シンガーソングライターでラッパーの「ざきのすけ。」が、自身の音楽のルーツや、楽曲『In the Cell』に込めた想いを明かした。
「ざきのすけ。」が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは12月26日(月)、27日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
ざきのすけ。:『In the Cell』はノリやすさを意識しているので、ライブで映える曲となっています。元々11月に配信したいと思っていたのですが、自分の作っていた曲を聴き返していた時に、埋もれていたというか、ボツにしていた曲があったんですけど、それを再度聴いたら「めちゃめちゃ良いな」思って完成させたのが、この『In the Cell』です。
曲のテーマが“共依存の恋愛”なんですけど、その裏には自分と音楽の関係性というのも描いています。この楽曲に込めた自分らしさは、僕はダークな部分にスポットを当てて、曲を作っているので、ダークな部分にちゃんとスポットライトが当たっているところじゃないかなって。
僕自身にもダークで、ネガティブなマインドというものがあって、でもそういうのをうまく昇華させてくれるのが音楽でした。なので、僕の音楽を聴くという行為をしてくださっているリスナーの皆さんにも、作品を通して、ダークな部分に触れてもらえればなって。そして僕はダークな部分が悪いことだと思ってないんです。
共依存とか、破滅に向かっていくような行動って「悪」だったりだと思われがちですけど、僕は破滅に向かっていく行為すら、そこに愛があれば、その人たちにとってキレイなものだと思うんです。『In the Cell』では、そういう部分のダークさは描けたかなと。それとサウンドもダークだと思います。2番では曲調がガラッと変わって、高速ラップも入っているので、そこも自分らしさだと思ってます。
今後のアーティスト活動についてですが、今まではコアな自分の趣味の部分の延長線上で曲を作っていたんですけど、それらといわゆるJ-POPの融合ができたらと思っています。それを目指して、楽曲を作っていきたいですね。SNSでもライブの告知をしているので、ぜひチェックしてもらえればと思います。『In the Cell』は躍りやすい曲なので、ぜひライブでみんなと踊れたら良いなって思います。
ざきのすけ。:それまではがっつりロックとかジャズを聴いていたんですけど、そこから派生したネオソウルというものに初めて触れて、「こんなおしゃれ曲があるのか……」と。もともと、その時代の僕はラップをやっていたんですけど、ラップからも派生できるし、ギターも好きだしということで、Tom Mischさんの音楽にすごく影響を受けて、僕自身も歌うようにもなりました。
僕の『Feel Like』や『Clay』という楽曲は、結構Tom Mischさんを意識した楽曲になっているので、そこの繋がりを感じてもらえたらうれしいです。
Tom Mischの音楽に衝撃を受けたという「ざきのすけ。」。プロになってからも“Tom Mischを意識した曲を作っている”ことからも、かなりの影響を受けていることがわかる。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【ざきのすけ。 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
「ざきのすけ。」が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは12月26日(月)、27日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
自分らしさは、ダークな部分にスポットライトを当てること
北海道札幌市出身で21歳の「ざきのすけ。」。小学生時代、音楽好きの父のススメでドラムを習ったことが原体験となり、音楽人生がスタートした。2021年に行われたオーディションプログラム『THE FIRST TAKE STAGE』でファイナリストに残り、注目を集めた。2022年10月には配信シングル『In the Cell』をリリース。そんな、「ざきのすけ。」は『In the Cell』でどんな自分らしさを表現したのか。ざきのすけ。:『In the Cell』はノリやすさを意識しているので、ライブで映える曲となっています。元々11月に配信したいと思っていたのですが、自分の作っていた曲を聴き返していた時に、埋もれていたというか、ボツにしていた曲があったんですけど、それを再度聴いたら「めちゃめちゃ良いな」思って完成させたのが、この『In the Cell』です。
曲のテーマが“共依存の恋愛”なんですけど、その裏には自分と音楽の関係性というのも描いています。この楽曲に込めた自分らしさは、僕はダークな部分にスポットを当てて、曲を作っているので、ダークな部分にちゃんとスポットライトが当たっているところじゃないかなって。
僕自身にもダークで、ネガティブなマインドというものがあって、でもそういうのをうまく昇華させてくれるのが音楽でした。なので、僕の音楽を聴くという行為をしてくださっているリスナーの皆さんにも、作品を通して、ダークな部分に触れてもらえればなって。そして僕はダークな部分が悪いことだと思ってないんです。
共依存とか、破滅に向かっていくような行動って「悪」だったりだと思われがちですけど、僕は破滅に向かっていく行為すら、そこに愛があれば、その人たちにとってキレイなものだと思うんです。『In the Cell』では、そういう部分のダークさは描けたかなと。それとサウンドもダークだと思います。2番では曲調がガラッと変わって、高速ラップも入っているので、そこも自分らしさだと思ってます。
今後のアーティスト活動についてですが、今まではコアな自分の趣味の部分の延長線上で曲を作っていたんですけど、それらといわゆるJ-POPの融合ができたらと思っています。それを目指して、楽曲を作っていきたいですね。SNSでもライブの告知をしているので、ぜひチェックしてもらえればと思います。『In the Cell』は躍りやすい曲なので、ぜひライブでみんなと踊れたら良いなって思います。
『Feel Like』や『Clay』は、Tom Mischを意識した楽曲
シンガーソングライター兼ラッパーとして活躍する「ざきのすけ。」。高校時代に出会ったTom Mischの『Crazy Dream』が、彼の音楽性を広げるきっかけになったそうだ。ざきのすけ。:それまではがっつりロックとかジャズを聴いていたんですけど、そこから派生したネオソウルというものに初めて触れて、「こんなおしゃれ曲があるのか……」と。もともと、その時代の僕はラップをやっていたんですけど、ラップからも派生できるし、ギターも好きだしということで、Tom Mischさんの音楽にすごく影響を受けて、僕自身も歌うようにもなりました。
僕の『Feel Like』や『Clay』という楽曲は、結構Tom Mischさんを意識した楽曲になっているので、そこの繋がりを感じてもらえたらうれしいです。
Tom Mischの音楽に衝撃を受けたという「ざきのすけ。」。プロになってからも“Tom Mischを意識した曲を作っている”ことからも、かなりの影響を受けていることがわかる。
【ざきのすけ。 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
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