
エバースの佐々木隆史と町田和樹が、バッテリィズのエースと寺家を迎え、「じぶんプロモーション術」をテーマに語り合った。
この内容をお届けしたのは、4月24日(木)放送のJ-WAVEの番組『GURU GURU!』(木曜ナビゲーター:エバース)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。
佐々木:バッテリィズは4月から東京進出ということで、1カ月経ちましたけど。
エース:そんなにまだ東京におれへんからな。
寺家:東京に来た瞬間、6泊の大阪があったから。
佐々木:今は大阪の仕事もあるってことですか?
寺家:そうやな。
町田:東京でどこか行ったりしてないですか?
寺家:まだ、全然行けてないなあ。
エース:でも、東京来て、移動は少なくなってるよ。大阪にいたときは東京に行って、すぐに大阪に帰ってだったから、移動のしんどさは減って楽にはなってる。
寺家:効率よく働けてる喜び(笑)。
2024年から、エバースとバッテリィズは毎月、ツーマンライブを開催。また、同年の『M-1グランプリ』では両組とも決勝に進出したこともあり、佐々木は「今となっては戦友」と語る。そんな彼らに、リスナーからこんな質問が届いた。
リスナー:私は、出会ってすぐは愛嬌よく笑顔で、下手(したて)に出ることを心がけているので「第一印象は120点」と言われますが、時間が経ってその人に慣れるにつれ、斜にかまえた本性がボロとして出てきてしまいます。みなさんは第一印象をどこまで気にしていますか?
エース:俺らの仕事はちょっと楽よな。ある程度の情報を(事前に)入れといてくれてるというか。このリスナーさんの手を抜いたときが何点なのか気になるよな。それが10点とかだったらヤバいけど。
町田:バッテリィズのふたりは初対面のときはテンション上げます?
寺家:俺は明確に上げるかな。素で行ったら暗すぎるから(笑)。
町田:エースさんは?
エース:俺は素やな。低かったら低いしって感じ。朝とかは最低。朝に挨拶するときはむっちゃ態度悪いやつみたいになってると思う。
町田:いいヤツのイメージがあるから、それって大変ですよね。
エース:まあ、それはしょうがないな。
寺家:でも、ありがたいことに「朝が弱い」イメージも付いてきてるから(笑)。
エース:たしかに(笑)。
町田:俺は、『M-1』しか見てない人は「男気があるやつ」って。ネタ中は「こうだろ」とか言ってるから兄貴肌みたいに思われてるけど、実際はそんなことないというか。
佐々木:そうね。他人にはまったく興味ないし。
エース:そんな、ネタしか見てない人もいるんだ。
佐々木:そのせいで、ネタで僕がけっこう町田をイジったりとか冷たくしたりとかすると「町田がかわいそう」ってなる。
町田:それはしょうがないんだけど。
寺家:映画とかは、俳優さんはそうらしいもんな。ヤンキー映画とかヤンキードラマとかに出てる人はケンカが強いと思われてるけど、実際はめっちゃいい人なんだ、って。
エース:昔、戸田恵梨香さんが悪い役をしてたから、むっちゃ悪いイメージを持っちゃってたりとか。実際は知らんけど。
佐々木:小日向文世さんも、役で笑ってたりするけど「本当はどう思ってるんだろう」とかちょっと思ったり。
エース:ラスボスやったりするもんな。
寺家:町田もそういう状態ってことよね(笑)。
町田:だんだん誤解は解けていると思うんですけど。
寺家は自身のイメージについて、「僕はしっかりしてるほうだと思われてるけど、たまに意味のわからないミスとかする」と明かし、町田が「そのイメージある」と言う。
エース:「それ、考えたらわかるやん」みたいなことをしていたり。それで俺も瞬発的にツッコんでしまうよね。めちゃくちゃ過ぎて(笑)。
町田:エースさんはどうですか? 最初はめっちゃバカキャラみたいな感じだったじゃないですか。
エース:明るくて元気で優しいイメージがあるけど、暴力賛成って感じ。
寺家:あかん、あかん(笑)。
エース:後輩とかも悪いことしたらちゃんと頭をはたいて。
寺家:あかんよ(笑)。
町田:佐々木は?
佐々木:僕はイメージと一緒じゃないですかね。
寺家:佐々木はまったく飾ってないもんな。
佐々木:逆に見た目って言うだけで、意外に口が悪くないと思われてるとか、そこはギャップで。「思ったより、すごい言うな」みたいになっちゃうときはあるかも。たまに、それでお母さんとかに怒られますもん(笑)。
佐々木:町田は?
町田:意外と顔とかで得することはありますね。顔だけでウケるとか。無言でもちょっとウケるとかで、テレビとかはだいぶ助かってるかも。そんな変な顔じゃないのに。
佐々木:自分では「なんでこんなに笑われるんだろう」って不思議なの?
町田:まったくわからん。
佐々木:学生時代からそうなの?
町田:芸人になってからのほうが多い気がするな。
寺家:いつからその髪型なの?
町田:5、6年前からですね。
寺家:イジりやすいというか。
エース:ギリギリやな。ブサイクとしてもイジれないっていう。
寺家:イジってくださいよってことでもないギリギリだから(笑)。
町田:イジってくださいとかまったく思わないですから。
佐々木:寺家さんは武器ってあります?
寺家:強いて言えば「寺家(じけ)」っていう謎の名前(笑)。絶対に「てらいえ」でいいのに、そう呼んでも面白くないから「じけ」にした先祖がいるはず(笑)。
町田:寺家(じけ)でだいぶ得してますね。
寺家:そもそも、寺家(じけ)じゃなかったら芸人になってないかも。
佐々木:「じけ」っていう名字のおかげで、やっとエースさんと対等になってる感じがありますよね。
寺家:どういう意味だよ(笑)。
佐々木:もし「高橋」だったらとか。
寺家:ああ、高橋とエースだったら俺、(まわりの人から)見えてない(笑)。
エースは意外にも「武器という武器はない」と口にする。
寺家:でも、普通に生きてきた身からすると、(エースの)育った街がツッコみどころいっぱいあるから。日々、ツッコみながら生きてきたんやろなって。
エース:その武器、そんなに使わないな。まあ、それでも何にも怖がらないメンタルはあるかな。まわりにいっぱいろくでもないやつをいっぱい見てきたから。
寺家:ろくでもないって言っちゃった(笑)。
佐々木:こんなんで、いちいちヒヨらないっていう。
エース:そう。
町田:佐々木は?
佐々木:意外と先輩とかに食ってかかれるところかも。武器なのか弱点なのかわからないですけど。意外に町田のほうが先輩にビビるときがあるので。こいつは地元のヤンキーとかにボコボコにされてた過去があるから(笑)。
町田:本当に怖いときがある。
佐々木:そういうときは逆に自分のほうが後先考えずに「おい、なめんなよ」とか言えちゃうんで。
エース:先輩も佐々木に言われたほうが怖いもんな。「お前が言うんや」って(笑)。
バッテリィズとエバースは、5月24日(土)に三重県総合文化センター 中ホールで、ツーマンライブ「バッテリィズとエバース」を開催する。バッテリィズの最新情報は、吉本興業の公式サイトまで。
『GURU GURU!』の放送は毎週月曜日から木曜日の22時から。
この内容をお届けしたのは、4月24日(木)放送のJ-WAVEの番組『GURU GURU!』(木曜ナビゲーター:エバース)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。
初対面でテンションを上げる?
今回のテーマは「じぶんプロモーション術」。4月も後半、新たな環境や人にも徐々に慣れはじめたころ、そろそろ自分のキャラクターを積極的に押し出してもいいタイミングではないだろうか。自分という人間をよりよく知ってもらうため、好きになってもらうためのスキルやコツを、エバースとバッテリィズが一緒に考えた。佐々木:バッテリィズは4月から東京進出ということで、1カ月経ちましたけど。
エース:そんなにまだ東京におれへんからな。
寺家:東京に来た瞬間、6泊の大阪があったから。
佐々木:今は大阪の仕事もあるってことですか?
寺家:そうやな。
町田:東京でどこか行ったりしてないですか?
寺家:まだ、全然行けてないなあ。
エース:でも、東京来て、移動は少なくなってるよ。大阪にいたときは東京に行って、すぐに大阪に帰ってだったから、移動のしんどさは減って楽にはなってる。
寺家:効率よく働けてる喜び(笑)。
2024年から、エバースとバッテリィズは毎月、ツーマンライブを開催。また、同年の『M-1グランプリ』では両組とも決勝に進出したこともあり、佐々木は「今となっては戦友」と語る。そんな彼らに、リスナーからこんな質問が届いた。
リスナー:私は、出会ってすぐは愛嬌よく笑顔で、下手(したて)に出ることを心がけているので「第一印象は120点」と言われますが、時間が経ってその人に慣れるにつれ、斜にかまえた本性がボロとして出てきてしまいます。みなさんは第一印象をどこまで気にしていますか?
エース:俺らの仕事はちょっと楽よな。ある程度の情報を(事前に)入れといてくれてるというか。このリスナーさんの手を抜いたときが何点なのか気になるよな。それが10点とかだったらヤバいけど。
町田:バッテリィズのふたりは初対面のときはテンション上げます?
寺家:俺は明確に上げるかな。素で行ったら暗すぎるから(笑)。
町田:エースさんは?
エース:俺は素やな。低かったら低いしって感じ。朝とかは最低。朝に挨拶するときはむっちゃ態度悪いやつみたいになってると思う。
町田:いいヤツのイメージがあるから、それって大変ですよね。
エース:まあ、それはしょうがないな。
寺家:でも、ありがたいことに「朝が弱い」イメージも付いてきてるから(笑)。
エース:たしかに(笑)。
ネタや役柄で本人のイメージを膨らませてしまう
続いて、番組が事前に用意した「じぶんプロモーション術」にまつわるトークテーマをもとに、エバースとバッテリィズが語り合った。最初のテーマは「世間のイメージと自分のギャップ」について。町田:俺は、『M-1』しか見てない人は「男気があるやつ」って。ネタ中は「こうだろ」とか言ってるから兄貴肌みたいに思われてるけど、実際はそんなことないというか。
佐々木:そうね。他人にはまったく興味ないし。
エース:そんな、ネタしか見てない人もいるんだ。
佐々木:そのせいで、ネタで僕がけっこう町田をイジったりとか冷たくしたりとかすると「町田がかわいそう」ってなる。
町田:それはしょうがないんだけど。
寺家:映画とかは、俳優さんはそうらしいもんな。ヤンキー映画とかヤンキードラマとかに出てる人はケンカが強いと思われてるけど、実際はめっちゃいい人なんだ、って。
エース:昔、戸田恵梨香さんが悪い役をしてたから、むっちゃ悪いイメージを持っちゃってたりとか。実際は知らんけど。
佐々木:小日向文世さんも、役で笑ってたりするけど「本当はどう思ってるんだろう」とかちょっと思ったり。
エース:ラスボスやったりするもんな。
寺家:町田もそういう状態ってことよね(笑)。
町田:だんだん誤解は解けていると思うんですけど。
寺家は自身のイメージについて、「僕はしっかりしてるほうだと思われてるけど、たまに意味のわからないミスとかする」と明かし、町田が「そのイメージある」と言う。
エース:「それ、考えたらわかるやん」みたいなことをしていたり。それで俺も瞬発的にツッコんでしまうよね。めちゃくちゃ過ぎて(笑)。
町田:エースさんはどうですか? 最初はめっちゃバカキャラみたいな感じだったじゃないですか。
エース:明るくて元気で優しいイメージがあるけど、暴力賛成って感じ。
寺家:あかん、あかん(笑)。
エース:後輩とかも悪いことしたらちゃんと頭をはたいて。
寺家:あかんよ(笑)。
町田:佐々木は?
佐々木:僕はイメージと一緒じゃないですかね。
寺家:佐々木はまったく飾ってないもんな。
佐々木:逆に見た目って言うだけで、意外に口が悪くないと思われてるとか、そこはギャップで。「思ったより、すごい言うな」みたいになっちゃうときはあるかも。たまに、それでお母さんとかに怒られますもん(笑)。
「イジってください」はまったくない
続いてのテーマは「自分のいちばんの武器」について。佐々木:町田は?
町田:意外と顔とかで得することはありますね。顔だけでウケるとか。無言でもちょっとウケるとかで、テレビとかはだいぶ助かってるかも。そんな変な顔じゃないのに。
佐々木:自分では「なんでこんなに笑われるんだろう」って不思議なの?
町田:まったくわからん。
佐々木:学生時代からそうなの?
町田:芸人になってからのほうが多い気がするな。
寺家:いつからその髪型なの?
町田:5、6年前からですね。
寺家:イジりやすいというか。
エース:ギリギリやな。ブサイクとしてもイジれないっていう。
寺家:イジってくださいよってことでもないギリギリだから(笑)。
町田:イジってくださいとかまったく思わないですから。
佐々木:寺家さんは武器ってあります?
寺家:強いて言えば「寺家(じけ)」っていう謎の名前(笑)。絶対に「てらいえ」でいいのに、そう呼んでも面白くないから「じけ」にした先祖がいるはず(笑)。
町田:寺家(じけ)でだいぶ得してますね。
寺家:そもそも、寺家(じけ)じゃなかったら芸人になってないかも。
佐々木:「じけ」っていう名字のおかげで、やっとエースさんと対等になってる感じがありますよね。
寺家:どういう意味だよ(笑)。
佐々木:もし「高橋」だったらとか。
寺家:ああ、高橋とエースだったら俺、(まわりの人から)見えてない(笑)。
エースは意外にも「武器という武器はない」と口にする。
寺家:でも、普通に生きてきた身からすると、(エースの)育った街がツッコみどころいっぱいあるから。日々、ツッコみながら生きてきたんやろなって。
エース:その武器、そんなに使わないな。まあ、それでも何にも怖がらないメンタルはあるかな。まわりにいっぱいろくでもないやつをいっぱい見てきたから。
寺家:ろくでもないって言っちゃった(笑)。
佐々木:こんなんで、いちいちヒヨらないっていう。
エース:そう。
町田:佐々木は?
佐々木:意外と先輩とかに食ってかかれるところかも。武器なのか弱点なのかわからないですけど。意外に町田のほうが先輩にビビるときがあるので。こいつは地元のヤンキーとかにボコボコにされてた過去があるから(笑)。
町田:本当に怖いときがある。
佐々木:そういうときは逆に自分のほうが後先考えずに「おい、なめんなよ」とか言えちゃうんで。
エース:先輩も佐々木に言われたほうが怖いもんな。「お前が言うんや」って(笑)。
バッテリィズとエバースは、5月24日(土)に三重県総合文化センター 中ホールで、ツーマンライブ「バッテリィズとエバース」を開催する。バッテリィズの最新情報は、
『GURU GURU!』の放送は毎週月曜日から木曜日の22時から。
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2025年5月1日28時59分まで
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番組情報
- GURU GURU!
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月・火・水・木曜22:00-24:00
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