提供:ENEOSホールディングス株式会社
地球のよりよい未来の実現に向けたSDGsについてゲストを招き、リスナーと一緒に学んでいくJ-WAVE『ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE-』(毎週土曜日14:00〜14:30)。ナビゲーターを務める俳優でモデルの堀田茜が8月某日、都内にあるENEOSリニューアブル・エナジー株式会社を訪問した。
収録の模様は、2026年9月19日、9月26日に放送された。そのほかJ-WAVEの公式YouTubeチャンネルでも楽しめる。
また、2026年4月からは発電から小売までを担うENEOS Powerと実質的な一体運営になった。これにより、電源の開発から販売までを一貫して担う体制が整い、ENEOSリニューアブル・エナジーとENEOS Power、両社の強みを活かしながら再生可能エネルギーの可能性をさらに広げていきたいと考えているという。まずはENEOSリニューアブル・エナジーの佐々木勝哉さんに話を聞いた。
堀田:ENEOSリニューアブル・エナジーのオフィスに入ると、入り口のところに風車の模型がありましたね!
佐々木:受付台は風力発電所の設備更新の際に撤去した風車の羽根(ブレード)を再利用したものです。社内の担当者間で通常は廃棄されてしまうブレードを有効活用できないかいろいろ検討して、この受付台の他にも、ブレードから作った花壇や看板が風力発電所の事務所に設置されているんです。
堀田:そうなんですね! これまで番組でもずっと注目していますが、日本の再生可能エネルギーは、今、どれくらい増えているのでしょうか?
佐々木:日本国内の再エネ電力比率は2024年度で約23%ですが、政府は2040年には4〜5割にまで高める目標を掲げています。今後もさらに再エネの需要は増える想定で、これからの持続可能な社会の基盤となる非常に重要なエネルギーです。
堀田:現在、ENEOSリニューアブル・エナジーではいくつの発電所を運営されているんですか?
佐々木:運転中と開発中を合わせて、北は北海道から南は沖縄、さらには台湾も含めて、合計136か所の発電所があります。
堀田:すごい数ですね! それだけの発電所で、具体的にどのくらいの電力を賄っているのでしょうか?
佐々木:全体の発電設備容量は約1.5GW(ギガワット)になります。昨年(2025年)度の売電量は1707百万kWh(キロワットアワー)で、これは一般家庭に換算すると約44万世帯分の年間消費電力に相当する規模です。
堀田:そんなに! すごい量ですね。
佐々木:また、再エネ電力ではCO2の排出を抑えることができます。この電力量は、火力発電と比べると、杉の木約5158万本のCO₂削減効果に換算されます。
堀田:想像よりも多い量の電力が作られていますし、その場所から地球に優しい電気が日々生み出されているんですね!
堀田:本当に大きな風車だということが映像から見てわかりますが、実際どれくらいの大きさなのですか?
佐々木:この風車の高さは136メートルで、東京タワーのメインデッキの高さは150メートルです。かなり大きいことが伝わりますでしょうか?
堀田:大きいですね! これほど巨大な発電所を建設するとなると、かなりのプロセスを踏まなくてはいけないと思うのですが、どのようにして作られるのですか?
佐々木:発電所はすぐにできるものではなく、例えば陸上風力発電所の場合、構想から建設開始までに7〜8年ほど、建設工事は約2年を要します。
堀田:えっ、構想から建設開始までに7〜8年もかかるんですか!?
佐々木:はい。まず、風況や輸送路アクセス、送電線との距離といった様々な条件を考慮し、最も適した場所を選定します。その後、開発にあたって必要な手続きや許認可の確認を行います。さらに、自治体との間で周囲の環境への影響や地域コミュニティに対しての説明など、丁寧な協議を重ねていきます。そうした綿密な計画と安全確保の上で、ようやく建設工事が始まります。
堀田:ただ建てるだけでなく、建設までに環境への配慮や地域の方々との対話がすごく大事になるんですね。風車の羽根の長さはどのくらいですか?
佐々木:風車の羽根の長さは約60メートルあり、これはビル20階分の高さに相当します。そのため、建設段階に入ってからも、巨大な風車パーツの輸送や組み立てなど、各シーンで多くの専門業者の方々に対応していただいています。建設段階からたくさんの地域の方々に協力いただきながら、一つの発電所が出来上がっているんです。
堀田:そうやって何年もかけて作った風力発電所が、何万世帯の電力を賄う再生可能エネルギーを作り上げているんだと思うと、ENEOSリニューアブル・エナジーの皆さんは温もりのあるお仕事をされているんだなと感じます。
堀田:再エネ事業と地域活性化は、どのように結びついているのでしょうか?
清水:再生可能エネルギー事業というのは、地域の自然や皆様とのご理解があって成り立つものです。そのため、私たちは発電所を運営するだけでなく、「地域に貢献する」という考えをとても大切にしています。
そこでENEOSリニューアブル・エナジーでは、地域の課題解決や魅力発信にも積極的に取り組んでいます。これまで地域貢献活動として、奨学金制度や企業版ふるさと納税、子ども向けの再エネ出前授業を実施してきました。また、地域交流の取り組みとして、大学・企業との共同研究など、地域との接点づくりを行っています。
今後はこうした支援や交流だけでなく、地域とともに持続的な価値を創出する「地域共創(Shared Future)」のフェーズへ発展させていきたいと考えています。その先行事例として、一風堂や三越伊勢丹との連携に取り組んでいます。
堀田:一風堂といえば、有名なラーメン店ですよね! 再エネ事業を担う会社がラーメン店とどのようにして連携していくんですか?
清水:当社は事業地域である秋田県能代市周辺の地域活性化や社会課題の解決に取り組んでいます。今回の取組では、地域との繋がりを築いてきた当社が橋渡し役となり、地域に根ざしてきた「能代電設工業」と「力の源ホールディングス(一風堂)」に連携していただき、秋田の食材を使ったオリジナルメニューを共同開発しました。
今回の取組はラーメンの共同開発をすること自体が目的ではなく、秋田県の食材をより多くの方に知っていただき、地域の新たな魅力を発信することを目的としています。こうした地域に根ざした取組を通じて、地域への誘客や交流人口の拡大、地元企業との連携など、持続可能な地域活性化に繋げていきたいと考えております。
一方、三越伊勢丹とは、地域特産品の商品開発やパッケージの刷新などを通じて商品の価値向上に取り組んでいる。また、多くの人に手に取ってもらえるよう、オンラインショッピングのギフトECサイトを活用したり、様々な取り組みを行っている。実際に三越伊勢丹のECギフトサイトに掲載されている「いぶり忍者がっこ丸」「米菓匠 鼎庵(ていあん)」「ごろっとうまみチーズのオイル漬け」「白神山地の恵みで育てたごちそう椎茸」が収録現場に用意された。
堀田:今日はおせんべい(鼎庵)を試食させていただけるとのことですけど、いいんですか?
清水:ぜひ!
堀田:(一口食べて)袋を開けた途端、お醤油の香ばしい匂いが漂いますし、味わいがすごく上品です! ただ電気を作るだけでなく、その地域がビジネスや観光の面でも持続的に元気になれるような仕組みを、他企業と一緒に“共創”されているのが本当に素敵ですね。このような素晴らしい地域共創の取り組みを進める中で、10年後、事業地域をどんな姿にしたいと考えていらっしゃいますか?
清水:10年後には、ENEOSリニューアブル・エナジーの事業地域が、地域との共創により自然・文化・産業が持続的に発展し、「次世代に誇れる希望ある地域」となっている姿を目指しています。
堀田:最後に、ENEOSリニューアブル・エナジーとしての今後の目標を教えてください。
清水:私たちは「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立に向けて、再生可能エネルギーを着実に拡大しながら、脱炭素社会への貢献とENEOSグループのエネルギー・トランジションを推進していきます。今後は再生可能エネルギーを安定した事業の柱として育てていくことが重要になります。グループの決意である「今日のあたり前を支え、明日のあたり前をリードする」を、再生可能エネルギーの事業を通じて実現して参ります。
堀田:クリーンな電気をたくさん作るという責任感を持ちながら仕事をされている姿勢が、お話からとても伝わってきました。エネルギーは“使う”というイメージが強いですが、“どうやって地域と共に作っていくか、そしてそれをどう活かしていくか”までを考える“地域共創”こそが、まさに明日のあたり前を形にしていくのだと感じました! 本日は佐々木さん、清水さんありがとうございました!
(構成=中山洋平)
地球のよりよい未来の実現に向けたSDGsについてゲストを招き、リスナーと一緒に学んでいくJ-WAVE『ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE-』(毎週土曜日14:00〜14:30)。ナビゲーターを務める俳優でモデルの堀田茜が8月某日、都内にあるENEOSリニューアブル・エナジー株式会社を訪問した。
収録の模様は、2026年9月19日、9月26日に放送された。そのほかJ-WAVEの公式YouTubeチャンネルでも楽しめる。
堀田茜が取材!話題の再生可能エネルギーとは《 ENEOS FOR OUR EARTH -ONE BY ONE- 》
計136か所の発電所で約44万世帯分の年間消費電力を賄っている
2012年に創業し、4年前にENEOSグループの一員となったENEOSリニューアブル・エナジー株式会社(以下、ENEOSリニューアブル・エナジー)。グループの再生可能エネルギー事業を担う存在として、風力、太陽光、バイオマスといった幅広い再生可能エネルギー電源の開発や、発電所の建設・運営を行っている。また、2026年4月からは発電から小売までを担うENEOS Powerと実質的な一体運営になった。これにより、電源の開発から販売までを一貫して担う体制が整い、ENEOSリニューアブル・エナジーとENEOS Power、両社の強みを活かしながら再生可能エネルギーの可能性をさらに広げていきたいと考えているという。まずはENEOSリニューアブル・エナジーの佐々木勝哉さんに話を聞いた。
堀田:ENEOSリニューアブル・エナジーのオフィスに入ると、入り口のところに風車の模型がありましたね!
佐々木:受付台は風力発電所の設備更新の際に撤去した風車の羽根(ブレード)を再利用したものです。社内の担当者間で通常は廃棄されてしまうブレードを有効活用できないかいろいろ検討して、この受付台の他にも、ブレードから作った花壇や看板が風力発電所の事務所に設置されているんです。
堀田:そうなんですね! これまで番組でもずっと注目していますが、日本の再生可能エネルギーは、今、どれくらい増えているのでしょうか?
佐々木:日本国内の再エネ電力比率は2024年度で約23%ですが、政府は2040年には4〜5割にまで高める目標を掲げています。今後もさらに再エネの需要は増える想定で、これからの持続可能な社会の基盤となる非常に重要なエネルギーです。
佐々木:運転中と開発中を合わせて、北は北海道から南は沖縄、さらには台湾も含めて、合計136か所の発電所があります。
堀田:すごい数ですね! それだけの発電所で、具体的にどのくらいの電力を賄っているのでしょうか?
佐々木:全体の発電設備容量は約1.5GW(ギガワット)になります。昨年(2025年)度の売電量は1707百万kWh(キロワットアワー)で、これは一般家庭に換算すると約44万世帯分の年間消費電力に相当する規模です。
堀田:そんなに! すごい量ですね。
佐々木:また、再エネ電力ではCO2の排出を抑えることができます。この電力量は、火力発電と比べると、杉の木約5158万本のCO₂削減効果に換算されます。
堀田:想像よりも多い量の電力が作られていますし、その場所から地球に優しい電気が日々生み出されているんですね!

長い時間をかけて建設される風力発電所
収録を行った会議室のモニターに、各地の大きな風力発電所の映像が映し出された。堀田:本当に大きな風車だということが映像から見てわかりますが、実際どれくらいの大きさなのですか?
佐々木:この風車の高さは136メートルで、東京タワーのメインデッキの高さは150メートルです。かなり大きいことが伝わりますでしょうか?
堀田:大きいですね! これほど巨大な発電所を建設するとなると、かなりのプロセスを踏まなくてはいけないと思うのですが、どのようにして作られるのですか?
佐々木:発電所はすぐにできるものではなく、例えば陸上風力発電所の場合、構想から建設開始までに7〜8年ほど、建設工事は約2年を要します。
堀田:えっ、構想から建設開始までに7〜8年もかかるんですか!?
佐々木:はい。まず、風況や輸送路アクセス、送電線との距離といった様々な条件を考慮し、最も適した場所を選定します。その後、開発にあたって必要な手続きや許認可の確認を行います。さらに、自治体との間で周囲の環境への影響や地域コミュニティに対しての説明など、丁寧な協議を重ねていきます。そうした綿密な計画と安全確保の上で、ようやく建設工事が始まります。

佐々木:風車の羽根の長さは約60メートルあり、これはビル20階分の高さに相当します。そのため、建設段階に入ってからも、巨大な風車パーツの輸送や組み立てなど、各シーンで多くの専門業者の方々に対応していただいています。建設段階からたくさんの地域の方々に協力いただきながら、一つの発電所が出来上がっているんです。
堀田:そうやって何年もかけて作った風力発電所が、何万世帯の電力を賄う再生可能エネルギーを作り上げているんだと思うと、ENEOSリニューアブル・エナジーの皆さんは温もりのあるお仕事をされているんだなと感じます。
企業と共創する形で地域産品の商品開発
「地域社会との共存」は、ENEOSリニューアブル・エナジーが大切にしている企業価値の一つだ。そうした中で、再エネ事業者として、企業と共創する形で地域産品の商品開発なども行っている。ここからはENEOSリニューアブル・エナジーの清水雄大さんが収録に加わった。堀田:再エネ事業と地域活性化は、どのように結びついているのでしょうか?
清水:再生可能エネルギー事業というのは、地域の自然や皆様とのご理解があって成り立つものです。そのため、私たちは発電所を運営するだけでなく、「地域に貢献する」という考えをとても大切にしています。
今後はこうした支援や交流だけでなく、地域とともに持続的な価値を創出する「地域共創(Shared Future)」のフェーズへ発展させていきたいと考えています。その先行事例として、一風堂や三越伊勢丹との連携に取り組んでいます。
堀田:一風堂といえば、有名なラーメン店ですよね! 再エネ事業を担う会社がラーメン店とどのようにして連携していくんですか?
清水:当社は事業地域である秋田県能代市周辺の地域活性化や社会課題の解決に取り組んでいます。今回の取組では、地域との繋がりを築いてきた当社が橋渡し役となり、地域に根ざしてきた「能代電設工業」と「力の源ホールディングス(一風堂)」に連携していただき、秋田の食材を使ったオリジナルメニューを共同開発しました。

一方、三越伊勢丹とは、地域特産品の商品開発やパッケージの刷新などを通じて商品の価値向上に取り組んでいる。また、多くの人に手に取ってもらえるよう、オンラインショッピングのギフトECサイトを活用したり、様々な取り組みを行っている。実際に三越伊勢丹のECギフトサイトに掲載されている「いぶり忍者がっこ丸」「米菓匠 鼎庵(ていあん)」「ごろっとうまみチーズのオイル漬け」「白神山地の恵みで育てたごちそう椎茸」が収録現場に用意された。
堀田:今日はおせんべい(鼎庵)を試食させていただけるとのことですけど、いいんですか?
清水:ぜひ!
堀田:(一口食べて)袋を開けた途端、お醤油の香ばしい匂いが漂いますし、味わいがすごく上品です! ただ電気を作るだけでなく、その地域がビジネスや観光の面でも持続的に元気になれるような仕組みを、他企業と一緒に“共創”されているのが本当に素敵ですね。このような素晴らしい地域共創の取り組みを進める中で、10年後、事業地域をどんな姿にしたいと考えていらっしゃいますか?

堀田:最後に、ENEOSリニューアブル・エナジーとしての今後の目標を教えてください。
清水:私たちは「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立に向けて、再生可能エネルギーを着実に拡大しながら、脱炭素社会への貢献とENEOSグループのエネルギー・トランジションを推進していきます。今後は再生可能エネルギーを安定した事業の柱として育てていくことが重要になります。グループの決意である「今日のあたり前を支え、明日のあたり前をリードする」を、再生可能エネルギーの事業を通じて実現して参ります。
堀田:クリーンな電気をたくさん作るという責任感を持ちながら仕事をされている姿勢が、お話からとても伝わってきました。エネルギーは“使う”というイメージが強いですが、“どうやって地域と共に作っていくか、そしてそれをどう活かしていくか”までを考える“地域共創”こそが、まさに明日のあたり前を形にしていくのだと感じました! 本日は佐々木さん、清水さんありがとうございました!

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