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文化庁メディア芸術祭、今年注目のテーマは「LGBT」

J-WAVE日曜の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「ENASAVE SOCIAL EVENT & MOVIE TIPS」。2月7日のオンエアでは、「第19回 文化庁メディア芸術祭」を紹介しました。

現在、国立新美術館を中心に開催されている同イベント。世界のおよそ90カ国からエントリーされた4500点の中から選ばれた120点ほどの作品が展示されています。世界各地から集まる作品は 時代の流れを反映しており、今回注目なのは「LGBT」をテーマにした作品だそうです。

LGBTとは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーを指す言葉ですが、たとえば「アート部門」に展示されている 長谷川愛さんの作品は、実在する同性カップルの遺伝子情報から、もしも、そのカップルに子どもが誕生したら・・・と仮定して作られた家族写真です。

また、「マンガ部門」で優秀賞を獲得した田亀源五郎さんの作品「弟の夫」。これは、父と娘2人暮らしの家に、カナダ人の男性がやってくるのですが、その男性は、実は主人公の双子の弟の結婚相手だった・・・という、同性婚をテーマにした作品。

文化庁の芸術文化調査官、林洋子さんによれば、もうじき震災から5年ということもあり「応募者全体の中の傾向として、テクノロジーよりも人っていうものが、全面に出てきているってことを如実に表しているのが今回のメディア芸術祭だと思います」とコメント。

開催は2月14日まで。この機会に世界の旬な芸術作品に触れてみてはいかがでしょうか?

【関連サイト】
「WONDER VISION」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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