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「偽口コミ」根絶のために…アマゾンなどの企業が連携!世界初の連合が誕生

「偽口コミ」根絶のために…アマゾンなどの企業が連携!世界初の連合が誕生

J-WAVEの番組『STEP ONE』には、番組ナビゲーターのサッシャ&ノイハウス萌菜が気になる海外ニュースをお伝えする「CHINTAI GLOBAL BEATS」というコーナーがある。ここでは2023年10月にオンエアされた同コーナーから、イチオシトピックを紹介する。

今回は、世界中で問題となっている「偽口コミ」に注目した模様をテキストでお届けする。

【オンエア:2023年10月23日(月)/ナビゲート:サッシャ・ノイハウス萌菜】  

偽口コミ撲滅のための連合立上げを発表

サッシャがピックアップしたニュースは、アメリカのニュースサイト「AP通信」による“偽口コミ”について。

【参照元】The internet is littered with fake reviews. Amazon, Glassdoor and others are trying to fight back(外部リンク)

ホテル、レストラン、買い物などで口コミやレビューを参考にする人は多い。そんななか、真偽が定かではない口コミを目にすることもある。サービス提供者と消費者の悩みのタネである“偽口コミ”は、真偽の判断が難しいのが現状だ。

サッシャ:アメリカでは、アマゾンの販売サイトの偽レビューを広告にして、販売するためのメッセージングアプリを使用して(偽レビューに騙された人とやり取りをして)、2年半の懲役3年の保護観察を受けているレビューブロガーがいます。そういう事例も出ているんですね。

偽口コミ問題を受け、アマゾン、ブッキングドットコム、エクスペディアグループ、グラスドア、トリップアドバイザー、トラストパイロットの6社は「Coalition for Trusted Reviews(信頼性のあるレビューのための連合)」という世界初の連合を設立した。

サッシャ:レビューの信ぴょう性が落ちてしまったら、そこのサービスを使わなくなるじゃないですか。連合はオンラインレビューのベストな方法を探し出し、偽物を検出する方法を見つけて共有していくために立ち上がりました。なので、まずは偽レビューとは何かを定義するところから始まり、悪質な場合どうすればいいか情報共有します。たとえば、「このIPアドレスの書き込みは明らかに悪質」といった情報を共有しておけば、ほかのサービスでも削除が可能ですよね。

ノイハウス:悪質なものは排除できるとしても、いいレビューでフェイクなものをどう取り扱っていくかですよね。

偽口コミには「自分の商品をよく見せるレビュー」と「競合他社を貶めるために悪く書くレビュー」の2タイプがあるとサッシャが解説した。

サッシャ:2022年にトリップアドバイザーが主催した1回目の会合があって、2023年12月にはアマゾンが主催してベルギー・ブリュッセルで第2回を開催予定です。世界的なサービスの場合だと、そういう基準に当てはまったら日本の人も基準違反、下手すると世界的な問題になる可能性があります。ルール作りがしっかりすれば、日本国内で書いたとしても問題になる可能性がありますからね。注目していきたいです。信頼できる口コミサイトを利用していきたいのが、いちユーザーの願いです。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「CHINTAI GLOBAL BEATS」では、番組独自の視点で世界を見渡し、国内ではまだ知られていない話題やニュース、ニューミュージックをお届け。放送は月曜~木曜の12時5分ごろから。

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