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最新技術と当時の撮影スタッフが集結 「デジタル小津」プロジェクト

J-WAVE朝の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MITSUBISHI JISHO TOKYO DICTIONARY」。7/29のオンエアでは「デジタル小津」というキーワードをピックアップ。

「小津」とは、日本が世界に誇る映画監督・小津安二郎さんのこと。昨年イギリスの雑誌が発表した「世界映画史上ベスト作品」では、小津監督の『東京物語』が世界の著名な映画監督358人の投票により1位作品に選出されました。生誕110年にあたる今年は、小津作品を見つめ直し後世に伝えるプロジェクトが進められているそうです。そのプロジェクトの中心となる小津作品のデジタル修復について、東京国立近代美術館フィルムセンター・主任研究員の栩木(とちぎ)章さんに話を伺いました。

栩木さんによると、デジタル修復というものは「当時監督やカメラマンが意図していたり、最初にお客さんが見ていたように、元々のフィルムの画と音をよみがえらせていく作業。いったんデジタル化して信号上で修復作業していくのが基本的な考え方」なのだそう。その後フィルムに焼き付けて保存されたものは、なんと500年から1000年は劣化しないのだそうです。

この修復は最新デジタル技術班と当時のスタッフ「小津組」がタッグを組んだ“ドリームチーム”で行われているのだとか。実は、そのチームには修復よりも大切な思いがあるそうです。

「修復が目標ではなく、それによって世代や地域を越えた人たちが新しく見た人も意味や価値を見出してくれることが修復の最終的なゴールだと思います。映画があることが大切で、『人生この映画を観て損はしなかった』と思ってくれる人が1人でも増えることが、修復の最大の意味だと思います」(栩木さん)。

これを聞いて「修復作業そのものもドキュメンタリーに残してほしいですね。貴重な証言集になるような気がします」と、別所さん。確かに、このプロジェクトだけで1本の映画になりそうですね。

【関連サイト】
「TOKYO MORNING RADIO」オフィシャルサイト
https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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