MONDO GROSSO・大沢伸一が、新曲の制作エピソードや、気になる若手アーティストについて語った。
大沢が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・大島真帆<代演>)。1月11日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
サッシャ:大沢さんの“どんぐりず愛”が溢れているように感じますね。
大沢:一昨年の暮れ、もうちょっと前ぐらいに初めて(どんぐりずを)見つけて、一緒にやろうと思ったときから個人的にファンで。一作やらせてもらってからはライブとかDJをやったりして、わりとスタジオに来てくれたりして仲良くなったんですね。けっこう悪ノリ企画なんですよ。MONDO GROSSOとどんぐりずを組み合わせたDONGROSSO(ドングロッソ)って呼んだりとか。
サッシャ:この番組にも何度か来ていただいているんですけども、どんぐりずは最高の群馬のふたりですよね。急で南米でヒットしちゃったりね。
大沢にとってどんぐりずの魅力は「何も気にしていないところ」だという。
サッシャ:飄々としているんですよねえ。
大沢:そうなんですよ。彼らはずっと桐生に住んでいるんですけど、この町を守るとか地元をどーのこーのとか、そういうのがまったくないんですよ。ただ桐生が好きだし、みたいな。音楽を作るのもそういう自然な感じで、「かっけぇすよね。やりましょうよ」みたいな初期衝動をずっとキープしているところが僕にとって魅力的ですね。
大島:SNSとかで評判が簡単に耳に入る時代に、自分たちが作りたいものを発信しているのはめちゃくちゃ憧れますね。
サッシャ:言葉遊びも飄々としているんですよね。
大沢:はい。ルールがありそうでないですし、ヒップホップ文脈のなかにきちんと落とし込むっていうのもあまり感じられない。すごくフリーですよね。
どんぐりずらしさを活かしたMONDO GROSSOのプロデュースが光る本作だが、大沢が制作で意識したポイントは何だったのだろうか。大沢からは意外な答えが返ってきた。
大沢:実は、まったく何も意識していないんですよ。
サッシャ:そうなんですか!?
大沢:DONGROSSOっていうワードを思いついたときに「おもろ」って思って、全然関係ないときにスケッチしていたやつをそのまま当て込んだだけなんですよ。「こんなトラックでもやれる?」「やれますよ」みたいな。僕も彼らに倣ってというか、自分はコントロールするタイプに見られるんですけど、そうでもないんですよ。
サッシャ:面白い。『RAVE (Hungry Driver) [Vocal : どんぐりず]』の聴きどころを教えてください。
大沢:聴かないでほしい、っていうのが本音ですね(笑)。
サッシャ:今から聴くのに!?
大沢:聴くっていうと、ほら「聴き入る」みたいな感じですよね。リピートしてずっと流していてほしいって気持ちです。
サッシャ:なるほどね!
大沢:あまり意味を問われても困るものがあります(笑)。気楽に流しといてほしいなって感じですね。
大沢:Kazuo(カズオ)君というラッパーです。僕もサブスクリプションサービスで音楽を聴くことが多くなったんですけど、サービス自体が作っている有名なプレイリストじゃなくって、身近で音楽のテイストがすごく好きな人のプレイリストをわりと掘るんですね。そのなかで、ものすごく僕にぴったりのプレイリストがたまにあったりするんですよ。(Kazuoは)そのプレイリストのなかで発見しました。
サッシャ:ニューヨークの方なんですね。
大沢:実は横浜で、アメリカと行き来をしているんですよ。日本人のお母さんとアメリカ人のお父さんのあいだで生まれた方です。
サッシャ:Twitterのフォロワーは4,000人ぐらいですね。
大沢:これからって感じで非常に注目していますね。
大島:どういうところに魅力を感じられますか?
大沢:英語がネイティブってところもあるんですけど、彼もどんぐりずに近いところがあって。ラップとかヒップホップのカテゴリに入ると思うんですけど、あまり気にしていないんですよね。すごくロックンロールなところもあるし、あえてミックスするとかじゃなくて、彼のなかにパンクとかトラップとかが同居しているのがよくわかります。そういう自由さっていうのは、僕の世代だと無理してそこに行かないとそういった心情になれないんですよ。なので、ナチュラルに自由さを持っているのは非常に魅力的ですね。
大島:いずれコラボレーションをしてみたいですか?
大沢:実は、始まっちゃったりしています(笑)。
サッシャ:そうなんですか!?
大沢:RHYME SO(ライムソー)という僕の別のプロジェクトで、まだセッション段階です。彼は見つけた瞬間コンタクトを取って、何かやろうよって話はしていました。
サッシャ:すごい! いきなり大沢さんからDMが来たら信じられないよね。
大島:一瞬思いますよね(笑)。
サッシャ:Kazuo君をチェックしたいと思います!
MONDO GROSSOの最新情報は、大沢伸一の公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
大沢が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・大島真帆<代演>)。1月11日(月)のオンエア内容をテキストで紹介する。
どんぐりずとのコラボレーションが再び!
MONDO GROSSOは1月11日(水)、新曲『RAVE (Hungry Driver) [Vocal : どんぐりず]』をリリースした。前作アルバム『BIG WORLD』でもコラボをしたどんぐりずをボーカルに迎えた本作は、どのような形で生まれたのだろう?大沢:一昨年の暮れ、もうちょっと前ぐらいに初めて(どんぐりずを)見つけて、一緒にやろうと思ったときから個人的にファンで。一作やらせてもらってからはライブとかDJをやったりして、わりとスタジオに来てくれたりして仲良くなったんですね。けっこう悪ノリ企画なんですよ。MONDO GROSSOとどんぐりずを組み合わせたDONGROSSO(ドングロッソ)って呼んだりとか。
サッシャ:この番組にも何度か来ていただいているんですけども、どんぐりずは最高の群馬のふたりですよね。急で南米でヒットしちゃったりね。
大沢にとってどんぐりずの魅力は「何も気にしていないところ」だという。
サッシャ:飄々としているんですよねえ。
大沢:そうなんですよ。彼らはずっと桐生に住んでいるんですけど、この町を守るとか地元をどーのこーのとか、そういうのがまったくないんですよ。ただ桐生が好きだし、みたいな。音楽を作るのもそういう自然な感じで、「かっけぇすよね。やりましょうよ」みたいな初期衝動をずっとキープしているところが僕にとって魅力的ですね。
大島:SNSとかで評判が簡単に耳に入る時代に、自分たちが作りたいものを発信しているのはめちゃくちゃ憧れますね。
サッシャ:言葉遊びも飄々としているんですよね。
大沢:はい。ルールがありそうでないですし、ヒップホップ文脈のなかにきちんと落とし込むっていうのもあまり感じられない。すごくフリーですよね。
どんぐりずらしさを活かしたMONDO GROSSOのプロデュースが光る本作だが、大沢が制作で意識したポイントは何だったのだろうか。大沢からは意外な答えが返ってきた。
大沢:実は、まったく何も意識していないんですよ。
サッシャ:そうなんですか!?
大沢:DONGROSSOっていうワードを思いついたときに「おもろ」って思って、全然関係ないときにスケッチしていたやつをそのまま当て込んだだけなんですよ。「こんなトラックでもやれる?」「やれますよ」みたいな。僕も彼らに倣ってというか、自分はコントロールするタイプに見られるんですけど、そうでもないんですよ。
サッシャ:面白い。『RAVE (Hungry Driver) [Vocal : どんぐりず]』の聴きどころを教えてください。
大沢:聴かないでほしい、っていうのが本音ですね(笑)。
サッシャ:今から聴くのに!?
大沢:聴くっていうと、ほら「聴き入る」みたいな感じですよね。リピートしてずっと流していてほしいって気持ちです。
サッシャ:なるほどね!
大沢:あまり意味を問われても困るものがあります(笑)。気楽に流しといてほしいなって感じですね。
大沢が現在注目しているアーティストを紹介
『BIG WORLD』でもsuis(ヨルシカ)、PORIN (Awesome City Club)、CHAIなど、注目の若手アーティストを起用していた大沢。「MUSIC+1」では、大沢からまだコラボをしていない気になるアーティストを聞いた。大沢:Kazuo(カズオ)君というラッパーです。僕もサブスクリプションサービスで音楽を聴くことが多くなったんですけど、サービス自体が作っている有名なプレイリストじゃなくって、身近で音楽のテイストがすごく好きな人のプレイリストをわりと掘るんですね。そのなかで、ものすごく僕にぴったりのプレイリストがたまにあったりするんですよ。(Kazuoは)そのプレイリストのなかで発見しました。
サッシャ:ニューヨークの方なんですね。
大沢:実は横浜で、アメリカと行き来をしているんですよ。日本人のお母さんとアメリカ人のお父さんのあいだで生まれた方です。
サッシャ:Twitterのフォロワーは4,000人ぐらいですね。
大沢:これからって感じで非常に注目していますね。
大島:どういうところに魅力を感じられますか?
大沢:英語がネイティブってところもあるんですけど、彼もどんぐりずに近いところがあって。ラップとかヒップホップのカテゴリに入ると思うんですけど、あまり気にしていないんですよね。すごくロックンロールなところもあるし、あえてミックスするとかじゃなくて、彼のなかにパンクとかトラップとかが同居しているのがよくわかります。そういう自由さっていうのは、僕の世代だと無理してそこに行かないとそういった心情になれないんですよ。なので、ナチュラルに自由さを持っているのは非常に魅力的ですね。
大島:いずれコラボレーションをしてみたいですか?
大沢:実は、始まっちゃったりしています(笑)。
サッシャ:そうなんですか!?
大沢:RHYME SO(ライムソー)という僕の別のプロジェクトで、まだセッション段階です。彼は見つけた瞬間コンタクトを取って、何かやろうよって話はしていました。
サッシャ:すごい! いきなり大沢さんからDMが来たら信じられないよね。
大島:一瞬思いますよね(笑)。
サッシャ:Kazuo君をチェックしたいと思います!
MONDO GROSSOの最新情報は、大沢伸一の公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。
radikoで聴く
2023年1月18日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- STEP ONE
-
月・火・水・木曜9:00-13:00
-
サッシャ、大島真帆<代演>