いきものがかりのリーダーで実験的プロジェクト「HIROBA」も主宰する水野良樹と、ポップスピアニスト・ハラミちゃんが、ピアノの原体験やお互いの表現の魅力を語り合った。
2026年10月7日(水)・8日(木)の2日間にわたり、SGC HALL ARIAKEにてJ-WAVE主催の極上ピアノイベント「PIANOMEN」が開催される。2人のほかシンガーソングライターのRol3ertと、ピアニスト、作曲家・編曲家、YouTubeクリエイターの菊池亮太が、初日となる10月7日(水)に出演する。
【関連記事】水野良樹「ギターからピアノへの転換」で作曲方法はどう変わった? ハラミちゃんと語る「ポップスの普遍的な力」
水野良樹(以下、水野):ほぼはじめましてですね。今日、こうしてお話しさせていただいている時間が一番長いんじゃないかな。
ハラミちゃん:そうなんです。以前、大塚愛さんの絵の個展でお会いして、一瞬だけ「こんにちは」とご挨拶させていただいて、真ん中に大塚さんを挟んで写真を撮ったくらいで(笑)。
水野:「写真撮ろうよ」ってね。証拠写真だけが残っている状態でした(笑)。
ハラミちゃん:あはは(笑)。今日、水野さんの番組『Samsung SSD CREATOR'S NOTE』(毎週土曜21時-21時54分)の収録にお邪魔させてもらって、お話をさせていただきました!
――では、じっくり言葉を交わすのは今日が初めてなんですね。ハラミちゃんから見て、ソングライターとしての水野さんにはどんな印象を持たれていましたか?
ハラミちゃん:もう、私が学生の頃から何度も何度も聴いてきた素晴らしい楽曲ばかりで! 実は先月、フランスで開催されたヨーロッパ最大級のカルチャーイベント『Japan Expo』(欧州最大級の日本文化の総合博覧会)に行ってきたんですけど、会場の入場曲が『ブルーバード』だったんですよ。ヨーロッパでアニソンと言えば『ブルーバード』というくらい、もはや国歌のように愛されていて。
水野:いやあ、ありがたいですね。
ハラミちゃん:現地で私も『ブルーバード』をピアノで弾かせていただいたら、会場にいるヨーロッパの方々が全員、美しい日本語で大合唱してくださって……! 日本中はもちろん、世界中で水野さんのつくる音楽が愛されていて、人々の心を動かしているんだと現地で肌で感じて感動した直後だったので、お会いできるのが本当に楽しみでした。実際にお話しさせていただいたら、あまりにも物腰が柔らかくて、謙虚で……。楽曲の素晴らしさはもちろん、水野さんのお人柄にもすっかり感動しています。
――ハラミちゃんはアルバム『ハラミ定食』でも、いきものがかりの『ありがとう』をカバーされていますよね。
ハラミちゃん:はい。活動を始めて2年目くらいの頃に日本武道館という念願の場所に立たせていただいたとき、ファンの方へ一番贈りたい曲として演奏させていただいたのが『ありがとう』でした。この曲って、サビが「ドレミファソ」という音階で構成されているんですよね。ピアノを習うときに誰もが最初に教わる基礎が「ドレミファソ」じゃないですか。
――確かに、ピアノの第一歩ですね。
ハラミちゃん:その一番基本的な「ドレミファソ」で『ありがとう』という名曲が作られている。「人生の基本って、ありがとうという感謝の気持ちなんだよ」って教えてもらっている気がして。この曲を弾くたびに「あ、人生のドレミファソ=ありがとうの気持ちを絶対に忘れちゃいけないな」と思ってきた大切な曲です。武道館でも弾かせていただき、そのままアルバムにも収録させていただきました。そんな楽曲を作られたご本人とお話しできているなんて、今でも夢みたいです!
水野:いやもう……こんなにフルセットで褒めていただいて、恐縮しちゃいますね(笑)。専門家の方にここまで言っていただけるなんて。実は僕、世界で一番「いきものがかり」っていう単語を検索している男なんですよ。
ハラミちゃん:ええっ、そうだったんですか!?
水野:エゴサですね(笑)。ハラミちゃんがストリートピアノやライブ、それこそフランスのイベントでも僕らの曲を演奏してくださって、ファンのみなさんがすごく喜んで反応されているのをいつも拝見していて「本当にありがたいな」と思っていたんです。ハラミちゃんのパフォーマンスって、やってらっしゃる技術は凄まじいことなんですが、難しさが前に立つのではなくて「音楽ってこんなに楽しいんだ!」「大好きな曲をみんなで共有しよう!」というポジティブなオーラが溢れている。そのポップな佇まいが本当に素敵だなと思っていました。
ハラミちゃん:小学生の頃の原体験が大きく影響していると思います。校舎の中にホールのようなオープンスペースに1台ポツンとピアノが置いてあったんです。いろんな学年の子たちが通るその場所で、当時習っていたクラシックを弾いていたんです。みんな「すごいね」とは言ってくれるものの、そんなに人は集まらなかったんですよね。でも、ある日そこでジブリの曲を弾いてみたんです。そしたら全学年の児童が集まってきて、上の階からも横からも人が押し寄せてきて(笑)。
水野:それはすごい光景だ(笑)。
ハラミちゃん:そのときに「これだ! これがポピュラー音楽の力なんだ!」って、子ども心に強烈な衝撃を受けて。もちろんクラシックは自分のルーツとして今でも大好きで愛していますが、誰もが知っているポピュラー音楽には、自然と人を笑顔にして引き寄せる力があるってことに気が付いたんです。ピアノって敷居の高い難しい楽器と思われがちですけど、叩けば音が鳴る身近なもの。だからこそ、誰もが知っているポップスを弾き続けることで、ピアノをもっと身近に感じてもらいたいという想いが自分の軸になっています。
――水野さんも幼少期から高校生までピアノを習われていたそうですが、思い出深い原体験はありますか?
水野:僕自身は音大を目指すような真面目な練習生ではなかったんです。でも小学4年生のときに出会った個人のピアノの先生がとてもいい方で。当時の僕は思春期に入っていく時期で、人の話を聞かない、落ち着きのない、人当たりの悪い男の子だったんですよ(笑)。
ハラミちゃん:えぇ〜、想像がつかないです!
水野:本当に手がつけられない感じで(笑)。でも、その先生はすごく粘り強く「良樹くん、好きな曲は何なの?」と聞いてくれて。当時流行っていたCHAGE and ASKAさんや『ドラゴンクエスト』の曲とか、子どもが喜びそうなヒットソングを教えてくれたんです。何事にも興味を持てなくなっていた当時の僕を、根気強く音楽に繋ぎ止めてくれた。あの先生との時間がなかったら絶対に音楽を続けていなかったし、作曲の楽しさも知らなかったと思います。
――おふたりにとって、初めて自分で弾けるようになって心が躍った曲は何でしたか?
ハラミちゃん:私はKiroroさんの『Best Friend』のイントロです! 黒鍵が多くて、当時どんなに耳コピしても全然聞き取れなくて。地元の駅には楽譜が売っていなかったので、ちょっと遠くの駅まで一人で電車に乗って、500円玉を握りしめて楽譜を買いに行きました。家で楽譜を開いて「うわぁ、この音だったんだ! こんな黒鍵使ってたんだ!」と分かって弾けたときの興奮は、今でも忘れられないですね。
水野:僕はやっぱり『ドラゴンクエスト』のあのファンファーレですね。子どもながらに弾けたときは本当に嬉しかったし、教室で弾くと周りのみんなが一斉に振り返ってくれるんですよ。あの「みんなが振り向いてくれた」という喜びは原体験ですね。
――ピアノを通じて「自分ここにいるよ」と届け、周りの人が笑顔で振り返ってくれる。アプローチは違えど、おふたりの根底には全く同じ原体験と情熱が息づいているのを感じます。
水野:そうなのかもしれないですね。
ハラミちゃん:ピアノって88鍵あって、どんな楽器の音も1台で再現・完結できてしまうのが最大の強みだと思っていて。幼少期にピアノの先生から言われて、今でもずっと大切にしている言葉があるんです。「ピアニッシモという音を、50種類出せるようになってください」って教わったんですよ。(※編註:ピアニッシモは最も静かな音の強度を表す用語の一つ。)
水野:50種類!? ピアニッシモだけでですか?
ハラミちゃん:そうなんです。「泣きそうなピアニッシモ」なのか、「赤ちゃんがムニャムニャささやいているピアニッシモ」なのか、「嬉しくてやったー! っていうピアニッシモ」なのか。ピアニッシモには無限の種類があるんだよって。当時は小学生だったので意味が分からなかったんですが(笑)。
水野:「白にも200色ある」みたいな名言ですね(笑)。でも本当におっしゃる通りだな。
ハラミちゃん:めちゃくちゃ分かりやすい例えです!(笑) 単に「ジャン」と鍵盤を叩くのではなくて、どういった感情で、どういった人に届けたくて音を出すか。何種類もの音色を出し分けられるからこそ、人の琴線に触れるし心を動かせる。ピアノは無限の可能性を持った素晴らしい楽器だと信じています。10月7日の『PIANOMEN』でも、会場に来てくださるお客様に向けて、自分がどんな音を出すのか一音一音に感情を込めて演奏したいと思っています。
極上ピアノイベント「PIANOMEN」は、昨年の初開催で大きな反響を呼び、2年目となる今年も豪華アーティストが集結する。初日となる10月7日(水)のステージには、水野良樹、ハラミちゃん、シンガーソングライターのRol3ert、そしてピアニスト、作曲家・編曲家、YouTubeクリエイターの菊池亮太という個性豊かな顔ぶれが揃う。
ピアノを中心とした弾き語りやアーティスト同士のコラボレーションを通して、ピアノと歌が織りなす特別なライブ体験を楽しんでほしい。
日時:2026年10月7日(水)開場18:00/開演19:00、2026年10月8日(木)開場18:00/開演19:00
出演:10月7日(水):HIROBA、ハラミちゃん、Rol3ert、菊池亮太/10月8日(木):清塚信也(ゲスト:三浦大知、大野雄大(Da-iCE)・花村想太(Da-iCE))
チケット:全席指定:9,500円(税込)・U-22チケット:7,500円(税込)
会場:SGC HALL ARIAKE(東京都江東区有明3-3-8 東京ドリームパーク1階)
主催・企画:EXエンタテインメント・J-WAVE
URL:https://www.j-wave.co.jp/topics/entry_pianomen2026/
(取材・文=笹谷 淳介、撮影=アンザイミキ)
2026年10月7日(水)・8日(木)の2日間にわたり、SGC HALL ARIAKEにてJ-WAVE主催の極上ピアノイベント「PIANOMEN」が開催される。2人のほかシンガーソングライターのRol3ertと、ピアニスト、作曲家・編曲家、YouTubeクリエイターの菊池亮太が、初日となる10月7日(水)に出演する。
【関連記事】水野良樹「ギターからピアノへの転換」で作曲方法はどう変わった? ハラミちゃんと語る「ポップスの普遍的な力」
フランスの地に響いた『ブルーバード』
――本日はよろしくお願いします! おふたりはこれまで共演されたことはあったのでしょうか?水野良樹(以下、水野):ほぼはじめましてですね。今日、こうしてお話しさせていただいている時間が一番長いんじゃないかな。
ハラミちゃん:そうなんです。以前、大塚愛さんの絵の個展でお会いして、一瞬だけ「こんにちは」とご挨拶させていただいて、真ん中に大塚さんを挟んで写真を撮ったくらいで(笑)。
水野:「写真撮ろうよ」ってね。証拠写真だけが残っている状態でした(笑)。
ハラミちゃん:あはは(笑)。今日、水野さんの番組『Samsung SSD CREATOR'S NOTE』(毎週土曜21時-21時54分)の収録にお邪魔させてもらって、お話をさせていただきました!
――では、じっくり言葉を交わすのは今日が初めてなんですね。ハラミちゃんから見て、ソングライターとしての水野さんにはどんな印象を持たれていましたか?
ハラミちゃん:もう、私が学生の頃から何度も何度も聴いてきた素晴らしい楽曲ばかりで! 実は先月、フランスで開催されたヨーロッパ最大級のカルチャーイベント『Japan Expo』(欧州最大級の日本文化の総合博覧会)に行ってきたんですけど、会場の入場曲が『ブルーバード』だったんですよ。ヨーロッパでアニソンと言えば『ブルーバード』というくらい、もはや国歌のように愛されていて。
【フランス🇫🇷】過去最高のリアクションwwヨーロッパ最大の日本アニメフェス🇯🇵で『アニメソング神曲メドレー』弾いたら…【海外ストリートピアノ/鬼滅の刃/ONEPIECE/Japan EXPO】
ハラミちゃん:現地で私も『ブルーバード』をピアノで弾かせていただいたら、会場にいるヨーロッパの方々が全員、美しい日本語で大合唱してくださって……! 日本中はもちろん、世界中で水野さんのつくる音楽が愛されていて、人々の心を動かしているんだと現地で肌で感じて感動した直後だったので、お会いできるのが本当に楽しみでした。実際にお話しさせていただいたら、あまりにも物腰が柔らかくて、謙虚で……。楽曲の素晴らしさはもちろん、水野さんのお人柄にもすっかり感動しています。
いきものがかり 『ブルーバード』Music Video
ハラミちゃん:はい。活動を始めて2年目くらいの頃に日本武道館という念願の場所に立たせていただいたとき、ファンの方へ一番贈りたい曲として演奏させていただいたのが『ありがとう』でした。この曲って、サビが「ドレミファソ」という音階で構成されているんですよね。ピアノを習うときに誰もが最初に教わる基礎が「ドレミファソ」じゃないですか。
――確かに、ピアノの第一歩ですね。
ハラミちゃん:その一番基本的な「ドレミファソ」で『ありがとう』という名曲が作られている。「人生の基本って、ありがとうという感謝の気持ちなんだよ」って教えてもらっている気がして。この曲を弾くたびに「あ、人生のドレミファソ=ありがとうの気持ちを絶対に忘れちゃいけないな」と思ってきた大切な曲です。武道館でも弾かせていただき、そのままアルバムにも収録させていただきました。そんな楽曲を作られたご本人とお話しできているなんて、今でも夢みたいです!
水野:いやもう……こんなにフルセットで褒めていただいて、恐縮しちゃいますね(笑)。専門家の方にここまで言っていただけるなんて。実は僕、世界で一番「いきものがかり」っていう単語を検索している男なんですよ。

水野:エゴサですね(笑)。ハラミちゃんがストリートピアノやライブ、それこそフランスのイベントでも僕らの曲を演奏してくださって、ファンのみなさんがすごく喜んで反応されているのをいつも拝見していて「本当にありがたいな」と思っていたんです。ハラミちゃんのパフォーマンスって、やってらっしゃる技術は凄まじいことなんですが、難しさが前に立つのではなくて「音楽ってこんなに楽しいんだ!」「大好きな曲をみんなで共有しよう!」というポジティブなオーラが溢れている。そのポップな佇まいが本当に素敵だなと思っていました。
「みんなが振り返ってくれた」——ふたりの音楽の原点
――ハラミちゃんがポップスをピアノで弾き続けることへのこだわりは、どこから来ているのでしょうか?ハラミちゃん:小学生の頃の原体験が大きく影響していると思います。校舎の中にホールのようなオープンスペースに1台ポツンとピアノが置いてあったんです。いろんな学年の子たちが通るその場所で、当時習っていたクラシックを弾いていたんです。みんな「すごいね」とは言ってくれるものの、そんなに人は集まらなかったんですよね。でも、ある日そこでジブリの曲を弾いてみたんです。そしたら全学年の児童が集まってきて、上の階からも横からも人が押し寄せてきて(笑)。
水野:それはすごい光景だ(笑)。
ハラミちゃん:そのときに「これだ! これがポピュラー音楽の力なんだ!」って、子ども心に強烈な衝撃を受けて。もちろんクラシックは自分のルーツとして今でも大好きで愛していますが、誰もが知っているポピュラー音楽には、自然と人を笑顔にして引き寄せる力があるってことに気が付いたんです。ピアノって敷居の高い難しい楽器と思われがちですけど、叩けば音が鳴る身近なもの。だからこそ、誰もが知っているポップスを弾き続けることで、ピアノをもっと身近に感じてもらいたいという想いが自分の軸になっています。
――水野さんも幼少期から高校生までピアノを習われていたそうですが、思い出深い原体験はありますか?
水野:僕自身は音大を目指すような真面目な練習生ではなかったんです。でも小学4年生のときに出会った個人のピアノの先生がとてもいい方で。当時の僕は思春期に入っていく時期で、人の話を聞かない、落ち着きのない、人当たりの悪い男の子だったんですよ(笑)。
ハラミちゃん:えぇ〜、想像がつかないです!
水野:本当に手がつけられない感じで(笑)。でも、その先生はすごく粘り強く「良樹くん、好きな曲は何なの?」と聞いてくれて。当時流行っていたCHAGE and ASKAさんや『ドラゴンクエスト』の曲とか、子どもが喜びそうなヒットソングを教えてくれたんです。何事にも興味を持てなくなっていた当時の僕を、根気強く音楽に繋ぎ止めてくれた。あの先生との時間がなかったら絶対に音楽を続けていなかったし、作曲の楽しさも知らなかったと思います。

ハラミちゃん:私はKiroroさんの『Best Friend』のイントロです! 黒鍵が多くて、当時どんなに耳コピしても全然聞き取れなくて。地元の駅には楽譜が売っていなかったので、ちょっと遠くの駅まで一人で電車に乗って、500円玉を握りしめて楽譜を買いに行きました。家で楽譜を開いて「うわぁ、この音だったんだ! こんな黒鍵使ってたんだ!」と分かって弾けたときの興奮は、今でも忘れられないですね。
水野:僕はやっぱり『ドラゴンクエスト』のあのファンファーレですね。子どもながらに弾けたときは本当に嬉しかったし、教室で弾くと周りのみんなが一斉に振り返ってくれるんですよ。あの「みんなが振り向いてくれた」という喜びは原体験ですね。
――ピアノを通じて「自分ここにいるよ」と届け、周りの人が笑顔で振り返ってくれる。アプローチは違えど、おふたりの根底には全く同じ原体験と情熱が息づいているのを感じます。
水野:そうなのかもしれないですね。
「50種類のピアニッシモ」
――ハラミちゃんは普段から「ピアノ1台でどこまで人の心を動かせるか」をテーマに活動されていますが、ピアノという楽器の表現力についてどう捉えていらっしゃいますか?ハラミちゃん:ピアノって88鍵あって、どんな楽器の音も1台で再現・完結できてしまうのが最大の強みだと思っていて。幼少期にピアノの先生から言われて、今でもずっと大切にしている言葉があるんです。「ピアニッシモという音を、50種類出せるようになってください」って教わったんですよ。(※編註:ピアニッシモは最も静かな音の強度を表す用語の一つ。)

ハラミちゃん:そうなんです。「泣きそうなピアニッシモ」なのか、「赤ちゃんがムニャムニャささやいているピアニッシモ」なのか、「嬉しくてやったー! っていうピアニッシモ」なのか。ピアニッシモには無限の種類があるんだよって。当時は小学生だったので意味が分からなかったんですが(笑)。
水野:「白にも200色ある」みたいな名言ですね(笑)。でも本当におっしゃる通りだな。
ハラミちゃん:めちゃくちゃ分かりやすい例えです!(笑) 単に「ジャン」と鍵盤を叩くのではなくて、どういった感情で、どういった人に届けたくて音を出すか。何種類もの音色を出し分けられるからこそ、人の琴線に触れるし心を動かせる。ピアノは無限の可能性を持った素晴らしい楽器だと信じています。10月7日の『PIANOMEN』でも、会場に来てくださるお客様に向けて、自分がどんな音を出すのか一音一音に感情を込めて演奏したいと思っています。
極上ピアノイベント「PIANOMEN」は、昨年の初開催で大きな反響を呼び、2年目となる今年も豪華アーティストが集結する。初日となる10月7日(水)のステージには、水野良樹、ハラミちゃん、シンガーソングライターのRol3ert、そしてピアニスト、作曲家・編曲家、YouTubeクリエイターの菊池亮太という個性豊かな顔ぶれが揃う。
ピアノを中心とした弾き語りやアーティスト同士のコラボレーションを通して、ピアノと歌が織りなす特別なライブ体験を楽しんでほしい。
イベント情報
タイトル:J-WAVE PIANOMEN日時:2026年10月7日(水)開場18:00/開演19:00、2026年10月8日(木)開場18:00/開演19:00
出演:10月7日(水):HIROBA、ハラミちゃん、Rol3ert、菊池亮太/10月8日(木):清塚信也(ゲスト:三浦大知、大野雄大(Da-iCE)・花村想太(Da-iCE))
チケット:全席指定:9,500円(税込)・U-22チケット:7,500円(税込)
会場:SGC HALL ARIAKE(東京都江東区有明3-3-8 東京ドリームパーク1階)
主催・企画:EXエンタテインメント・J-WAVE
URL:https://www.j-wave.co.jp/topics/entry_pianomen2026/

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。
