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「Soup Stock Tokyo」メニューは“旅”から生まれていた

J-WAVE土曜の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐・宮本絢子)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。1月16日のオンエアでは、「Soup Stock Tokyo」のメニューの秘密に迫りました。

駅前や駅ナカでお馴染み、“食べるスープ”の専門店「Soup Stock Tokyo」。現在、全国に57店舗を展開していますが、同店のメニューが、ほぼ一人の女性から作られていることをご存知でしょうか?

そのキーパーソンがフードプランナーの桑折敦子さん。なんと、採用面接の際に個性光るレシピを考案し、2004年に同店を運営するスマイルズに入社。今では全メニューの商品開発に関わっているそうです。これまで生み出したメニューは100種類以上。

桑折さんのスープ作りに欠かせないのは、意外なことに「旅」だといいます。あるときの旅行で食材の産地に行ったとき、形が悪いなどの理由で引き取り手がないジャガイモが畑に転がったままになっており、スープなら小さく刻むため形は関係なく、同店で使うことになったというエピソードも。

同店には、オマール海老のビスク、東京ボルシチなど多彩なスープが並びますが、もずくのスープや、淡雪スープといったものも、やはり旅先から受けたインスピレーションから生まれているそうです。

「もずくのスープは、久米島のハテの浜っていう島で海水浴をしてるときに思いついたスープなんですけど、たぶん養殖のもずくが流れてきたんですね。すっごくきれいな透明な海に、もずくが漂っていて、それを見て『澄んだお出汁で、もずくのスープを作りたいな』というころから生まれたりしているので、なかなかないアプローチからのスープっていうのが、私にとっては看板というか、スープストック・トーキョーの特徴ですね」(桑折さん)

淡雪のスープは、雪国の道端で溶けかかった雪を見て、「この景色をスープで再現できないか」と考え、豆腐と卵白で再現したことが始まりだとか。

旅から生まれ、1杯にそれぞれにストーリーがある「Soup Stock Tokyo」のスープ。寒いこの時期に、そんなスープの旅に思いを馳せながら、同店のスープを食べに行ってはいかがでしょうか。

【関連サイト】
「RADIO DONUTS」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

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