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竹内アンナ、“K-POPラブ人生”の原点は少女時代。曲で参考にしている部分は?

竹内アンナ、“K-POPラブ人生”の原点は少女時代。曲で参考にしている部分は?

竹内アンナが、自身の音楽のルーツや、新曲『泡沫SUMMER』に込めた想いを明かした。

竹内が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは8月24日(水)、25日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。

自分らしさは「ポジティブなメッセージを届ける」こと

アメリカ・ロサンゼルス生まれ、京都育ちの竹内。卓越したギタースキルと透明感のある歌声が話題を呼び、2018年に4曲入りEP『at ONE』でメジャーデビューを果たした。その後『ALRIGHT』をはじめ、数々の楽曲が「J-WAVE SONAR TRAX」に選出されている。そんな竹内は7月に最新シングル『泡沫SUMMER』をリリースした。“炭酸系シティポップ”と評されるこのサマーチューンに、どんな自分らしさを込めたのか?

竹内:『泡沫SUMMER』は夏の夜のお話を描いた楽曲です。私は夏の夜は、なんてことない時間も特別なものに変えてくれる、魔法のようなものがあると思っていて。例えば、悩んでいたことがあったとしても、ベランダに座って、窓を開けて涼んでいたら、「意外と大したことなかったかも」と思えたり、別にあなたがいなくても世界は回るけど、それでも一緒にいたいな、と妙に素直に思えたり……そんな風に考えられる夏の夜が私は大好きで、そういう気持ちを描いた1曲になっています。

この楽曲に込めた私らしさですが、そもそも“竹内アンナらしさ”はどんなところだろうと考えるんですけど、音楽を始めたときからずっと一貫して続けているのが、やっぱりポジティブなメッセージを届けていることだと思います。

曲作りをするときは最後はポジティブな方向に引っ張っていけるようにしているんですけど、今回の『泡沫SUMMER』は冒頭で<別にあなたがいなくても/月は綺麗だし/一緒に観ていたアニメの続きだって観れるし>と、口を尖らせる感じの意地っぱりな主人公を描いています。でも曲の最後では<あなたがいなくても世界は回る/それでもいようよ>と歌っていて、最初はモヤモヤと悩んでいる主人公が、夏の夜の魔法にかけられて、物語がポジティブに展開していくんです。ハッピーエンドで終わるというのは、やっぱり私らしさなのかなって思います。
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『泡沫SUMMER』で特に注目していただきたいのは言葉遊びですね。<泡沫SUMMER><お互い様>と韻を踏んでいるところなんか、字面で見るとクスッと笑ってしまうんですけど、夏らしいサウンドと一緒に聴くと、意外とハマっているというか。目で見ても、耳で聴いても楽しいというWの遊び心が詰まった楽曲になっています。

これからも、私の曲を聴いてくれた人が自分のことをもっと好きになれたり、自分ではまだ気づいてなかった魅力を発見できたり、そういうきっかけを、曲を通して届けていけたらと思っています。

今後は、9月、10月、11月と3ヶ月連続で配信リリースを行います。それぞれ異なるテイストの楽曲をお届けしようと思っているし、毎月曲をお届けできるという機会はなかなかないのでとってもうれしいです。ぜひ楽しみに待っていてくれたらと思います。

小学生の頃に出会って心を奪われた「少女時代」

制作する楽曲はバッドエンドでは終わらせず、最後はポジティブな方向に持っていくと語る竹内。そんな彼女のルーツとなる1曲は?

竹内:ルーツの1曲はたくさんある中で1つに絞ると、少女時代の『Genie』です。この曲と出会ったのは私が小学生の頃、お母さんがK-POP好きで、その影響で聴き始めました。MVを観て、こんなに綺麗なお姉さんたちがキレッキレのダンスを踊って、お洒落な曲を歌っている……一つひとつが私にとってすごく新鮮で衝撃的で、一瞬にして心を奪われたのを覚えています。

私は曲作りにおいてもK-POPの影響を受けていて、例えば曲中にラップを入れたりしているのも、K-POPアイドルの楽曲を参考にしています。その“K-POPラブ人生”の原点になってくれたのが少女時代です。

ライブも行ったりしてましたし、つい最近5年ぶりにカムバックすることを発表しましたね。本当に大好きなので、うれしいです。当時に比べてK-POPもだいぶ音楽性が様変わりしてきましたけど、これからもチェックしていきたいと思います。

世界的なブームの広がりとともにますます盛り上がるK-POPシーン。竹内アンナもその華やかな世界に魅了された1人だったようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
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【竹内アンナ 出演回のトークを聞く】

・Apple Podcastで聞く
前編後編

・Spotifyで聞く
前編後編

・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/

(構成=中山洋平)

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番組情報
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