音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
亀田誠治「旅行と旅は違う」音楽と旅の関係語る

亀田誠治「旅行と旅は違う」音楽と旅の関係語る

J-WAVE平日(月~木)昼の番組「BEAT PLANET」のワンコーナー「BEHIND THE MELODY ~FM KAMEDA」(ナビゲーター:亀田誠治)。5月1日のオンエアでは、旅がミュージシャンに与える影響について亀田さんが解説しました。

忌野清志郎さんが1992年にアメリカのメンフィスを旅して生まれた「Memphis」や、くるりがクラシックへの探求で旅したオーストリアのウィーンでレコーディングされたアルバム「ワルツを踊れ」など、旅と音楽は密接な関係がありそう。これについて亀田さんはこう話します。

「創作に追われ、日々、取材やテレビやラジオなど、アウトプットを繰り返しているアーティストにとって、旅に出て環境を変えることによって、『非日常』を体験することは とても大きなインプットになるんです。つまり、旅から、アーティストの創作活動が始まっているんですね。また、旅は最高のリフレッシュになりますよね。旅や遊びのことを、リクリエーションっていうでしょう。つまり、『リ・クリエイト』。もう一度クリエイトする重要な時間なんですね。そして、旅に出て、いろんな人に出会ったり、いろんな文化にふれることによって新しいインスピレーションを得ることができます。行動半径の制限された日常の中では出来なかったことが体験できるのが旅の素晴らしさといえるのではないでしょうか」(亀田さん)

そして、亀田さんは「旅行」と「旅」は違うとも話します。

「旅行は、文字通り、『旅に行く』と書くでしょ。つまり「旅に行く」という行動を意味しています。美しい景色を楽しむ、見知らぬ文化に触れる、美味しいものを食べるといった、行動なんですね。それに対して旅は、そこから得る『何か』そのものに比重がおかれています。よく『自分探しの旅』とか言うでしょ。美しい景色の中に見つけた、地球環境の大切さ。見知らぬ文化の中に感じた人間のやさしさ。美味しいものを食べて感じた生きているという実感などなど、旅行から得られる感覚や感情が、その人の人生の糧になることを意味しています」(亀田さん)

ゴールデンウィークで旅行に出かける人も多い週末。「旅行」に行く人も、「旅」に出る人も、非日常を体験することで、それまでの日常を客観的に見直したり、五感が刺激されて、大いにリフレッシュすることができそうですね。

【関連サイト】
「BEAT PLANET」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/beatplanet/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。