販売するようにし、有名人や、世界的なスノーボードブランド・バートンとのコラボレーションなどでイメージを一新しました。
90年代のブームを引っ張ったのは若者が中心でしたが、販売戦略の変更とともに、目の肥えた人たちが買うようになったことにも注目。先月の時計の見本市では、Gショックとしては過去最高額の70万円のモデルも売れたそうです。
■海外をリードする日本の「ハイブリット腕時計」
そして、機能面にも世界でヒットする秘密がありました。それは「ハイブリット腕時計」の登場です。従来の標準電波を受信する機能に加え、GPS電波も受信できるようにすることで、地球のどこにいても正確な時間を常に表示することを可能にしました。これが世界で非常にウケているのだそう。
ハイブリット電波時計は、国内メーカーの技術が海外よりも先行しているそうです。今後、カシオ以外からも世界でブームとなる腕時計が誕生するかもしれませんね!
【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/
もはや詳しい説明も不要かもしれませんが、「Gショック」は時計メーカーのカシオが製造・販売する人気腕時計。その最大のブームは90年代後半に巻き起こりました。1997年には、年間600万個の出荷を記録するなど、一大ブームになったことを覚えている人は多いはず。
そんなGショックが2014年度、当時の最高記録を上回る730万個の出荷台数を記録。ここ数年の記録的な売り上げから“第二次ブーム”とも呼ばれています。たしかに最近、街でもよく見かけますよね。
今回は、男性向けファッションウェブマガジン『タスクラップ』に執筆されている時計ライター・黒野一刻さんに、「Gショックリバイバルブームの背景」についてうかがいました。
■かつてのGショックが持つイメージを一新!
「今、売れているGショックのブームは、海外を中心にして起きています」と黒野さん。2009年くらいから海外で売れているそうなのですが「売り方を変えた」とのこと。これまで、ホームセンターや量販店で売っている“安価な時計”といったイメージだったのを、高級時計店や百貨店で販売するようにし、有名人や、世界的なスノーボードブランド・バートンとのコラボレーションなどでイメージを一新しました。
90年代のブームを引っ張ったのは若者が中心でしたが、販売戦略の変更とともに、目の肥えた人たちが買うようになったことにも注目。先月の時計の見本市では、Gショックとしては過去最高額の70万円のモデルも売れたそうです。
■海外をリードする日本の「ハイブリット腕時計」
そして、機能面にも世界でヒットする秘密がありました。それは「ハイブリット腕時計」の登場です。従来の標準電波を受信する機能に加え、GPS電波も受信できるようにすることで、地球のどこにいても正確な時間を常に表示することを可能にしました。これが世界で非常にウケているのだそう。
ハイブリット電波時計は、国内メーカーの技術が海外よりも先行しているそうです。今後、カシオ以外からも世界でブームとなる腕時計が誕生するかもしれませんね!
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