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移動保育園で見えてきたもの 「保育士マーク」の作製も

移動保育園で見えてきたもの 「保育士マーク」の作製も

J-WAVE金曜朝の番組「-JK RADIO-TOKYO UNITED」(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「MACROMILL THE HIDDEN STORY」。9月12日のオンエアは、「保育士マーク」にまつわるストーリーを紹介しました。

保育士であることを周囲に知らせる「保育士マーク」。そのステッカーはどんなものかというと、青をベースにした円形で、真ん中に黄色いタンポポ。そのすぐ横にハートの形をした白いタンポポの綿毛。緑のくきの部分は、ひらかなの「ほ」。そして、「ちいさないのち、みんなで大きく育てよう」と書いてあります。

この保育士マークを作ることになった理由を、子育てコミュニティasobi基地の代表、小笠原舞さんに伺いました。

「asobi基地にいる保育士とミーティングする中で、『電車の中の出来事で、泣いている赤ちゃんにお母さんがすごく困っている状態。でもまわりの人は誰も助けられなくて、自分は保育士なんだけど何にもできなかった』と相談してくれたのがきっかけで。で、その時に、『じゃあ、マーク作れば良いんじゃない?』という提案をして。妊婦さんのマークみたいな感じで、みんながマークとして知っていれば、それを保育士が持っていたときに、お母さんのほうから『保育士さんなんですか、手伝ってください』と声をかけやすいし、こっちも『わたし保育士なんです』とお手伝いできたりするので」(小笠原さん)

確かに、電車などで子どもがぐずってしまった時に誰かが手を差し伸べてくれたら、これほどうれしいことはないはず。それも保育士さんとなれば、お母さんも安心して頼ることができそうですね。

子育てコミュニティasobi基地の活動の延長線上で誕生した保育士マーク。asobi基地では「大人も子どもも平等な場、asobi基地」を合言葉に、東京都内を中心に色々な場所で開催する、「移動式保育園」のような形で活動しているのだそう。その活動のきっかけは「いろいろなママの声を聞きたい」という思いから始まったのだそうです。実際に活動でお母さんたちの話を聞いていると、さまざまな悩みが出てきたと言います。

「お母さん達に聞いてみると、遊ぶ場所に困っているとか、保育園でなかなか聞けないことがあるとか、そういった声が聞こえてきて。とにかく、どこか特別な場所に行かないと体験できない事ではなくて、ダンボールとか、紙皿、紙コップ洗濯バサミとか、『こんなので遊べるんだ!』と保育士を中心にお母さんとコミュニケーションをとっていって。そうすると、いろいろ出てくるんですよ。育児相談とか、今の困り事とか」(小笠原さん)

そうしてお母さんたちの悩み事を聞くうちに、保育士だからこそできることが見えてきたとも言います。

「1人のお母さんが悩んでいる事って、もしかしたら、もう何千人も同じ事でつまずいた経験があったり、今、それで悩んでいる。もしくは、これから、そういう悩みが出てくる人たちがいたり。それら一つひとつの答えというか事例を、みんなでシェアできたら、と。だったら、保育士として現場で培った経験値は価値があると思ったので。親子で来てもらって、子どもが遊んでいる中で、それをお裾分けする場としてやってみたという感じですね」(小笠原さん)

今後、こうした子育てコミュニティの活動や、保育士マークの認知が上がれば、女性や子どもに優しい社会になっていきそうですね。

【関連サイト】
「-JK RADIO-TOKYO UNITED」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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