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元消防士・青木マッチョ「正直、ヒーローじゃなかった瞬間を探すほうが難しい」でも…当時の体験を加賀 翔に語る

元消防士・青木マッチョ「正直、ヒーローじゃなかった瞬間を探すほうが難しい」でも…当時の体験を加賀 翔に語る

お笑いコンビ・かけおちの青木マッチョと、かが屋の加賀 翔が「あの瞬間ヒーローでした!」をテーマにトークを展開した。

青木マッチョが登場したのは、2月9日(月)放送のJ-WAVE『GURU GURU!』(月曜日ナビゲーター:かが屋・加賀 翔)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。

この日の放送は2月16日(月)28時ごろまで、radikoのタイムフリー機能で楽しめる。

珍しくヒーローではなかった瞬間

今回のテーマは「あの瞬間ヒーローでした!」。誰かを助けた、自分がいなかったら終わっていた、などその瞬間だけは胸を張ってヒーローだったと言えることが誰しも一度はあるのではないだろうか。そんな「ヒーローだった瞬間」についてグルグル考える。

加賀:ヒーローっぽい話をこの1週間ずっと考えたんだけど、本当になくて(笑)。俺が酔っ払いに絡まれていたバイトの後輩を助けてあげたら、ロッカーに「加賀さんありがとうございました。絶対に売れてください」って小さい手紙を書いてくれてた、あのメモがいちばんの思い出(笑)。

ここで元消防士のお笑い芸人・青木マッチョが登場。元消防士という経歴から、数々のヒーローエピソードを持っているかと思いきや、青木から飛び出したのは意外な内容だった。

加賀:「あの瞬間ヒーローでした」っていう話なんだけど、消防士時代とかって人助けをするから、直でヒーローなわけじゃん。

青木:めちゃくちゃヒーローの職業ですからね。

加賀:「あれはよかったな」ってことはある?

青木:正直、ヒーローじゃなかった瞬間を探すほうが難しいぐらいなんで。

加賀:ムカつくぜ。

青木:消防士時代で言うと、自分が消防車を運転して、バック駐車で公立の中学校に車庫入れをしていて。そのときに消防車の上の部分を中学校の渡り廊下の部分にぶつけてしまって、市民の税金で買った車と市民の税金で建てた建物を同時に壊したんですよ。

加賀:何がヒーローなんだよ(笑)。

青木:その瞬間はヒーローじゃなかったです。めっちゃ問題になったんですよ。それで消防長っていういちばん偉い人に謝罪しに行くみたいになって。

加賀:最悪じゃん。

青木:市役所の職員とかめっちゃいる、入ったことない大会議室みたいなとこに連れて行かれて。「こういうことがあったから説明して謝罪しましょう」みたいな。そのときにバック誘導をしていたのが後輩だったんですけど、正直、後輩が悪かったんですよ。それで後輩は「すみません、僕が『止まれ』って言いませんでした。僕のせいなんで全然言ってください」って言ってて。そう言われたから大人たちがいっぱいいる場で、「ちょっと誘導が聞こえませんでした」みたいなことを言ったんですよ。そうしたら、その後輩が「いや、僕言いましたけど」って。

加賀:最悪の話(笑)。これ、どっちかが折れたら、どっちかがヒーローになる話じゃん。

青木:それで「どういうこと?」みたいにザワザワしだして。そこで本当のヒーロー登場です。「僕が悪いです」って。

加賀:遅い遅い。2個早かったらヒーローだけど。全然ヒーローじゃない。

結婚式でヒーローになった話

挽回すべく、青木はもうひとつのヒーローエピソードを話し始める。

青木:2025年に、ラグビー芸人のしんやさんの結婚式があって。その結婚式で、もうひとり仲がいいパピヨンのノリさんがめっちゃ泥酔したんですよ。令和ロマンさんが漫才とかしてたんですけど一切見てない。

加賀:やばいな。

青木:本当にもう酩酊状態になっちゃって。最後、両者の両親に手紙を読み合うやつあるじゃないですか。あの感動的なシーンでノリさんの酔いがピークになって吐き出しちゃって。

加賀:うわ、やばい。

青木:引き出物の袋とかに吐いたりして。僕はもともと消防士で、いちおう救急車も乗ってたんで、そっちも詳しいというか。ノリさんを介抱して控え室に連れて行って。

加賀:ガチヒーローじゃん。

青木:その披露宴が終わって、2次会まで2時間ぐらいあったんです。会場が大阪だったから、みんなその2時間のあいだにちょっと大阪観光するって感じだったんですけど、僕だけ2時間ずっとノリさんと控え室で。何か様子が変わったらなんとかしないとって付き添ってました。

加賀:すご。

青木:ノリさんは寝てて、ずっと寝言を言ってるんですよ。うなされてて。「ごめんなさい」「すみません」「もうしません」って。でも、1時間経ってちょっとしたくらいに1回だけ「お笑い、むずい」って(笑)。そのあと2次会も出させてあげようと思って、なんとか起こして2次会で座らせたんですけど、たくさんの人が悪ノリで、よかれと思って飲ませに来るんです。

加賀:なるほどね。

青木:そこではみんな僕より先輩なんですけど、「いや、すみません。ノリさん無理なんで」ってガードして。だから、僕はマジで楽しくなかったです。

加賀:いや、そうだよな(笑)。やっぱヒーローって楽しくないもんだもんな。

青木:でも、だいぶヒーローだったな、とは思いました。

ハチが車内に迷い込み… 窮地を救った意外なヒーロー

番組には、リスナーからのヒーローエピソードが多数届いた。

その日、出先のトイレで用を足し、手を洗っていると後ろから「トイレットペーパー切れちゃったんですよ」と聞こえてきました。振り返ると、ふたつしかない個室のひとつはトイレットペーパーがなくなり使えない。さっきまで私が入っていた個室も予備のトイレットペーパーはなかった。でも、ざっと10人以上はトイレ待ちに並んでいる。その状況を見た私は、すぐに多目的トイレに行き、予備で置いてあるトイレットペーパーをひとつ拝借し、先頭に並んでいる人へ「これどうぞ」と渡してその場を去りました。ちょっとしたことですが、たくさんの人の膀胱を救ったあのときの私は、間違いなくヒーローだったと思います。

加賀:これ判断力すさまじいな。

青木:判断力もすごいし、判断するってことは絶対に助けようっていう気持ちが第一にあるってことじゃないですか。

加賀:考えるより先に体が動いていた。

青木:それめっちゃすごいです。

私がヒーローになった瞬間は、職場に大きなハチが迷い込んできて、まわりが阿鼻叫喚のなか、手に持っていた本でハチを叩き潰したときです。病院に勤めていたので、院内にいたおじいちゃんやおばあちゃんから大きな拍手と賞賛の声をもらい、本当にヒーローになった気分でした。ハチには申し訳ないですが。

加賀:このリスナーもすごいけど、モグライダーのともしげさんがすごくて。新潟のライブに行かせてもらったときに、モグライダーさんとかが屋とパーパーの6人でシャトルバスみたいなのに乗せてもらったら、車内にハチが入ってきて。「やばいやばい」ってなったんだけど、ともしげさんが手で包もうとしてて。

青木:ハチを?

加賀:「いや、叩けよ!」って誰かに言われたんだけど、「いや、かわいそうじゃん」って、そのままハチを手で包んで。なんだけど、窓開けるより先にハチを包んじゃったから窓が開けられなくて。だから窓開けてもらって、パッて。もっとこの部分がバラエティで出たらいいのにね。

青木:そうですね。それ以外が出てますもんね。そんな優しい人なんだ。

ひとり泣いている子ども… ヒーローならどうする?

番組後半には、「生電話ヒーロー相談室」と題し、上手くいかなかったことや、どうすればよかったのかわからなかったことをリスナーが電話で相談し、加賀と青木が対策を考えていった。

駅へ向かう途中に大きな公園があり、その公園を通っていたとき、小学校低学年くらいの男の子がひとり大声で泣いていました。心配になって声をかけたかったのですが、僕自身が声をかけることで不審者に間違えられるかもしれない、という考えがよぎってしまって。結局、何もできずに通り過ぎてしまいました。同じようなシチュエーションになったら、加賀さんとマッチョさんはどのように対応されますか。

青木:まず、このリスナーさんは優しい人間ですね。でもどうするかですよね。

加賀:もったいなかったね。ひと工夫でどうにかなった可能性があるから。自分が声をかけるのが心配なわけじゃん。ただ、そばにいて見守ることはできるわけだから。そっと近づいて「大丈夫」って。

青木:知らない人が?

加賀:これで怖い顔をされたら即座に離れる。でも、いちばんは離れた場所で電話してるフリをするとかがいいと思う。誰かが気づくはずじゃん。小学校低学年の男の子が泣いていて心配になったってことは、他の誰かも気付く可能性があるわけじゃん。泣いていてまわりが見えてなくて車道に飛び出しちゃうとか、そういうことさえ回避できるんだったら、ちょっと離れたところから様子を見守る。そうじゃなかったら警察呼ぶとか。

青木:いろいろありますね。自分だったら無言で抱きしめますよ。体大きいし。

加賀:かっこいい。けど、青木マッチョ被疑者が子どもを抱きしめたってなるよ(笑)。抱きしめるは一発アウトな気がする(笑)。間接的に確実に助ける方法ないかなと思ったら、こっちが「もっと泣く」じゃないかな。泣いてる子ども冷静になる瞬間ってあるじゃん。「やばいこいつ」って、泣き止まして動かす。

青木:子どもを凌駕する勢いで。

加賀:だからリスナーさんがそういうところに出くわしたら、無言で抱きしめるか、もっと泣く。

青木:もしくは、抱きしめて泣くかですね。

加賀:最悪(笑)。抱きしめて泣くはいちばんないよな。

かけおち・青木マッチョの最新情報は吉本興業の公式サイトから。

J-WAVE『GURU GURU!』は、毎週月曜~木曜の22時からオンエア。公式Xではオンエアのハイライト動画なども公開中だ。

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番組情報
GURU GURU!
月・火・水・木曜
22:00-24:00