シンガーソングライターのSARM(サーム)が、自身の音楽のルーツや、楽曲『D♡VE QUEEN』に込めた想いを明かした。
SARMが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは9月4日(月)、5日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
そんなSARMが『D♡VE QUEEN』を8月16日にリリース。今回は同曲で表現したSARMらしさについて語ってもらった。
SARM:『D♡VE QUEEN』はベース音が特徴的なサウンドになっています。中学2年生の頃に学校から帰っている途中、鳩の鳴き声が聴こえてきたんですけど、その鳩の鳴き声が頭から離れなくって、今回はそれを曲にしようと思って、形にしました。
歌詞については、<呉れる/影の/お陰さま>という部分があるんですけど、今でも使うような言葉だけど、もともとは仏教用語で。お陰さまっていう言葉の「陰」は「相手からいただいた御加護」って意味があるんです。なので<呉れる/影の/お陰さま>は「相手からの御加護を受けて感謝している」という意味を含ませています。そういった心情を楽曲の中に込めています。
この楽曲で表現した自分らしさですが、サビ前に<それでも 愛/してしてやるわ>という部分があるんですけど、その部分が人の弱さを見てしまっても、結局、放っておけないような、自分の優しさが出てしまっているなって。自分が思うSARMは「愛と光の戦士」だって思うんです。生まれ持っての性質を言葉にするとそんな感じかなっていう。
今後の楽曲作り、アーティスト活動への想いですが、みんなが自分を愛する方法を知っていったり、人類がより生きやすくなるような、そういった活動をさまざまなツールを通して、発信していけたらと思っています。それは歌だったり、映像だったり、もしくは、皆さんの前で直接的に話したり。とにかく、そういった活動をしていきたいです。
SARM:小学校に上がる前に、おじいちゃんからMDプレイヤーをもらったんですけど、その中におじいちゃんが録音してくれていた美空ひばりさんのMDがありました。1曲目が『リンゴ追分』だったんです。
自分の先祖は伝統芸能の家系なんですけど、この曲もそういうものが派生した形だと思うんです。当時『リンゴ追分』を食い入るように聴いていたので、自分の血が喜んでいたんじゃないかなって。
影響を受けている部分がどんなところかと言いますと、メロディの音階だったり、日本特有の精神性というものが、私の今に繋がっていることが多いにあると思います。
昭和を代表するシンガー・美空ひばり。超絶の歌唱力で時代を彩った歌姫は時代を超えて、SARMの心にも響いたようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【SARM 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
SARMが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは9月4日(月)、5日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
SARMは「愛と光の戦士」
SARMは、自らの音のルーツとなるジャズ、ソウルをベースに独特のビンテージボイスとパワフルなパフォーマンスが好評を呼ぶアーティストだ。「FUJI ROCK FESTIVAL '20」では「Rookie a Go-Go」に出演も果たした。2022年には「SUMMER SONIC 2022」に出演、国内に留まらず海外にも進出し、台湾や香港、タイやオーストラリアでのライブでも観客を魅了した。そんなSARMが『D♡VE QUEEN』を8月16日にリリース。今回は同曲で表現したSARMらしさについて語ってもらった。
SARM:『D♡VE QUEEN』はベース音が特徴的なサウンドになっています。中学2年生の頃に学校から帰っている途中、鳩の鳴き声が聴こえてきたんですけど、その鳩の鳴き声が頭から離れなくって、今回はそれを曲にしようと思って、形にしました。
歌詞については、<呉れる/影の/お陰さま>という部分があるんですけど、今でも使うような言葉だけど、もともとは仏教用語で。お陰さまっていう言葉の「陰」は「相手からいただいた御加護」って意味があるんです。なので<呉れる/影の/お陰さま>は「相手からの御加護を受けて感謝している」という意味を含ませています。そういった心情を楽曲の中に込めています。
この楽曲で表現した自分らしさですが、サビ前に<それでも 愛/してしてやるわ>という部分があるんですけど、その部分が人の弱さを見てしまっても、結局、放っておけないような、自分の優しさが出てしまっているなって。自分が思うSARMは「愛と光の戦士」だって思うんです。生まれ持っての性質を言葉にするとそんな感じかなっていう。
今後の楽曲作り、アーティスト活動への想いですが、みんなが自分を愛する方法を知っていったり、人類がより生きやすくなるような、そういった活動をさまざまなツールを通して、発信していけたらと思っています。それは歌だったり、映像だったり、もしくは、皆さんの前で直接的に話したり。とにかく、そういった活動をしていきたいです。
SARM- D♡VE QUEEN (Lyric Video)
日本特有の精神性を美空ひばりから学んだ
独特のビンテージボイスで観客を魅了するSARM。そんな彼女が自身のルーツにあげた1曲は美空ひばりの『リンゴ追分』だった。聞くと、祖父の影響によって、好きになったという。SARM:小学校に上がる前に、おじいちゃんからMDプレイヤーをもらったんですけど、その中におじいちゃんが録音してくれていた美空ひばりさんのMDがありました。1曲目が『リンゴ追分』だったんです。
自分の先祖は伝統芸能の家系なんですけど、この曲もそういうものが派生した形だと思うんです。当時『リンゴ追分』を食い入るように聴いていたので、自分の血が喜んでいたんじゃないかなって。
影響を受けている部分がどんなところかと言いますと、メロディの音階だったり、日本特有の精神性というものが、私の今に繋がっていることが多いにあると思います。
昭和を代表するシンガー・美空ひばり。超絶の歌唱力で時代を彩った歌姫は時代を超えて、SARMの心にも響いたようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【SARM 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
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