
ダウ90000が、「割と手こずってからの卒業」をテーマにメッセージを募り、リスナーの失敗談や成功体験からさまざまな教訓を得た。
こちらの内容をお届けしたのは、2月25日(火)放送のJ-WAVE『GURU GURU!』(火曜ナビゲーター:ダウ90000)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく"逆転ラジオ"。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。今回の放送では、吉原怜那、飯原僚也、中島百依子の3人がナビゲーターを務めた。
飯原:吉原に関しては「まだ大学を卒業してないの!?」って驚くのも飽きたわ。
中島:そういう話も逆にしなくなっちゃったよね。手こずり続けているよね。
吉原:まだ6年目だけどね。
中島:恐ろしいよ。
飯原:長かっただろ、小学生のとき。
吉原:たしかに(笑)。小学校にいるときと同じだけいるって、そりゃすごいや。私は大学卒業に手こずり中でございます。
吉原は2019年に東京女子大学に入学。入学当初にサークル活動に励んでいたことや、コロナ禍での学生生活に戸惑いがあったこと、ダウ90000結成・活動で多忙だったこと、さらには学内で友だちができなかったことなど、さまざまな理由から単位が取れず、現在6年目の学生生活となる。
中島:6年もいるってすごいよね。やめなくて。
吉原:心配かけちゃっているので、この放送で私の方向性をしっかり定めていきたいと思います。
リスナー:私は大学を2年留年しました。「留年したら人生終わり」みたいな気持ちになりますが、自分は就活はなんとかなって、今は社会人としてきちんと働いています。自分が大学生活を立て直すときに、大学の相談窓口に親に無理やり連れて行かれました。少しでも卒業しておいたほうがいいかなという気持ちがあるなら、利用できるものは全部利用してでも卒業するのをおすすめします。
吉原:私もちょうど今2留していて。大学の相談窓口にも行ったって書いてあるけど、私も行くことを検討しているから、ちょっとでも卒業したほうがいいと思うのなら使えるものは全部使って、というアドバイスがすごく心に染みてますね。
中島:全然終わりじゃないってことだよね。
吉原:いいメッセージだった……心に響いた。
ちなみに、就職支援サービスを提供している株式会社ジェイックが発表した、大学・専門学校にまつわるアンケートによると、留年した理由として「授業についていけなかったから」と「授業内容に興味が持てなかったから」がどちらもおよそ35パーセントを占めた。そのほかには「サークルや部活、バイト等に熱中したから」「気の合う友人がいなかったから」なども理由にあげられたという。
吉原:私は「授業についていけなかったから」とか「授業内容に興味が持てなかったから」とかはあまり当てはまらなくて、表向きには「サークルや部活、バイト等に熱中したから」って言うけど、裏返すと怠惰。
飯原:簡単に言うとそうなっちゃうのか。
吉原:サークル頑張ったとか、学費を稼ぐためにバイト頑張ったとか、そういう事情もすごくわかるけど、大学側から見たら怠惰なんですって。私たちって。
飯原:まとめて言われちゃうんだ。
また、リスナーから吉原に向けてこんなメッセージが届いた。
リスナー:芸人さんの大学卒業事情について、ラランドのニシダさんは1浪して大学に入り、一度退学をしてその後に再入学したものの結局退学。浪人期間も含めると大学に7年も通って結局卒業していません。また、金魚番長の古市(勇介)さんも5留して大学に9年通ったものの結局卒業できずに退学しています。もし吉原さんが失業できなかった場合、ニシダさん、古市さんと並んで『アメトーーク!』の「長期間大学に通ったのに結局卒業できなかった芸人」になりますが、大丈夫ですか?
吉原:これで『アメトーーク!』に呼んでください(笑)! 留年している身として、ニシダさんと古市さんの大学の状況を把握しております。
中島:励まされてるの?
吉原:自分もこれに近づいていると思うとちょっとビックリするけど、もしそうなっちゃったら『アメトーーク!』に呼んでください(笑)。
飯原:あるかな。まだ「大学お笑い芸人」とかじゃない? 「大学卒業できなかった芸人」か……。
中島:いやいや、並んでほしくないよ。
吉原:どのように卒業に手こずったんですか?
リスナー:実は私、今年で大学を21年留年していまして(笑)。
吉原:21留!?
リスナー:はい。大学に行かなさすぎて一回、除籍になったんですけど、すごく悔しかったので3年次に編入試験を受けて、合格して首をつないだっていう。
飯原:その根性があるのにどうして(笑)?
リスナー:ありがたいことに公私ともに充実しすぎちゃいまして。それが留年理由ですね。
吉原:素敵です。卒業は?
リスナー:3月に無事卒業できることになりました。
吉原:おめでとうございます! 在学していた年数って?
リスナー:2001年に入学したので25年目ですね。
吉原:2001年!? 私が生まれた年ですよ。
リスナー:びっくりしたのが、私は芸大に通っているんですけど、3年前に卒業制作のときに初めて会った同級生が、私が入学したあとに生まれた子だったんです(笑)。
飯原:そうなっちゃうのか(笑)。
「学費もバカにならなくて、行くたびに校舎が増えているような気がしていた」とリスナーが話すと、吉原が同調する。
リスナー:私の学費で校舎が建ってるのかなって。
飯原:そうとう払ってますもんね(笑)。
リスナー:ひさしぶりに大学に行くとすべてが変わってる気がしていて、浦島太郎みたいですね(笑)。
中島:今の吉原にアドバイスはありますか?
リスナー:どんなことでもいい経験になるので。すごいスベりをすればするほど、あとでめちゃくちゃいいネタになると思いますね。ぶっちゃけ、私はダブり過ぎているので、学費で外車が買えるくらいなんです(笑)。
飯原:外車が買えるお金を払ってこんなに笑い飛ばせるって最高だよね。
吉原:カッコいいですよね。
リスナー:卒業生代表でしゃべってとか言われるかと思ったら、今のところまったくないですね。
吉原:さすがに21留にはしゃべらせないっす(笑)。でも、ここまでのエピソードが聞けてすごく元気が出ました!
リスナー:私は吉原さんの1歳下で、大学入学と同時にコロナ禍の大学生活を送っていたのですが、オンラインで勉強にまったくやる気を見出せず、友だちをひとりも作らず過ごして3年目に退学。その後は服飾学生になりました。今は専門学生として2年生活をしてみて、本当に生きやすいです。高校生から大学生になってからよりも、人生がグングン前進しているような感じがしているから、スパッとやめるのも人生を次に進めるには悪くないことかもしれません。
吉原:これは本当にすごい! 私はそんなに自分に合ってない学部とか学科でダラダラ卒業できないまま、特にやめたりもできない状態になってるから、本当にこのリスナーさんみたいにちゃんと自分で人生の駒を進めた人はマジでカッコいい。
中島:やめるって、けっこうな覚悟だもんね。
吉原:そう。私が復学するにしても、やめるにしてもどっちも大きな決断が必要なのよ。そこをウダウダせずにスパッと3年目に決断できてる。しかも年下だし……。
中島:やめようとは思ってなかった?
吉原:とりあえず私は大学お笑いをやりたくて、でも3年生でやめたらそれもできなくなっちゃうから4年までは通いたかったの。そうしたらこうなっちゃったの(笑)。今、私は大事なときだね。
飯原:スパッと決めるのも大事かもしれないって、このリスナーさんも言ってるからね。
吉原:年下の言葉が身に染みますね。ありがとう。
さまざまなリスナーからの体験談や質問、相談を聞いた吉原は番組を振り返り、「自分を見つめ直す機会にもなったし、人の卒業エピソードも面白いし、リスナーさんが相談してくれたけど自分が相談にのってもらったような気持ちになった」と前向きな言葉を口にした。
J-WAVE『GURU GURU!』は、毎週月曜〜木曜の22時からオンエア。
こちらの内容をお届けしたのは、2月25日(火)放送のJ-WAVE『GURU GURU!』(火曜ナビゲーター:ダウ90000)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく"逆転ラジオ"。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。今回の放送では、吉原怜那、飯原僚也、中島百依子の3人がナビゲーターを務めた。
吉原「私は大学卒業に手こずり中」
いよいよ卒業シーズン。そこで今回のテーマは「割と手こずってからの卒業」。単位が足りない、出席日数が足りないなど、卒業するまでに割と手こずってしまった、もしくは手こずっているリスナーのメッセージを紹介しながら、そこにある教訓を探る。と、吉原が今回の趣旨を説明しつつも、どこか歯切れの悪い様子……。飯原:吉原に関しては「まだ大学を卒業してないの!?」って驚くのも飽きたわ。
中島:そういう話も逆にしなくなっちゃったよね。手こずり続けているよね。
吉原:まだ6年目だけどね。
中島:恐ろしいよ。
飯原:長かっただろ、小学生のとき。
吉原:たしかに(笑)。小学校にいるときと同じだけいるって、そりゃすごいや。私は大学卒業に手こずり中でございます。
吉原は2019年に東京女子大学に入学。入学当初にサークル活動に励んでいたことや、コロナ禍での学生生活に戸惑いがあったこと、ダウ90000結成・活動で多忙だったこと、さらには学内で友だちができなかったことなど、さまざまな理由から単位が取れず、現在6年目の学生生活となる。
中島:6年もいるってすごいよね。やめなくて。
吉原:心配かけちゃっているので、この放送で私の方向性をしっかり定めていきたいと思います。
留年した理由 裏返すと…
早速、リスナーからのメッセージを紹介した。リスナー:私は大学を2年留年しました。「留年したら人生終わり」みたいな気持ちになりますが、自分は就活はなんとかなって、今は社会人としてきちんと働いています。自分が大学生活を立て直すときに、大学の相談窓口に親に無理やり連れて行かれました。少しでも卒業しておいたほうがいいかなという気持ちがあるなら、利用できるものは全部利用してでも卒業するのをおすすめします。
吉原:私もちょうど今2留していて。大学の相談窓口にも行ったって書いてあるけど、私も行くことを検討しているから、ちょっとでも卒業したほうがいいと思うのなら使えるものは全部使って、というアドバイスがすごく心に染みてますね。
中島:全然終わりじゃないってことだよね。
吉原:いいメッセージだった……心に響いた。
ちなみに、就職支援サービスを提供している株式会社ジェイックが発表した、大学・専門学校にまつわるアンケートによると、留年した理由として「授業についていけなかったから」と「授業内容に興味が持てなかったから」がどちらもおよそ35パーセントを占めた。そのほかには「サークルや部活、バイト等に熱中したから」「気の合う友人がいなかったから」なども理由にあげられたという。
吉原:私は「授業についていけなかったから」とか「授業内容に興味が持てなかったから」とかはあまり当てはまらなくて、表向きには「サークルや部活、バイト等に熱中したから」って言うけど、裏返すと怠惰。
飯原:簡単に言うとそうなっちゃうのか。
吉原:サークル頑張ったとか、学費を稼ぐためにバイト頑張ったとか、そういう事情もすごくわかるけど、大学側から見たら怠惰なんですって。私たちって。
飯原:まとめて言われちゃうんだ。
また、リスナーから吉原に向けてこんなメッセージが届いた。
リスナー:芸人さんの大学卒業事情について、ラランドのニシダさんは1浪して大学に入り、一度退学をしてその後に再入学したものの結局退学。浪人期間も含めると大学に7年も通って結局卒業していません。また、金魚番長の古市(勇介)さんも5留して大学に9年通ったものの結局卒業できずに退学しています。もし吉原さんが失業できなかった場合、ニシダさん、古市さんと並んで『アメトーーク!』の「長期間大学に通ったのに結局卒業できなかった芸人」になりますが、大丈夫ですか?
吉原:これで『アメトーーク!』に呼んでください(笑)! 留年している身として、ニシダさんと古市さんの大学の状況を把握しております。
中島:励まされてるの?
吉原:自分もこれに近づいていると思うとちょっとビックリするけど、もしそうなっちゃったら『アメトーーク!』に呼んでください(笑)。
飯原:あるかな。まだ「大学お笑い芸人」とかじゃない? 「大学卒業できなかった芸人」か……。
中島:いやいや、並んでほしくないよ。
ひさしぶりに大学に行くと知らない建物が
番組では、実際に卒業に手こずったというリスナーを電話でつなぎ、その衝撃的なエピソードにダウ90000が驚く場面もあった。吉原:どのように卒業に手こずったんですか?
リスナー:実は私、今年で大学を21年留年していまして(笑)。
吉原:21留!?
リスナー:はい。大学に行かなさすぎて一回、除籍になったんですけど、すごく悔しかったので3年次に編入試験を受けて、合格して首をつないだっていう。
飯原:その根性があるのにどうして(笑)?
リスナー:ありがたいことに公私ともに充実しすぎちゃいまして。それが留年理由ですね。
吉原:素敵です。卒業は?
リスナー:3月に無事卒業できることになりました。
吉原:おめでとうございます! 在学していた年数って?
リスナー:2001年に入学したので25年目ですね。
吉原:2001年!? 私が生まれた年ですよ。
リスナー:びっくりしたのが、私は芸大に通っているんですけど、3年前に卒業制作のときに初めて会った同級生が、私が入学したあとに生まれた子だったんです(笑)。
飯原:そうなっちゃうのか(笑)。
「学費もバカにならなくて、行くたびに校舎が増えているような気がしていた」とリスナーが話すと、吉原が同調する。
リスナー:私の学費で校舎が建ってるのかなって。
飯原:そうとう払ってますもんね(笑)。
リスナー:ひさしぶりに大学に行くとすべてが変わってる気がしていて、浦島太郎みたいですね(笑)。
中島:今の吉原にアドバイスはありますか?
リスナー:どんなことでもいい経験になるので。すごいスベりをすればするほど、あとでめちゃくちゃいいネタになると思いますね。ぶっちゃけ、私はダブり過ぎているので、学費で外車が買えるくらいなんです(笑)。
飯原:外車が買えるお金を払ってこんなに笑い飛ばせるって最高だよね。
吉原:カッコいいですよね。
リスナー:卒業生代表でしゃべってとか言われるかと思ったら、今のところまったくないですね。
吉原:さすがに21留にはしゃべらせないっす(笑)。でも、ここまでのエピソードが聞けてすごく元気が出ました!
大学退学がよい転機になることも
スパッと大学生活に別れを告げ、次の人生を歩む人もいる。リスナー:私は吉原さんの1歳下で、大学入学と同時にコロナ禍の大学生活を送っていたのですが、オンラインで勉強にまったくやる気を見出せず、友だちをひとりも作らず過ごして3年目に退学。その後は服飾学生になりました。今は専門学生として2年生活をしてみて、本当に生きやすいです。高校生から大学生になってからよりも、人生がグングン前進しているような感じがしているから、スパッとやめるのも人生を次に進めるには悪くないことかもしれません。
吉原:これは本当にすごい! 私はそんなに自分に合ってない学部とか学科でダラダラ卒業できないまま、特にやめたりもできない状態になってるから、本当にこのリスナーさんみたいにちゃんと自分で人生の駒を進めた人はマジでカッコいい。
中島:やめるって、けっこうな覚悟だもんね。
吉原:そう。私が復学するにしても、やめるにしてもどっちも大きな決断が必要なのよ。そこをウダウダせずにスパッと3年目に決断できてる。しかも年下だし……。
中島:やめようとは思ってなかった?
吉原:とりあえず私は大学お笑いをやりたくて、でも3年生でやめたらそれもできなくなっちゃうから4年までは通いたかったの。そうしたらこうなっちゃったの(笑)。今、私は大事なときだね。
飯原:スパッと決めるのも大事かもしれないって、このリスナーさんも言ってるからね。
吉原:年下の言葉が身に染みますね。ありがとう。
さまざまなリスナーからの体験談や質問、相談を聞いた吉原は番組を振り返り、「自分を見つめ直す機会にもなったし、人の卒業エピソードも面白いし、リスナーさんが相談してくれたけど自分が相談にのってもらったような気持ちになった」と前向きな言葉を口にした。
J-WAVE『GURU GURU!』は、毎週月曜〜木曜の22時からオンエア。
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2025年3月4日28時59分まで
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番組情報
- GURU GURU!
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月・火・水・木曜22:00-24:00
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