お笑いタレント・ゆりやんレトリィバァが、渡米についての思い、これからの活動について語った。
この内容をお届けしたのは、長井優希乃がナビゲートするJ-WAVEの番組『PEOPLE’S ROASTERY』。多彩なゲストとのトーク、世界のミュージックシーンから集めた心地よい音楽をお届けする。「MY FIELD NOTE」のコーナーでは、長井と曜日別のさまざまなジャンルの人々が好奇心を刺激する。ここでは6月13日(木)のオンエアの模様をテキストで紹介。
長井:Podcastでは2024年渡米を決めたゆりやんさんが今思うこと、言いたいこと、怒っていることを話されています。今回は、渡米について伺いたいです。活躍の舞台を日本からアメリカに移されるのは長年の夢だったのでしょうか?
ゆりやん:そうなんです。もともとは秋ぐらいを予定していたんですけど、2024年12月ぐらいにアメリカに引っ越して芸人として頑張りたいと思っております。子どもの頃に映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを観て、その頃からアメリカに興味を持っていたんですね。でも芸人になったので、アメリカに行く夢を諦めたって感じやったんです。ただ、芸人をやらせてもらっていると諦めるべき夢でもないというか、なんでも仕事につながるし、どこでもできるんだと感じたんですね。それでここ10年ぐらいはぼんやりとアメリカに行きたいと考えていました。
ゆりやんは2019年にアメリカのオーディション番組『America's Got Talent』に出演し、大きな注目を集めた。
長井:すでにアメリカの舞台は経験済みですね。
ゆりやん:『America's Got Talent』に出ている日本の芸人で、アメリカの仕事につながらなかったのは私だけなんですよ(笑)。けっこう周りからアメリカの舞台を見ましたよって言われるんですけど、よう考えたら5年ほど前に1回裸(星条旗柄の水着姿)で走り回っただけなんで。
長井:めちゃくちゃインパクトがあってすごいなって思いました! 度胸もすごいですよね。審査員の方は厳しい印象がある番組ですけども、もともとアメリカへの夢があってのチャレンジだったのでしょうか?
ゆりやん:はい。芸人になってすぐぐらいからうっすらと「私はアメリカに憧れているので行きます」と言ってはいたんですけど、言っているだけで何もしていないと思ったんですね。それで調べてみたらちょうど『America's Got Talent』のエントリー期間中だったので応募しました。あまり番組のことを知らなかったので、審査員の方のことも詳しくわからなかったんです。日本にいたら「この審査員さんに認められたい」「失敗したくない」という気持ちで緊張すると思うんですけど、ある意味、知らん人の前でやったって感じで(笑)。どうなってもいいやって思いがあって気楽にできたと思います。
長井:具体的な部分のイメトレはされていますか?
ゆりやん:まず引っ越し先はアメリカのロサンゼルスにしようと考えています。今住んでいる家がめっちゃ汚いので、清潔感溢れる家に住むイメージです。絶対アメリカの家は汚さないって決めています。掃除を毎日してきれいにして、かわいい家具やグッズを置きます。毎朝起きたらサッと窓を開けて、コーヒーを淹れます。日本とリモートで近況を話したらそのあとジムに行って、すっきりしたあとにお芝居の学校に通います。そのあとにオーディションを受けに行ったり、スタンダップコメディの小屋に行ってしゃべってウケて、それを奥で見ていたスカウトの人が「いいじゃん」と話しかけてくれて、オファーを受けてどんどん売れていく。そういうことをイメージしています。
長井:最高です! オファーを受けるまでのイメトレも大事ですよね。
ゆりやん:あと、友だちが来てくれたときに空港まで迎えに行って、車でクラクションを鳴らして「こっちこっち!」と呼びかけて荷物を乗せる、みたいなのもやりた~い!
長井:けっこうリアルなイメトレですね。ゆりやんさんがどんな家に住んでどんな生活を送るのか、実際のお話を聞くのも楽しみです!
ゆりやん:映画がめっちゃ好きで、映画監督をやってみたいですとテレビでぽろっと言ったんですね。それをたまたま映画会社の方が聞いてくださっていて、映画監督をやりませんかと声をかけてくださったのが3年前です。そこから構想を一緒に練ってもらって、いろいろ整ったのでやらせてもらいますという発表をさせてもらいました。
長井:けっこう長い構想期間があったのですね。
ゆりやん:最初は映画業界の事情を知らないので、どうやって映画を作るのかまったくわからなかったです。最初のほうはプロデューサーさんと3、4人ぐらいに「私はこういうのがやってみたいです」と話していたんですけど、どんどん実現してくださって。気が付いたら「いいんですか!?」っていう状況にしてくださっていたのが今の感覚です。感謝しかないです。
大学時代、ゆりやんは映画について研究を深めていたという。
ゆりやん:文学部で「映像文化専修」を専攻していました。
長井:授業で映画評論や映画史を学ばれていたのでしょうか?
ゆりやん:そうなんです。今思えば、もっと真面目に勉強したかったです。当時、芸人になるのは決めていたので、どうせやったら好きな専攻に入りたいと思ってとりました。
長井:洋画もお好きなんですよね。たとえばどんな作品ですか?
ゆりやん:ホラーやスリラー、人が怖い系が好きです。たとえば『ミザリー』ってご覧になったことはありますか?
長井:ないです。知りたい!
ゆりやん:1990年の映画で、ある小説家のおっちゃんが雪山で車を運転していたら事故に遭うんですね。気がついたら、たまたま通りがかったおばちゃんに助けられていて、部屋の中で看病されているんです。でも実はおばちゃんは小説家の熱狂的ファンで、そんな人に看病されたらどうなるんやろうっていう話です。
長井:急に怖い(笑)。観てみようと思います!
長井:今後目指すエンターテイナー像はありますか?
ゆりやん:これだって決めずにやりたいなと思うことをやりたいです。心が動くことを大事に拾っていって、それを団子にしたみたいな人間になれたらうれしいですね。
長井:私から見ると、もうすでになっているんじゃないかなと感じました!
ゆりやん:誰が団子なのよ~!
長井:キラキラな団子です(笑)! 毎週楽しくPodcastを聴かせてもらっていますが、渡米しても続けてくださいね。
ゆりやん:絶対続けたいです!
J-WAVE『PEOPLE'S ROASTERY』のワンコーナー「MY FIELD NOTE」では、曜日別で登場するゲストが人々の好奇心を刺激する。放送は月曜~木曜の14時ごろから。
この内容をお届けしたのは、長井優希乃がナビゲートするJ-WAVEの番組『PEOPLE’S ROASTERY』。多彩なゲストとのトーク、世界のミュージックシーンから集めた心地よい音楽をお届けする。「MY FIELD NOTE」のコーナーでは、長井と曜日別のさまざまなジャンルの人々が好奇心を刺激する。ここでは6月13日(木)のオンエアの模様をテキストで紹介。
アメリカに憧れるようになったきっかけは幼少期
木曜日はさまざまな分野から表現者・クリエイターがゲストに登場。今回は、ゆりやんレトリィバァ(以下ゆりやん)が出演した。番組では、イチオシのPodcastを日替わりでピックアップするコーナー「PODCAST PICKS」にて、『ゆりやんレトリィバァの最近どう?』の放送の一部を木曜日に紹介している。長井:Podcastでは2024年渡米を決めたゆりやんさんが今思うこと、言いたいこと、怒っていることを話されています。今回は、渡米について伺いたいです。活躍の舞台を日本からアメリカに移されるのは長年の夢だったのでしょうか?
ゆりやん:そうなんです。もともとは秋ぐらいを予定していたんですけど、2024年12月ぐらいにアメリカに引っ越して芸人として頑張りたいと思っております。子どもの頃に映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズを観て、その頃からアメリカに興味を持っていたんですね。でも芸人になったので、アメリカに行く夢を諦めたって感じやったんです。ただ、芸人をやらせてもらっていると諦めるべき夢でもないというか、なんでも仕事につながるし、どこでもできるんだと感じたんですね。それでここ10年ぐらいはぼんやりとアメリカに行きたいと考えていました。
ゆりやんは2019年にアメリカのオーディション番組『America's Got Talent』に出演し、大きな注目を集めた。
長井:すでにアメリカの舞台は経験済みですね。
ゆりやん:『America's Got Talent』に出ている日本の芸人で、アメリカの仕事につながらなかったのは私だけなんですよ(笑)。けっこう周りからアメリカの舞台を見ましたよって言われるんですけど、よう考えたら5年ほど前に1回裸(星条旗柄の水着姿)で走り回っただけなんで。
長井:めちゃくちゃインパクトがあってすごいなって思いました! 度胸もすごいですよね。審査員の方は厳しい印象がある番組ですけども、もともとアメリカへの夢があってのチャレンジだったのでしょうか?
ゆりやん:はい。芸人になってすぐぐらいからうっすらと「私はアメリカに憧れているので行きます」と言ってはいたんですけど、言っているだけで何もしていないと思ったんですね。それで調べてみたらちょうど『America's Got Talent』のエントリー期間中だったので応募しました。あまり番組のことを知らなかったので、審査員の方のことも詳しくわからなかったんです。日本にいたら「この審査員さんに認められたい」「失敗したくない」という気持ちで緊張すると思うんですけど、ある意味、知らん人の前でやったって感じで(笑)。どうなってもいいやって思いがあって気楽にできたと思います。
アメリカの生活を具体的にイメージ
12月の渡米に向けて、ゆりやんは家探しや新たな仕事へのイメージトレーニングに励んでいるという。長井:具体的な部分のイメトレはされていますか?
ゆりやん:まず引っ越し先はアメリカのロサンゼルスにしようと考えています。今住んでいる家がめっちゃ汚いので、清潔感溢れる家に住むイメージです。絶対アメリカの家は汚さないって決めています。掃除を毎日してきれいにして、かわいい家具やグッズを置きます。毎朝起きたらサッと窓を開けて、コーヒーを淹れます。日本とリモートで近況を話したらそのあとジムに行って、すっきりしたあとにお芝居の学校に通います。そのあとにオーディションを受けに行ったり、スタンダップコメディの小屋に行ってしゃべってウケて、それを奥で見ていたスカウトの人が「いいじゃん」と話しかけてくれて、オファーを受けてどんどん売れていく。そういうことをイメージしています。
長井:最高です! オファーを受けるまでのイメトレも大事ですよね。
ゆりやん:あと、友だちが来てくれたときに空港まで迎えに行って、車でクラクションを鳴らして「こっちこっち!」と呼びかけて荷物を乗せる、みたいなのもやりた~い!
長井:けっこうリアルなイメトレですね。ゆりやんさんがどんな家に住んでどんな生活を送るのか、実際のお話を聞くのも楽しみです!
長年の夢だった映画監督に挑戦!
ゆりやんは5月18日にフランス・カンヌで記者会見をおこない、映画監督デビューすることを公表した。ゆりやん:映画がめっちゃ好きで、映画監督をやってみたいですとテレビでぽろっと言ったんですね。それをたまたま映画会社の方が聞いてくださっていて、映画監督をやりませんかと声をかけてくださったのが3年前です。そこから構想を一緒に練ってもらって、いろいろ整ったのでやらせてもらいますという発表をさせてもらいました。
長井:けっこう長い構想期間があったのですね。
ゆりやん:最初は映画業界の事情を知らないので、どうやって映画を作るのかまったくわからなかったです。最初のほうはプロデューサーさんと3、4人ぐらいに「私はこういうのがやってみたいです」と話していたんですけど、どんどん実現してくださって。気が付いたら「いいんですか!?」っていう状況にしてくださっていたのが今の感覚です。感謝しかないです。
大学時代、ゆりやんは映画について研究を深めていたという。
ゆりやん:文学部で「映像文化専修」を専攻していました。
長井:授業で映画評論や映画史を学ばれていたのでしょうか?
ゆりやん:そうなんです。今思えば、もっと真面目に勉強したかったです。当時、芸人になるのは決めていたので、どうせやったら好きな専攻に入りたいと思ってとりました。
長井:洋画もお好きなんですよね。たとえばどんな作品ですか?
ゆりやん:ホラーやスリラー、人が怖い系が好きです。たとえば『ミザリー』ってご覧になったことはありますか?
長井:ないです。知りたい!
ゆりやん:1990年の映画で、ある小説家のおっちゃんが雪山で車を運転していたら事故に遭うんですね。気がついたら、たまたま通りがかったおばちゃんに助けられていて、部屋の中で看病されているんです。でも実はおばちゃんは小説家の熱狂的ファンで、そんな人に看病されたらどうなるんやろうっていう話です。
長井:急に怖い(笑)。観てみようと思います!
目指す人物像とは
Netflixシリーズ『極悪女王』にて主演として女子プロレスラー・ダンプ松本を演じるゆりやん。芸人、映画監督、俳優とマルチに活躍するゆりやんの今後の展望とは?「極悪女王」キャスト「クラッシュギャルズ 40周年記念ライブ」に登場! | Netflix Japan
ゆりやん:これだって決めずにやりたいなと思うことをやりたいです。心が動くことを大事に拾っていって、それを団子にしたみたいな人間になれたらうれしいですね。
長井:私から見ると、もうすでになっているんじゃないかなと感じました!
ゆりやん:誰が団子なのよ~!
長井:キラキラな団子です(笑)! 毎週楽しくPodcastを聴かせてもらっていますが、渡米しても続けてくださいね。
ゆりやん:絶対続けたいです!
J-WAVE『PEOPLE'S ROASTERY』のワンコーナー「MY FIELD NOTE」では、曜日別で登場するゲストが人々の好奇心を刺激する。放送は月曜~木曜の14時ごろから。
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