6月29日に解散ライブを行うBiSHのセントチヒロ・チッチとハシヤスメ・アツコが今の心境を語った。またBiSHと親交の深い04 Limited SazabysのGENがコメントを寄せた。
3人がコメントで登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。オンエアは6月26日(月)。
【SONAR MUSICは番組公式LINEでも情報発信中】
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2021年12月24日、人気絶頂の中で2023年に解散することを発表。その年末には『NHK紅白歌合戦』にも出場。そして6月29日にバンドの夢であった東京ドーム公演を最後に解散する。
そんなBiSHと親交の深い、04 Limited SazabysのGEN(Ba/Vo)がコメントを寄せた。
GEN:BiSHと04 Limited Sazabysの出会いは、当時BiSHがフリーペーパーの連載をやっていて、それに呼んでくれたんですよ。当時、RYU-TAがチッチとかと絡みがあったりして、その流れもあって呼んでもらって、そのとき僕は正直、アイドルというものをライバルみたいな感覚で見てて。僕らがバンドで状況がよくなってきて、音楽チャートもアイドルが席巻してたので、何となくアイドルに負けたくないって。バンドがアイドルをやっつけるんだって感じで、ちょっとアイドルに対して勝手な敵視をしていた時期でした。
ところがBiSHの楽曲を聴き、ライブを観たGENは、「自分の偏見とか勝手な敵視がぽろぽろと崩れ落ちた」と振り返る。
GEN:なんてカッコいいんだろうと。あとBiSHが「楽器を持たないパンクバンド」って名乗ったのも、最初は「はぁ!?」って思ってたけど、メンバーと話していて、この子たちすごいパンクスだなって。パンクって音楽性とかスタイル、精神性だったりアティチュードだったりするので、この子たちカッコいいなって。そこから僕たち主催の「YON FES」にも何度も出ていただきましたし、BiSHのツアーにも呼んでいただきましたし。1回北海道のイベントでBiSHが出られなくなったときに、僕らが『星が瞬く夜に』をやらせてもらったりとか、本当に僕らにとって切っても切れない親戚のいとこの女の子みたいな、かわいい存在で、そんなBiSHがいよいよ解散してしまうのかと思うと、この間もぴあアリーナMMで共演した際も、RYU-TAと一緒に観てて解散するってさみしいねっていう話もしました。
そんなGENはBiSHのミュージックシェアとして『オーケストラ』をセレクトした。
GEN:僕がBiSHを知った楽曲です。他にも好きな曲がいっぱいあるし、ゆかりがある思い出の詰まった曲もあるんですけど、この曲を初めて聴いたときは、まずアイナの声にびっくりしました。アイドルなのにこんな歌声で歌うんだっていうところで僕のアイドルの概念を飛び越えてきましたし、楽曲のサビの入り方ですね。ずっとスネアをロールで駆け上がっていくんですけど、そこの引っ張りっぷりに僕は打ち抜かれてシビれたのをすごく覚えています。僕がこの曲に出会ったときに、移動中の機材車とかでもすごくこの曲をかけて「この曲のここがすごくない?」って。「なんてエモいんだ」みたいな話をすごく覚えています。BiSHの活動が終わっても僕らとBiSHの関係性は変わらないし、まだみんなが何をするのかは全然存じてはないんですけど、今後もいろんなかたちで関わって一緒に音楽の現場で遊べたらうれしいなと思っています。
チッチ:BiSHは2015年に誕生しまして、そこからメンバーチェンジなどもありつつ、今は6人で長い間やってきましたね。
ハシヤスメ:そうね。2016年からかな。
チッチ:すごく長く感じますけど、いちばん衝撃的だった出来事とかあります?
ハシヤスメ:何かあるかな……もちろん日比谷野外大音楽堂のライブは衝撃というかすごく忘れられないけどね。今のメンバーになってから最初に立ったデカい舞台だったので、そこはずっと忘れられないし、これからも語り継ぎます。
チッチ:語り継ぐんですか(笑)。
ハシヤスメ:あのときアユニ・Dが入って最初のライブだったんだよって。みんながペンライトを6色に光らせてくれたり、あれはずっと忘れられないもん。
チッチ:そうですよね。あの日はすごくよかったな。いろんなことがあり過ぎて、いくらでも出てくるんですけど。
ハシヤスメ:そうね。エピソードはいっぱいあるから。
チッチ:でも、私は最近、中居(正広)くんにみんなで会えたのがめちゃくちゃうれしくて。
ハシヤスメ:番組でご一緒してね。
チッチ:「SMAPを目指してました」って言えたのがすごくうれしかったです。
ハシヤスメ:そうなんだよね。BiSHはもともとSMAPみたいになりたいって言ってたもんね。
チッチ:香取(慎吾)さんにもすごくお世話になって、一緒に音楽をやらせてもらったりとか。コラボさせていただいたりとかしていて、最後の最後に中居くんともみんなで会えて、いろいろしゃべれてよかったなって。すごく衝撃的で、最近毎日思い出してる。
ハシヤスメ:本人に伝えられるのってうれしいよね。
チッチ:すごくうれしいから、BiSHらしくいろいろしゃべれてうれしかったなとか。いっぱいあるね。
ハシヤスメ:あと3日後に解散なんですね。
チッチ:でも解散が決まったのは2、3年前。
ハシヤスメ:そんな前だっけ。
チッチ:思いだそうとすると難しいくらい、いろんなことをずっと考え続けてますけど、あのときからどう気持ちは変わってる?
ハシヤスメ:解散が決まってから、まだまだ先だなとかずっと思ってたんだけど気付いたら6月なんだって。
チッチ:そうだね。
ハシヤスメ:それでいてあと3日とかなんだとかで、ときの流れに驚愕してます。
チッチ:早いよね。
ハシヤスメ:早いし、毎日一生懸命生きてるし、ありがたいことにいっぱいお仕事させてもらって、初体験とかいろいろやらせてもらって毎日が充実していたので、あっという間にこんなに時間って過ぎてしまうんだなって感じですね。早い。
セントチヒロ・チッチは「寂しい」と思いを口にしつつ「これからみんなどうするか教えてってずっと思ってる」と笑う。
チッチ:みんなあまり語らない人たちなので、ネットでみんなのことを検索して知るのかなって(笑)。
ハシヤスメ:連絡来ないから定期的にメンバーの名前をエゴサするんでしょ(笑)。
チッチ:今、何してるのかなって。
ハシヤスメ:ネットニュースになるくらいに頑張りますよ。
チッチ:頑張りたいと思います。
ハシヤスメ:東京ドーム公演まであと3日ですけど、どんなライブになるんだろうね。
チッチ:BiSHらしいライブになるんじゃないかと思いますけどね。
ハシヤスメ:BiSHらしいライブになると思います。今、絶賛リハーサル中なので、いいものができるなっていうのは確実だし、リハーサルの段階でグッときてしまうものがあるので、BiSHらしさを最後に届けられたらと思っています。
チッチ:来てくれる人は別にどんな心でもいいと思ってて、泣いたって笑ったって、どんな気持ちをぶつけてくれてもいいと思うので。よく「悲しいバイバイにはしたくない」って言ったりするじゃない。それもひとつはあって、泣きたい人はいっぱい泣いて、いくらでも泣いてその日を発散したりしてほしいと思う。だから、あなたらしい終わり方をしてくれたらいいなと私は思っています。
ハシヤスメ:「俺は泣く」ってことでもいいし、「俺は笑って見届けるぜ」ってことでも何でも。
チッチ:それがいちばん。みんな健康で、心も健康でいてくれたら最高です。そうじゃない?
ハシヤスメ:そうです。どんなあなたでも私たちは受け止めます。6月29日、来る方はぜひお待ちしています。
チッチ:準備運動をしてきて来てください(笑)。それではみなさん東京ドームでお会いしましょう。今までたくさんありがとうございました。
BiSHの最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『SONAR MUSIC』は、月~木の22:00-24:00にオンエア。
3人がコメントで登場したのはJ-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。オンエアは6月26日(月)。
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音声トークは7月3日まで再生可能
BiSHに出会って、アイドルへのライバル心がぽろぽろと崩れ落ちた
BiSHはアイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D からなる「楽器を持たないパンクバンド」。2015年3月に結成。5月にインディーズデビュー。2016年5月avex traxよりメジャーデビュー。以降、『オーケストラ』『プロミスザスター』『My landscape』『stereo future』などのリリースを重ね、横浜アリーナや幕張メッセ展示場などでワンマンライブを開催し、ロックフェスにも多数出演してきた。2021年12月24日、人気絶頂の中で2023年に解散することを発表。その年末には『NHK紅白歌合戦』にも出場。そして6月29日にバンドの夢であった東京ドーム公演を最後に解散する。
そんなBiSHと親交の深い、04 Limited SazabysのGEN(Ba/Vo)がコメントを寄せた。
GEN:BiSHと04 Limited Sazabysの出会いは、当時BiSHがフリーペーパーの連載をやっていて、それに呼んでくれたんですよ。当時、RYU-TAがチッチとかと絡みがあったりして、その流れもあって呼んでもらって、そのとき僕は正直、アイドルというものをライバルみたいな感覚で見てて。僕らがバンドで状況がよくなってきて、音楽チャートもアイドルが席巻してたので、何となくアイドルに負けたくないって。バンドがアイドルをやっつけるんだって感じで、ちょっとアイドルに対して勝手な敵視をしていた時期でした。
ところがBiSHの楽曲を聴き、ライブを観たGENは、「自分の偏見とか勝手な敵視がぽろぽろと崩れ落ちた」と振り返る。
GEN:なんてカッコいいんだろうと。あとBiSHが「楽器を持たないパンクバンド」って名乗ったのも、最初は「はぁ!?」って思ってたけど、メンバーと話していて、この子たちすごいパンクスだなって。パンクって音楽性とかスタイル、精神性だったりアティチュードだったりするので、この子たちカッコいいなって。そこから僕たち主催の「YON FES」にも何度も出ていただきましたし、BiSHのツアーにも呼んでいただきましたし。1回北海道のイベントでBiSHが出られなくなったときに、僕らが『星が瞬く夜に』をやらせてもらったりとか、本当に僕らにとって切っても切れない親戚のいとこの女の子みたいな、かわいい存在で、そんなBiSHがいよいよ解散してしまうのかと思うと、この間もぴあアリーナMMで共演した際も、RYU-TAと一緒に観てて解散するってさみしいねっていう話もしました。
そんなGENはBiSHのミュージックシェアとして『オーケストラ』をセレクトした。
GEN:僕がBiSHを知った楽曲です。他にも好きな曲がいっぱいあるし、ゆかりがある思い出の詰まった曲もあるんですけど、この曲を初めて聴いたときは、まずアイナの声にびっくりしました。アイドルなのにこんな歌声で歌うんだっていうところで僕のアイドルの概念を飛び越えてきましたし、楽曲のサビの入り方ですね。ずっとスネアをロールで駆け上がっていくんですけど、そこの引っ張りっぷりに僕は打ち抜かれてシビれたのをすごく覚えています。僕がこの曲に出会ったときに、移動中の機材車とかでもすごくこの曲をかけて「この曲のここがすごくない?」って。「なんてエモいんだ」みたいな話をすごく覚えています。BiSHの活動が終わっても僕らとBiSHの関係性は変わらないし、まだみんなが何をするのかは全然存じてはないんですけど、今後もいろんなかたちで関わって一緒に音楽の現場で遊べたらうれしいなと思っています。
「SMAPを目指していた」と本人に伝えられてうれしかった
番組後半ではBiSHのセントチヒロ・チッチとハシヤスメ・アツコがコメントとで登場。今の心境を語った。チッチ:BiSHは2015年に誕生しまして、そこからメンバーチェンジなどもありつつ、今は6人で長い間やってきましたね。
ハシヤスメ:そうね。2016年からかな。
チッチ:すごく長く感じますけど、いちばん衝撃的だった出来事とかあります?
ハシヤスメ:何かあるかな……もちろん日比谷野外大音楽堂のライブは衝撃というかすごく忘れられないけどね。今のメンバーになってから最初に立ったデカい舞台だったので、そこはずっと忘れられないし、これからも語り継ぎます。
チッチ:語り継ぐんですか(笑)。
ハシヤスメ:あのときアユニ・Dが入って最初のライブだったんだよって。みんながペンライトを6色に光らせてくれたり、あれはずっと忘れられないもん。
チッチ:そうですよね。あの日はすごくよかったな。いろんなことがあり過ぎて、いくらでも出てくるんですけど。
ハシヤスメ:そうね。エピソードはいっぱいあるから。
チッチ:でも、私は最近、中居(正広)くんにみんなで会えたのがめちゃくちゃうれしくて。
ハシヤスメ:番組でご一緒してね。
チッチ:「SMAPを目指してました」って言えたのがすごくうれしかったです。
ハシヤスメ:そうなんだよね。BiSHはもともとSMAPみたいになりたいって言ってたもんね。
チッチ:香取(慎吾)さんにもすごくお世話になって、一緒に音楽をやらせてもらったりとか。コラボさせていただいたりとかしていて、最後の最後に中居くんともみんなで会えて、いろいろしゃべれてよかったなって。すごく衝撃的で、最近毎日思い出してる。
ハシヤスメ:本人に伝えられるのってうれしいよね。
チッチ:すごくうれしいから、BiSHらしくいろいろしゃべれてうれしかったなとか。いっぱいあるね。
解散ライブは、どんな気持ちをぶつけてくれてもいい
解散直前の心境を、セントチヒロ・チッチとハシヤスメ・アツコが語った。ハシヤスメ:あと3日後に解散なんですね。
チッチ:でも解散が決まったのは2、3年前。
ハシヤスメ:そんな前だっけ。
チッチ:思いだそうとすると難しいくらい、いろんなことをずっと考え続けてますけど、あのときからどう気持ちは変わってる?
ハシヤスメ:解散が決まってから、まだまだ先だなとかずっと思ってたんだけど気付いたら6月なんだって。
チッチ:そうだね。
ハシヤスメ:それでいてあと3日とかなんだとかで、ときの流れに驚愕してます。
チッチ:早いよね。
ハシヤスメ:早いし、毎日一生懸命生きてるし、ありがたいことにいっぱいお仕事させてもらって、初体験とかいろいろやらせてもらって毎日が充実していたので、あっという間にこんなに時間って過ぎてしまうんだなって感じですね。早い。
セントチヒロ・チッチは「寂しい」と思いを口にしつつ「これからみんなどうするか教えてってずっと思ってる」と笑う。
チッチ:みんなあまり語らない人たちなので、ネットでみんなのことを検索して知るのかなって(笑)。
ハシヤスメ:連絡来ないから定期的にメンバーの名前をエゴサするんでしょ(笑)。
チッチ:今、何してるのかなって。
ハシヤスメ:ネットニュースになるくらいに頑張りますよ。
チッチ:頑張りたいと思います。
ハシヤスメ:東京ドーム公演まであと3日ですけど、どんなライブになるんだろうね。
チッチ:BiSHらしいライブになるんじゃないかと思いますけどね。
ハシヤスメ:BiSHらしいライブになると思います。今、絶賛リハーサル中なので、いいものができるなっていうのは確実だし、リハーサルの段階でグッときてしまうものがあるので、BiSHらしさを最後に届けられたらと思っています。
チッチ:来てくれる人は別にどんな心でもいいと思ってて、泣いたって笑ったって、どんな気持ちをぶつけてくれてもいいと思うので。よく「悲しいバイバイにはしたくない」って言ったりするじゃない。それもひとつはあって、泣きたい人はいっぱい泣いて、いくらでも泣いてその日を発散したりしてほしいと思う。だから、あなたらしい終わり方をしてくれたらいいなと私は思っています。
ハシヤスメ:「俺は泣く」ってことでもいいし、「俺は笑って見届けるぜ」ってことでも何でも。
チッチ:それがいちばん。みんな健康で、心も健康でいてくれたら最高です。そうじゃない?
ハシヤスメ:そうです。どんなあなたでも私たちは受け止めます。6月29日、来る方はぜひお待ちしています。
チッチ:準備運動をしてきて来てください(笑)。それではみなさん東京ドームでお会いしましょう。今までたくさんありがとうございました。
BiSHの最新情報は、公式サイトまで。
J-WAVE『SONAR MUSIC』は、月~木の22:00-24:00にオンエア。
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