エバースの佐々木隆史と町田和樹が「泣かなきゃやってらんねぇ!」について、さまざまな意見も踏まえて語り合った。
この内容をお届けしたのは、11月14日(木)に放送されたJ-WAVEの番組『GURU GURU!』(木曜日ナビゲーター:エバース)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。
まずは佐々木と町田が「よく泣くか」について語り合う。
町田:僕は全く泣かないとかではないです。葬式は今のところ全泣き。というかおじいちゃん・おばあちゃんのお葬式しか行ったことがないけど。おじいちゃん・おばあちゃんの葬式に行って1ミリも泣いてない人を見るとびっくりする。よく我慢できるなって。
佐々木:おのおのの見送り方ってありますからね。
町田:でも、俺は葬式では引くくらい泣いちゃうな。それで親戚のおじさんとかにイジられる。「めっちゃ泣いてたな」って。イジってくるなよって(笑)。佐々木はどう?
佐々木:僕はけっこう泣くほうかもしれないですね。何か見ていたら大体泣く。子どもが頑張っている系とか、若い子がめっちゃ頑張っているやつとかだと泣いちゃう。
町田:わかる、わかる。全く俺も一緒。
佐々木:意外と自分のことのほうが泣かないかも。自分のことより誰かがめっちゃ頑張ってる系のほうが(泣くかも)。
町田:悔し泣きとかは? 佐々木、野球やってたから。部活の最後の試合とか。
佐々木:自分の最後の試合より先輩の最後の試合のほうが泣いたかも。
町田:めずらしい。
佐々木:自分のことだとあんまりかな。逆に町田は自分のこと、M-1に落ちたときとかしか泣かないからな。
町田:そっちが普通だろ。けっこう、みんな自己中だからな。そんなもんよ。
ここで泣くことの調査結果を紹介。
マーケティング情報をまとめる「エムパック」によると、「どのくらいの頻度で泣きますか?」というアンケートで「ほとんど泣かない」が男性:39.3%、女性:12.6%、「全く泣かない」が男性:8.6%、女性:1.4%だった。
佐々木:男性は1/2、ほぼ半分はほとんど泣かない。
町田:そうか。おれもどちらかというとこっちだな。
また「よく泣いてしまう場面は?」との質問には、「映画がドラマを観たとき」「ドキュメンタリーを観たとき」「書籍や漫画を読んだとき」が多い。最も良くなく場所は男性1位:ソファ、女性1位:ベッド・布団だった。
また、調査ニュースサイト「Sirabee」が行った「泣きたい気持ち」に関する意識調査では、全国の男女10代~60代・トータル625名に対し、全体の68.8%が「本当は泣きたいのに人がいるので我慢した経験がある」と回答した。
佐々木:へえ。逆にそれくらいなんだ。
町田:ほぼ100%が「はい」かと思った。
佐々木:32%くらいはそういう経験もないってことなのか。けっこう多いよね。
リスナー:特にストーリー性のある映像というわけではなく老若男女さまざまな人が笑っている映像が流れていくだけなのですが、なんだか自然と涙が出てしまいます。とにかくあなたに笑ってほしい、きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔、というようなサビもとてもいいです。
佐々木:いい歌詞ですね。めっちゃいい言葉。この曲を聴いたらちょっと泣いちゃうなってある?
町田:『トイレの神様』はけっこうヤバいな。
町田:俺、おばあちゃん系けっこう弱いからさ。
佐々木:確かにおばあちゃん子だからな。
町田:どちらかというと、おじいちゃん子だけど。佐々木は?
佐々木:back numberの『ヒロイン』かな。
佐々木:ちゃんと聴いたことがなくて、back numberの曲だってこともあまり知らなくて、ただ聴いたことがあるくらいだったんだけど、この前、芸歴1年目のコンビがネタ中にback numberの『ヒロイン』を歌ってそこから広げるネタをやってて。それを歌っているのを聴いて、めっちゃいい曲だなって。
町田:そのコンビから曲を知るのってめずらしいな。back numberからみんな知るんだよ。
佐々木:そのネタの歌声ですら俺泣きそうになったから。
町田:素晴らしいな。本物を聴いたらヤバいんじゃないの?
佐々木:その後、back numberも聴いて。雪が降る系の歌で、俺は東北出身だからそれがめっちゃわかるの。思春期に雪が降っている帰り道、好きなあの子と一緒に帰れたらな、なんて思っためっちゃ寒い日のことを思い出して泣きそうになる。
町田:より刺さるわけね。
リスナー:私は中学校に入る前に祖母を病気で亡くしました。両親が共働きのため自宅の近くに住む祖父母の家で幼少期を過ごしてきたので、第二の親を亡くしたような気持ちでしばらく過ごしていました。何より私の成長をずっと見守ってくれた祖母に中学生で身にまとう制服姿を見てもらえなかったことがつらく悲しく思ってきました。そんなある日、夢に祖母が出てきて、夢のなかの祖母は柔らかく優しい笑顔で私を抱きしめてくれました。忘れかけていた腕のなかの感触や懐かしい祖母の匂いを思い出し、目が覚めたときには呼吸ができないほど泣きじゃくりました。それからは高校生になった今の私の姿もきっと祖母が見てくれていると思えるようになり、つらく悲しい気持ちは吹っ切れました。
町田:おばあちゃん系ね。そうね……結局、俺も最後まで芸人って言えなかったもんな。
佐々木:俺も言ってないよ。
町田:今も見てくれているとうれしいですけど。
佐々木:このメッセージで、ちょっとウルッときましたね。
続けて、別のリスナーからのメッセージを読み始めた佐々木はその内容に感極まってしまい号泣、その様子に「ちょっと待って、怖い怖い」と戸惑う町田が代わりにメッセージを読むことに。
リスナー:私が人生で一番泣いたのは、7年付き合った彼氏が、当時もう先が長くない病気で入院中だった父のお見舞いに来て、そこで初めて「結婚させてください」とあいさつしてくれたときです。突然のことでびっくりしたのと病床の父が痩せ細った腕を伸ばして「よろしく頼むよ」とガチッと握手をしたところを見て号泣してしまいました。その後、まもなく父は他界してしまい、残念ながら花嫁姿を見せることは叶いませんでしたが、優しい夫と家庭を築くことができ幸せに暮らしています。
佐々木:なるほど。
町田:(号泣してたけど)どうしたの?
佐々木:俺もよくわからない。人のこういう話を聞くと泣きそうになるんだよな。俺は自分に全く重ね合わせなくても泣いちゃうタイプなんです。人のことに感情移入して泣ける人間で。町田は全部自分に重ねちゃってね。
町田:俺のほうが普通だと思うけど。
佐々木:俺のほうが人のことを思える優しい人間で。
町田:なんで自分のアピールばっかりなんだよ。でも、確かに俺もこのメッセージを読んで危なかったですよ。
佐々木:お父さんも天国で……(号泣)。
町田:こいつ何だよ! 何で本当に泣いてるのか意味がわからない。どうしたの。おじいさん過ぎるって。ボケじゃないのにびっくりしただけど。
佐々木:町田に俺が泣く姿を見せたところなかったかも。
町田:こんなリアルなのは見たことないな。1回もないね。うわさでは聞いたけど。佐々木が後輩の解散を泣きながら止めたって。
佐々木:あのときも後輩が引いてたわ。なんでそんなに泣いてるんですかって(笑)。今まで町田の前では泣かないようにしてきたんですけど。
町田:お前が一発目に泣くのはリスナーからのメッセージなんだ。M-1で何かとかじゃなくて。
佐々木:町田はM-1の1回戦で落ちてマクドナルドのドライブスルーで泣いたりもあったじゃん。
町田:お前、それはいいだろ(笑)。
『GURU GURU!』の放送は毎週月曜日から木曜日の22時から。
この内容をお届けしたのは、11月14日(木)に放送されたJ-WAVEの番組『GURU GURU!』(木曜日ナビゲーター:エバース)。世間の常識や多数派の声、あたりまえの事実をあえて逆の視点と発想で考えていく“逆転ラジオ”。リスナーからさまざまな意見を募り、発想と柔軟性を育てる教養バラエティプログラムだ。
どんなときに泣く?
怒られて泣いてしまったり、勝負に負けて泣いてしまったり……。一般的にすぐ泣くことはあまり好まれない風潮だが、涙が自分にとってプラスに働くことも必ずあるはず。そこでこの日は「泣かなきゃやってらんねぇ!」をテーマに、すぐ泣くことは情けないという通り文句を逆転の発想で考えていく。再生は2024年11月21日まで
町田:僕は全く泣かないとかではないです。葬式は今のところ全泣き。というかおじいちゃん・おばあちゃんのお葬式しか行ったことがないけど。おじいちゃん・おばあちゃんの葬式に行って1ミリも泣いてない人を見るとびっくりする。よく我慢できるなって。
佐々木:おのおのの見送り方ってありますからね。
町田:でも、俺は葬式では引くくらい泣いちゃうな。それで親戚のおじさんとかにイジられる。「めっちゃ泣いてたな」って。イジってくるなよって(笑)。佐々木はどう?
佐々木:僕はけっこう泣くほうかもしれないですね。何か見ていたら大体泣く。子どもが頑張っている系とか、若い子がめっちゃ頑張っているやつとかだと泣いちゃう。
町田:わかる、わかる。全く俺も一緒。
佐々木:意外と自分のことのほうが泣かないかも。自分のことより誰かがめっちゃ頑張ってる系のほうが(泣くかも)。
町田:悔し泣きとかは? 佐々木、野球やってたから。部活の最後の試合とか。
佐々木:自分の最後の試合より先輩の最後の試合のほうが泣いたかも。
町田:めずらしい。
佐々木:自分のことだとあんまりかな。逆に町田は自分のこと、M-1に落ちたときとかしか泣かないからな。
町田:そっちが普通だろ。けっこう、みんな自己中だからな。そんなもんよ。
ここで泣くことの調査結果を紹介。
マーケティング情報をまとめる「エムパック」によると、「どのくらいの頻度で泣きますか?」というアンケートで「ほとんど泣かない」が男性:39.3%、女性:12.6%、「全く泣かない」が男性:8.6%、女性:1.4%だった。
佐々木:男性は1/2、ほぼ半分はほとんど泣かない。
町田:そうか。おれもどちらかというとこっちだな。
また「よく泣いてしまう場面は?」との質問には、「映画がドラマを観たとき」「ドキュメンタリーを観たとき」「書籍や漫画を読んだとき」が多い。最も良くなく場所は男性1位:ソファ、女性1位:ベッド・布団だった。
また、調査ニュースサイト「Sirabee」が行った「泣きたい気持ち」に関する意識調査では、全国の男女10代~60代・トータル625名に対し、全体の68.8%が「本当は泣きたいのに人がいるので我慢した経験がある」と回答した。
佐々木:へえ。逆にそれくらいなんだ。
町田:ほぼ100%が「はい」かと思った。
佐々木:32%くらいはそういう経験もないってことなのか。けっこう多いよね。
後輩のネタで知った涙腺崩壊の1曲
番組には多くのリスナーからメッセージが届いた。そのなかで、「高橋 優の『福笑い』のミュージックビデオを見ると必ず涙が出る」というメッセージを紹介した。佐々木:いい歌詞ですね。めっちゃいい言葉。この曲を聴いたらちょっと泣いちゃうなってある?
町田:『トイレの神様』はけっこうヤバいな。
町田:俺、おばあちゃん系けっこう弱いからさ。
佐々木:確かにおばあちゃん子だからな。
町田:どちらかというと、おじいちゃん子だけど。佐々木は?
佐々木:back numberの『ヒロイン』かな。
佐々木:ちゃんと聴いたことがなくて、back numberの曲だってこともあまり知らなくて、ただ聴いたことがあるくらいだったんだけど、この前、芸歴1年目のコンビがネタ中にback numberの『ヒロイン』を歌ってそこから広げるネタをやってて。それを歌っているのを聴いて、めっちゃいい曲だなって。
町田:そのコンビから曲を知るのってめずらしいな。back numberからみんな知るんだよ。
佐々木:そのネタの歌声ですら俺泣きそうになったから。
町田:素晴らしいな。本物を聴いたらヤバいんじゃないの?
佐々木:その後、back numberも聴いて。雪が降る系の歌で、俺は東北出身だからそれがめっちゃわかるの。思春期に雪が降っている帰り道、好きなあの子と一緒に帰れたらな、なんて思っためっちゃ寒い日のことを思い出して泣きそうになる。
町田:より刺さるわけね。
突然の号泣!?
また別のリスナーからは、自身と祖母に関する思い出のメッセージが届いた。リスナー:私は中学校に入る前に祖母を病気で亡くしました。両親が共働きのため自宅の近くに住む祖父母の家で幼少期を過ごしてきたので、第二の親を亡くしたような気持ちでしばらく過ごしていました。何より私の成長をずっと見守ってくれた祖母に中学生で身にまとう制服姿を見てもらえなかったことがつらく悲しく思ってきました。そんなある日、夢に祖母が出てきて、夢のなかの祖母は柔らかく優しい笑顔で私を抱きしめてくれました。忘れかけていた腕のなかの感触や懐かしい祖母の匂いを思い出し、目が覚めたときには呼吸ができないほど泣きじゃくりました。それからは高校生になった今の私の姿もきっと祖母が見てくれていると思えるようになり、つらく悲しい気持ちは吹っ切れました。
町田:おばあちゃん系ね。そうね……結局、俺も最後まで芸人って言えなかったもんな。
佐々木:俺も言ってないよ。
町田:今も見てくれているとうれしいですけど。
佐々木:このメッセージで、ちょっとウルッときましたね。
続けて、別のリスナーからのメッセージを読み始めた佐々木はその内容に感極まってしまい号泣、その様子に「ちょっと待って、怖い怖い」と戸惑う町田が代わりにメッセージを読むことに。
リスナー:私が人生で一番泣いたのは、7年付き合った彼氏が、当時もう先が長くない病気で入院中だった父のお見舞いに来て、そこで初めて「結婚させてください」とあいさつしてくれたときです。突然のことでびっくりしたのと病床の父が痩せ細った腕を伸ばして「よろしく頼むよ」とガチッと握手をしたところを見て号泣してしまいました。その後、まもなく父は他界してしまい、残念ながら花嫁姿を見せることは叶いませんでしたが、優しい夫と家庭を築くことができ幸せに暮らしています。
佐々木:なるほど。
町田:(号泣してたけど)どうしたの?
佐々木:俺もよくわからない。人のこういう話を聞くと泣きそうになるんだよな。俺は自分に全く重ね合わせなくても泣いちゃうタイプなんです。人のことに感情移入して泣ける人間で。町田は全部自分に重ねちゃってね。
町田:俺のほうが普通だと思うけど。
佐々木:俺のほうが人のことを思える優しい人間で。
町田:なんで自分のアピールばっかりなんだよ。でも、確かに俺もこのメッセージを読んで危なかったですよ。
佐々木:お父さんも天国で……(号泣)。
町田:こいつ何だよ! 何で本当に泣いてるのか意味がわからない。どうしたの。おじいさん過ぎるって。ボケじゃないのにびっくりしただけど。
佐々木はメッセージを読み返して、さらに号泣する。GURU GURU!放送中
— GURU GURU! (@guruguru_813) November 14, 2024
実は感受性豊かな佐々木さん…#グルグル813 #エバース pic.twitter.com/MuOG7jXPgk
佐々木:町田に俺が泣く姿を見せたところなかったかも。
町田:こんなリアルなのは見たことないな。1回もないね。うわさでは聞いたけど。佐々木が後輩の解散を泣きながら止めたって。
佐々木:あのときも後輩が引いてたわ。なんでそんなに泣いてるんですかって(笑)。今まで町田の前では泣かないようにしてきたんですけど。
町田:お前が一発目に泣くのはリスナーからのメッセージなんだ。M-1で何かとかじゃなくて。
佐々木:町田はM-1の1回戦で落ちてマクドナルドのドライブスルーで泣いたりもあったじゃん。
町田:お前、それはいいだろ(笑)。
『GURU GURU!』の放送は毎週月曜日から木曜日の22時から。
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2024年11月21日28時59分まで
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