シンガーソングライターのゆいにしおが、自身の音楽のルーツや、楽曲『mid-20s』に込めた想いを明かした。
ゆいにしおが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは10月24日(月)、25日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
ゆいにしお:『mid-20s』という曲ですが、タイトルの通り20代中盤の頑張る皆さんにお届けしたい──という曲になっています。私は現在25歳なんですけど、友だちと飲んだりしていると「将来どうしよう」みたいな話題がだんだんと増えてきて。それこそ「結婚する、しない」「仕事を続ける、辞める」など人生のいろんな選択肢を考え始める時期だと思うんです。そんな『mid-20s』たちを応援したいなと思って、この曲を作りました。
歌い出しは<2〜3年付き合った彼氏が今ほしい>という内容なんですけど、まさに20代中盤の女性の気持ちを現しているんじゃないかなと個人的に思っています。曲を作るときのアイデアはだいたい女子会からもらってくるんですけど、失恋したとかがあると女子は集まりがちじゃないですか。そこで、私は常にメモを取るいうか(笑)、友だちの話を聞きながら「これは曲になりそうだな」って思ったものを実際に作品にしています。友だちは曲を聴いて、あのときの気持ちがこんな曲になったんだって思ってくれているんじゃないかなって(笑)。
そんな20代中盤が共感できる歌詞を書けるのが、ゆいにしおらしさなんじゃないかなと個人的に思います。特に2番の<ヨントンはずれた/推しはみんな年下>なんて歌詞はK-POPを追っている方には、共感できる部分じゃないかなと。そんな中でもキャッチーさがあって歌いやすくなっているところもゆいにしおらしさだと思います。ぜひぜひ、ここにすごく共感できるなというポイントを見つけて、この曲を愛していただけたらうれしいです。
今後の楽曲制作についてですが、もっともっと同年代の方に届けていきたいですし、年齢は重ねていくものですけど“友だちがみんな結婚しちゃってご祝儀がヤバイです”みたいな共通の話題になるような楽曲をどんどん作っていきたいですね。そして今を生きる『mid-20s』たちに曲を届けたいと思います…!
ゆいにしお:私のルーツとなる1曲は空気公団の『旅をしませんか』です。この曲、そして空気公団さんとは中学生の頃に出会ったんですけど、空気公団さんの楽曲で最初に出会ったのは『青い花』という曲。そのときに優しい声とシンプルなメロディやトラックが確かに心に残って、こんな楽曲を作ってみたいと思いました。
『旅をしませんか』を選んだ理由ですが、突拍子もない旅ではなく、現実を忘れて頭の中にあるユートピアに遊びに行くような感覚をもらえるからです。近所を散歩するような、「やるぞ!」って感じじゃない、ふわりとした旅感がポイントだって思っています。日常に寄り添った曲を空気公団さんは書かれると思うんですけど、私もそういった部分に強く影響を受けています。
今後の楽曲制作について「聴いてくれる方と共通の話題になるような楽曲をどんどん作っていきたい」と語っていたゆいにしお。そういった意味でもまさに日常に寄り添う曲を歌い続けた空気公団に強く影響を受けているようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【ゆいにしお 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
ゆいにしおが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは10月24日(月)、25日(火)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
「同年代が共感できる歌詞」が自分らしさ
透明感の中にも深みのある声と心地良いメロディが持ち味のネオ渋谷系シンガーソングライター・ゆいにしお。メジャーデビュー1stアルバム『tasty city』に収録されている楽曲『mid-20s』が現在「J-WAVE SONAR TRAX」に選出されている。今回は『mid-20s』に込めた自分らしさについて話してもらった。歌い出しは<2〜3年付き合った彼氏が今ほしい>という内容なんですけど、まさに20代中盤の女性の気持ちを現しているんじゃないかなと個人的に思っています。曲を作るときのアイデアはだいたい女子会からもらってくるんですけど、失恋したとかがあると女子は集まりがちじゃないですか。そこで、私は常にメモを取るいうか(笑)、友だちの話を聞きながら「これは曲になりそうだな」って思ったものを実際に作品にしています。友だちは曲を聴いて、あのときの気持ちがこんな曲になったんだって思ってくれているんじゃないかなって(笑)。
そんな20代中盤が共感できる歌詞を書けるのが、ゆいにしおらしさなんじゃないかなと個人的に思います。特に2番の<ヨントンはずれた/推しはみんな年下>なんて歌詞はK-POPを追っている方には、共感できる部分じゃないかなと。そんな中でもキャッチーさがあって歌いやすくなっているところもゆいにしおらしさだと思います。ぜひぜひ、ここにすごく共感できるなというポイントを見つけて、この曲を愛していただけたらうれしいです。
今後の楽曲制作についてですが、もっともっと同年代の方に届けていきたいですし、年齢は重ねていくものですけど“友だちがみんな結婚しちゃってご祝儀がヤバイです”みたいな共通の話題になるような楽曲をどんどん作っていきたいですね。そして今を生きる『mid-20s』たちに曲を届けたいと思います…!
「こんな楽曲を作ってみたい」空気公団との出会い
“ネオ渋谷系シンガーソングライター”と称されるゆいにしお。そんな彼女のルーツとなる1曲は?ゆいにしお:私のルーツとなる1曲は空気公団の『旅をしませんか』です。この曲、そして空気公団さんとは中学生の頃に出会ったんですけど、空気公団さんの楽曲で最初に出会ったのは『青い花』という曲。そのときに優しい声とシンプルなメロディやトラックが確かに心に残って、こんな楽曲を作ってみたいと思いました。
『旅をしませんか』を選んだ理由ですが、突拍子もない旅ではなく、現実を忘れて頭の中にあるユートピアに遊びに行くような感覚をもらえるからです。近所を散歩するような、「やるぞ!」って感じじゃない、ふわりとした旅感がポイントだって思っています。日常に寄り添った曲を空気公団さんは書かれると思うんですけど、私もそういった部分に強く影響を受けています。
今後の楽曲制作について「聴いてくれる方と共通の話題になるような楽曲をどんどん作っていきたい」と語っていたゆいにしお。そういった意味でもまさに日常に寄り添う曲を歌い続けた空気公団に強く影響を受けているようだ。
【ゆいにしお 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
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