音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」

「本能的な女優」と監督を絶賛させる、前田敦子の表現力

J-WAVEJ-WAVE土曜午前の番組「RADIO DONUTS」(ナビゲーター:渡辺祐/山田玲奈)のワンコーナー「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」。5月23日のオンエアでは、ゲストに前田敦子さんが登場しました。

アイドルグループAKB48を卒業し、今や女優として引っ張りだこの前田さん。女優人生のターニングポイントを作ってくれた2人の映画監督との出会いについて語りました。

一人は、2年前に前田さん主演の映画『Seventh Code』を監督した黒沢清監督。監督は、前田さんが無意識にしていた“いらないもの”をはぎ取ってくれたと言います。

「今のはたぶん癖だから、ちょっとその癖をやめてみてください、たぶん、いらないと思いますよ、みたいな感じで言ってくれるんですよ。そういうことを言われたのは初めてだったし、ああ、私そんな癖があるんだと。たしかにいらなかったなと、あとから見て思ったというか。すごくシンプルにお芝居というものに向き合えたというか。ちょうどAKB48というグループを卒業して、次の年ぐらいだったので、今の自分というものをもう一度見つめ直せて、すごくシンプルにいていいんだなと思わせてもらえたというか」(前田さん)

そんな前田さんを黒沢監督は「今後の日本映画界も世界もリードする才能の一人」と絶賛しています。「こちらが予想したことを上回るような表現を本能的、瞬間的にしてくれるので、モニターを見ていてゾクゾクする女優さんだ」とも。

そして、もう一人は前田さんが主演する映画『イニシエーション・ラブ』の堤幸彦監督。監督からは次のようなアドバイスを得て、役作りのヒントにしたそうです。

「監督は、私の演じた繭子ちゃんに対して、すごく強い思いを抱いてくれていて。女の子に対する願望がすごくある方で、そこに対して明確なんです。こうやるとグッとくる。この顔、たまらないとか。学生時代に出会っていたら、一生支えていたという女の子なんだ、繭子は、と言ってくれて。だから、男の人目線から見てかわいいというのを100%教えてもらいながら、できたなというのはあります」(前田さん)

前田さんが、全身で恋する女の子を演じたという『イニシエーション・ラブ』は23日から公開です。「最後の5分で全てが覆る」というコピーが印象的なこの映画。前田さんの表現力に心地よく騙されてはいかがでしょうか。

【関連サイト】
「TOKYO GAS LIFE IS A GIFT」」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/lifeisagift/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。