あいみょんが、ニューアルバム『瞳へ落ちるよレコード』の制作エピソードや曲作りについて語った。
あいみょんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」。オンエアは9月2日(金)。
あいみょん:基本的に「アルバムやシングルを出すから曲を作るぞ!」っていうのはまったくなくて。「アルバムのために書き下ろすぞ」とかはあまりないですね、常に曲を作っている感じなので。たまに「あいみょん、変わっちゃったね」って言われるんですけど、「この曲、『マリーゴールド』と同じ時期に書いてるんやけど」って思いながら、すっごい嫌な奴になってます、私が(笑)。「変わってないぞー!」みたいな。
アルバムには、妖艶な男女の関係を歌った楽曲『スーパーガール』が収録されている。
あいみょん:たまたま出てきたメロディーと言葉がちょっとこう妖艶というか、良くない男女の関係を歌う曲になっていったんですよ。キーが高くてBメロは裏声で歌わなきゃいけないとか、結構自分の歌のテクニックをフル稼働しなきゃいけない曲になっています。Bメロのファルセットからサビに向かっていくところで裏声から地声へ自然に変えていかなきゃいけなくて、一瞬「なんでこんな曲作ったんだろう」って自分で自分に思うこともあるんですけど、私が曲を作っているときにそういう歌い方で作ってしまってたので、そこがいかに滑らかに境目がないように歌うかは結構大事にしていて、ライブのときはすごく腹筋に力を入れて裏声を出しているので、ぜひ聴いてみてください。
あいみょん:自分の曲は、基本的には私の憧れか、自分の実体験が半分半分かどっちかなんですけど、『3636』も自分の実体験と憧れが半分半分になっています。実際に宅配ボックスが開かなくなってしまった出来事がきっかけで書きました。『3636』はいつも預けていた宅配ボックスの暗証番号だったんですけど、なんか頭の中に「あのとき宅配ボックスが開かなかったの、なんか気になるなあ」ってずっと残っていて、それで曲にしたいなって思いました。忘れられない出来事として残ってて「あっ、自分はこれを曲にしたいんやな」って気づくといいますか。
ジョン・カビラはアルバムのなかでユニークな歌詞として9曲目『ペルソナの記憶』をあげた。
あいみょん:この曲は2020年にできていた曲で、当時たくさんインタビューや取材をさせてもらっていたときでした。それで「最近どういう曲を作られてるんですか?」って訊かれたときに、「最近オムライスをよく作ってて、ケチャップが弾け飛んで服についたときに曲ができたんですよ」ってずっと言ってたんですよ。だから、そろそろその答えを発表したいなと思って入れた曲です。ケチャップが少ないときにオムライスを作ってて、ブシュってやったら服に弾け飛んできて「あっ、私は今オムライスの返り血を浴びたんだな」って思って、曲作りをしはじめた思い出の曲です。
あいみょん:『愛を知るまでは』は2017年くらいに作ってたんですけど、人間関係も家族も友だちもすごく満たされているのに、唯一、音楽からの愛がまだ感じられないと思っていた頃の曲です。この曲で歌われているのは音楽の愛ですけど、「音楽からの愛を知るまではまだまだ死ねない」って当時の私は思っていたのかな、なんて思いますね。まだまだ貪欲に音楽からの愛を求めてやっていけたらなと思ってます。
とはいえ、「月日が経つごとに曲を作るペースは減ってきてはいる」というあいみょん。
あいみょん:毎日、音楽のことについて取材させてもらったり、バタバタと動く日も増えてきているので。でもアイデアが減ったとかはまったくなくて、今でも気持ちは、月1曲、正直言うと月2曲は作りたいと思ってます。そういう気持ちはずっと持っているので。隙があればギターを触るっていうのが、きっと私の癖なんでしょうね、常に曲を作ってしまうっていうのが。そんな感じの生活を送っています。
あいみょんの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitter まで。
『JK RADIO TOKYO UNITED』のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」では、トップセラーからモノづくりにかける夢を聞く。放送は毎週金曜の10時40分から。
あいみょんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『~JK RADIO~TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」。オンエアは9月2日(金)。
常に曲を作っている
8月17日、あいみょんは4枚目のフルアルバム『瞳へ落ちるよレコード』をリリースした。4月に放送されたドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(カンテレ/フジテレビ系)の主題歌『初恋が泣いている』や、2021年に放送されたドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)の主題歌『愛を知るまでは』など全13曲入り。あいみょん - 瞳へ落ちるよレコード【very short teaser】
アルバムには、妖艶な男女の関係を歌った楽曲『スーパーガール』が収録されている。
Super Girl
宅配ボックスの暗証番号を楽曲タイトルに
あいみょんがある出来事を歌にした楽曲は6曲目の『3636』だった。あいみょん:自分の曲は、基本的には私の憧れか、自分の実体験が半分半分かどっちかなんですけど、『3636』も自分の実体験と憧れが半分半分になっています。実際に宅配ボックスが開かなくなってしまった出来事がきっかけで書きました。『3636』はいつも預けていた宅配ボックスの暗証番号だったんですけど、なんか頭の中に「あのとき宅配ボックスが開かなかったの、なんか気になるなあ」ってずっと残っていて、それで曲にしたいなって思いました。忘れられない出来事として残ってて「あっ、自分はこれを曲にしたいんやな」って気づくといいますか。
ジョン・カビラはアルバムのなかでユニークな歌詞として9曲目『ペルソナの記憶』をあげた。
あいみょん:この曲は2020年にできていた曲で、当時たくさんインタビューや取材をさせてもらっていたときでした。それで「最近どういう曲を作られてるんですか?」って訊かれたときに、「最近オムライスをよく作ってて、ケチャップが弾け飛んで服についたときに曲ができたんですよ」ってずっと言ってたんですよ。だから、そろそろその答えを発表したいなと思って入れた曲です。ケチャップが少ないときにオムライスを作ってて、ブシュってやったら服に弾け飛んできて「あっ、私は今オムライスの返り血を浴びたんだな」って思って、曲作りをしはじめた思い出の曲です。
音楽からの愛を知るために、まだまだ貪欲に
アルバムのラストに収録されているのは、ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)の主題歌『愛を知るまでは』。この「愛」とは「音楽からの愛」を意味し、あいみょんにとって「音楽の愛」は、たくさんの人に聞いてもらえる曲を作ること、「これがあいみょんだ」という曲を作ることだという。ヒット曲を生み出しトップアーティストになった彼女は今、音楽からの愛を感じることができているのだろうか。あいみょん:『愛を知るまでは』は2017年くらいに作ってたんですけど、人間関係も家族も友だちもすごく満たされているのに、唯一、音楽からの愛がまだ感じられないと思っていた頃の曲です。この曲で歌われているのは音楽の愛ですけど、「音楽からの愛を知るまではまだまだ死ねない」って当時の私は思っていたのかな、なんて思いますね。まだまだ貪欲に音楽からの愛を求めてやっていけたらなと思ってます。
とはいえ、「月日が経つごとに曲を作るペースは減ってきてはいる」というあいみょん。
あいみょん:毎日、音楽のことについて取材させてもらったり、バタバタと動く日も増えてきているので。でもアイデアが減ったとかはまったくなくて、今でも気持ちは、月1曲、正直言うと月2曲は作りたいと思ってます。そういう気持ちはずっと持っているので。隙があればギターを触るっていうのが、きっと私の癖なんでしょうね、常に曲を作ってしまうっていうのが。そんな感じの生活を送っています。
あいみょんの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitter まで。
『JK RADIO TOKYO UNITED』のワンコーナー「THE HIDDEN STORY」では、トップセラーからモノづくりにかける夢を聞く。放送は毎週金曜の10時40分から。
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2022年9月9日28時59分まで
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番組情報
- ~JK RADIO~TOKYO UNITED
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毎週金曜6:00-11:30
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ジョン・カビラ