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King Gnu・新井和輝と勢喜 遊、スタジアムライブツアーの感想を語り合う

King Gnu・新井和輝と勢喜 遊、スタジアムライブツアーの感想を語り合う

King Gnuのベーシスト・新井和輝とドラマーの勢喜 遊が、初のスタジアムライブツアーの感想を語り合った。

このトークをお届けしたのは、新井が火曜日のナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組『SPARK』。オンエアは6月6日(火)。

ぶっつけ本番で挑んだスタジアムツアー

6月3日と4日、横浜・日産スタジアムで開催された「King Gnu Stadium Live Tour 2023 CLOSING CEREMONY」をもって、King Gnu初のスタジアムライブツアーが終了。新井は「何よりも無事に終わってよかった」と心中を明かした。

新井:マジで今回のスタジアムさ、「King Gnuって持ってるね」って話なのか「King Gnuってツイてない」って話なのかわかんないね。

勢喜:極端だよね。

新井:結局大阪も日産もさ、(雨や台風の影響で)ゲネプロ(全体リハーサル)ができなかったじゃない?

勢喜:俺ら、ゲネプロをしたことがないって衝撃なんだけど(笑)。

新井:今回はぶっつけ本番だったもんね。

勢喜:やっぱり音環境って変わるから、アーティストは現地でゲネプロをしたいわけよ。

新井:そうだよね。俺ら、自分でどの音を聴くかっていうバランスがけっこう繊細なんだよね。リハーサルでどれだけ詰めても外だと変わっちゃうから。ぶっつけでようやりましたわ。

新型コロナウイルス感染も広がりを見せている状況だったため、新井は公演が行われるかの動向に肝を冷やしていたそうだ。

新井:こういうとき、King Gnuのなかでそういうのを引きがちなのって俺だと思ってんのよ。

勢喜:たしかにね。気を付けてた?

新井:すごくソワソワしてたね。遊は大丈夫だったの?

勢喜:大丈夫だった!

ライブで初披露した『壇上』に込めた思い

ライブではアルバム『CEREMONY』の収録曲である『壇上』の演奏中、メンバーたちの映像が流れる演出があった。ライブに参加したリスナーからは「卒業アルバムのようにも見え、CLOSING CEREMONYということもあり、終わりからの新たなはじまりとも感じました。メンバーのみなさんはどのような気持ちで観られていましたか?」という質問が届いた。

新井:今回、初めて『壇上』をやったじゃない? 『CEREMONY』というアルバム内でも締めくくっているし、やっぱりやるべきじゃないかと。なんだけど、曲の持っている意味が変わったなって思った。個人的な話だけど。

勢喜:わかるわかる。

新井:やっぱそうだよね?

勢喜:曲を作ってた頃と今の状況って全然違うからね。

新井:そうそう。

曲が出来上がった当時と比べ、現在はポジティブな要素を楽曲に感じられるという。

新井:やっていてすごく楽しかった。そういう感じだよね?

勢喜:マジでそんな感じ。

新井:これってなんでだろうね?

勢喜:到底、俺では言語化できない(笑)。難しい。

新井:俺もなんて言ったらいいかわかんないんだけど、来ているお客さんはわかってくれたかな? 区切りであることは間違いないんだけど、次が完全に見えている感じって言えばいいのかな。このことは話したいなって思ってたんだけど、やっぱ遊もわかってたんだね。

勢喜:もちろん。

新井は「King Gnu Stadium Live Tour 2023 CLOSING CEREMONY」で印象的だったセットリストについて語った。

新井:個人的には『壇上』からの『サマーレイン・ダイバー』かな。もともと『サマーレイン・ダイバー』は入っていなくって、『壇上』の終わりの音が『サマーレイン・ダイバー』と同じキーだってことに気付いて。こっから『サマーレイン・ダイバー』が始まったらいいんじゃないかってのを、リハか何かのタイミングで言ったんだよね?

勢喜:うん。よかったです。硬派。

新井:硬派だったよね。しかも、曲の対比もあるじゃない? 個人的にはグッドポイントだったなあ。遊的には何かある?

勢喜:瞬発系で言うと、『Overflow』の最後のサビ。あれって何の打ち合わせもなく、ノリとして始まったじゃん? ああいうのいいよね。

新井:あれって気付いたら定着しちゃっているけど、ふたりでやり始めたやつだよね。あそこ、気持ちいい感じになってるよね。

勢喜:気に入ってたなあ。

新井が火曜にナビゲーターを担当する『SPARK』はJ-WAVEで24時-25時オンエア。公式サイトはこちら

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