元ラグビー日本代表キャプテン・廣瀬俊朗氏が、ラグビーを通して訪れた世界各地での思い出を語った。
廣瀬氏が登場したのは、ゲストに様々な国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは7月30日(土)。
廣瀬氏は1981年大阪府生まれ、5歳からラグビーを始め、2004年に入団した東芝ブレイブルーパスではキャプテンとして日本一を達成。2007年には日本代表に選ばれ、2012年からの2年間はキャプテンを務めた。現役引退後はMBAを取得、株式会社HiRAKUを設立し、チーム・組織作りの発信やスポーツの普及、教育、食、健康など多岐にわたる活動を行う。また、今年4月には書籍『相談される力 誰もに居場所をつくる55の考え』を上梓している。
廣瀬:はい。2015年のワールドカップはイングランドで大会があって、初戦が南アフリカだったんですけども、誰も「勝たれへんな」と思ってた中で、ブライトンでそのチームに勝って、日本のラグビーは変わったということを世界の人たちに示すことができました。
葉加瀬:(いわゆる)「ブライトンの奇跡」という。
廣瀬:はい、イングランドの人もめっちゃ応援してくれてました。途中から、この歴史的な瞬間を見たいってみんながすごい応援してくれた試合だったと思います。
葉加瀬:改めてこの勝利、いかがでした?
廣瀬:今まで2013年にウェールズに勝ったりとか、日本の中で、他の国に勝って強くなっていることは示せていたんですけども、やっぱりワールドカップで勝つということによって、世界からのリスペクトがもう全然変わったので、これはめちゃくちゃ大きかったし、日本の皆さんにとっても「ラグビーっていいスポーツやね」ということを知っていただくきっかけになったので。
葉加瀬:イギリスだからね、なんといってもラグビー発祥の地ですから。
廣瀬:勝った翌日なんて、もう本当にイギリスの人みんなから「おめでとう」「おめでとう」って。外をジョギングしてる人たちも、チャリンコ乗ってる人たちもわざわざ帰ってきて「おめでとう」って。あの街で勝ってすごく喜んでもらえて、最高でしたね。
葉加瀬:ブライトンどうですか?いい街です。ただゲーム(試合)で行ってるからね。
廣瀬:そうですね、そんなに遊べる感じではないですけど、でも海があってビーチがあって、街自体もゆるいような感じが(あって)。
葉加瀬:日本で言ったら東京の人にとっての熱海だな。1時間ぐらいで行けて。僕もブライトンよく行きますけど、日帰りでビーチで遊んで帰ってこられる、ゲーセンがある。息子が小さい時は毎週末ブライトンに行ってましたね。釣りもできたり、綺麗な街ですよね。ビーチリゾートもあるし、ヒッピーカルチャー的なとこもあるじゃないですか。
廣瀬:小さい時にラグビースクールで遠征があったんですよ。小学校のときに行って、向こうのチームと試合したりホームステイしたりとか。
葉加瀬:そういう形で遠征ではいろんなところに行くんですか。
廣瀬:やっぱりラグビーっていうと国際交流がすごい盛んだと思うので。逆に海外のチームが日本に来てみんなで試合するとかもあったので、日本だけでとどまらないというのは、ラグビーは結構あるんじゃないかと思いますね。
葉加瀬:いろんな海外を回る中で、例えば韓国(のエピソードも)。
廣瀬:大人になってから、韓国代表と試合したりするんですよね。試合では、僕らは勝つことができたので、試合後は「お前らに負けられへん」みたいな感じで飲み会の勝負が始まるんですよ。今はちょっと(コロナ禍で)あれですけど、当時僕らが若い頃は結構、ラグビーってもともとアフターマッチファンクションという試合の後にソーシャルな場があるんですね。それで対戦相手、レフリー、協会の偉い人、スポンサー、みんな集まって食事をするんです。やっぱりそこもすごく大事なので。当然お酒が出てきてですね、そうするとだんだん飲み合いみたいな乾杯が始まってですね(笑)。
葉加瀬:今後行きたい国、どこか行くとしたらまずどこに行ってみたいですか。
廣瀬:アフリカにどんどん行ってみたいです。まだガーナしか行ったことなくてですね、ラグビーというと南アフリカですし、ケニアとかのエリアももうちょっとラグビーが広まっていく可能性があるのかなと思っているので。トンガ、サモア、フィジーは、ラグビーがすごい強い国なんですけどあまりリッチじゃない国なんですよね。そういった国にビジネスができて、ラグビー環境が潤うみたいなことがなんかできひんのかな(と思う)、なんかすごいものが眠ってる気がするんですよ。だから今度その辺りも行ってみたいなと思っています。
葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜の19:00-19:54オンエア。
廣瀬氏が登場したのは、ゲストに様々な国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。オンエアは7月30日(土)。
廣瀬氏は1981年大阪府生まれ、5歳からラグビーを始め、2004年に入団した東芝ブレイブルーパスではキャプテンとして日本一を達成。2007年には日本代表に選ばれ、2012年からの2年間はキャプテンを務めた。現役引退後はMBAを取得、株式会社HiRAKUを設立し、チーム・組織作りの発信やスポーツの普及、教育、食、健康など多岐にわたる活動を行う。また、今年4月には書籍『相談される力 誰もに居場所をつくる55の考え』を上梓している。
現地の人も応援してくれた「ブライトンの奇跡」
葉加瀬:思い出の地として、イングランドのブライトンを挙げていただきました。廣瀬:はい。2015年のワールドカップはイングランドで大会があって、初戦が南アフリカだったんですけども、誰も「勝たれへんな」と思ってた中で、ブライトンでそのチームに勝って、日本のラグビーは変わったということを世界の人たちに示すことができました。
葉加瀬:(いわゆる)「ブライトンの奇跡」という。
廣瀬:はい、イングランドの人もめっちゃ応援してくれてました。途中から、この歴史的な瞬間を見たいってみんながすごい応援してくれた試合だったと思います。
葉加瀬:改めてこの勝利、いかがでした?
廣瀬:今まで2013年にウェールズに勝ったりとか、日本の中で、他の国に勝って強くなっていることは示せていたんですけども、やっぱりワールドカップで勝つということによって、世界からのリスペクトがもう全然変わったので、これはめちゃくちゃ大きかったし、日本の皆さんにとっても「ラグビーっていいスポーツやね」ということを知っていただくきっかけになったので。
葉加瀬:イギリスだからね、なんといってもラグビー発祥の地ですから。
廣瀬:勝った翌日なんて、もう本当にイギリスの人みんなから「おめでとう」「おめでとう」って。外をジョギングしてる人たちも、チャリンコ乗ってる人たちもわざわざ帰ってきて「おめでとう」って。あの街で勝ってすごく喜んでもらえて、最高でしたね。
葉加瀬:ブライトンどうですか?いい街です。ただゲーム(試合)で行ってるからね。
廣瀬:そうですね、そんなに遊べる感じではないですけど、でも海があってビーチがあって、街自体もゆるいような感じが(あって)。
葉加瀬:日本で言ったら東京の人にとっての熱海だな。1時間ぐらいで行けて。僕もブライトンよく行きますけど、日帰りでビーチで遊んで帰ってこられる、ゲーセンがある。息子が小さい時は毎週末ブライトンに行ってましたね。釣りもできたり、綺麗な街ですよね。ビーチリゾートもあるし、ヒッピーカルチャー的なとこもあるじゃないですか。
ラグビーを通した国際交流エピソード
葉加瀬:「初めての海外」のお話をうかがおうと思うんですが、それはオーストラリア。廣瀬:小さい時にラグビースクールで遠征があったんですよ。小学校のときに行って、向こうのチームと試合したりホームステイしたりとか。
葉加瀬:そういう形で遠征ではいろんなところに行くんですか。
廣瀬:やっぱりラグビーっていうと国際交流がすごい盛んだと思うので。逆に海外のチームが日本に来てみんなで試合するとかもあったので、日本だけでとどまらないというのは、ラグビーは結構あるんじゃないかと思いますね。
葉加瀬:いろんな海外を回る中で、例えば韓国(のエピソードも)。
廣瀬:大人になってから、韓国代表と試合したりするんですよね。試合では、僕らは勝つことができたので、試合後は「お前らに負けられへん」みたいな感じで飲み会の勝負が始まるんですよ。今はちょっと(コロナ禍で)あれですけど、当時僕らが若い頃は結構、ラグビーってもともとアフターマッチファンクションという試合の後にソーシャルな場があるんですね。それで対戦相手、レフリー、協会の偉い人、スポンサー、みんな集まって食事をするんです。やっぱりそこもすごく大事なので。当然お酒が出てきてですね、そうするとだんだん飲み合いみたいな乾杯が始まってですね(笑)。
葉加瀬:今後行きたい国、どこか行くとしたらまずどこに行ってみたいですか。
廣瀬:アフリカにどんどん行ってみたいです。まだガーナしか行ったことなくてですね、ラグビーというと南アフリカですし、ケニアとかのエリアももうちょっとラグビーが広まっていく可能性があるのかなと思っているので。トンガ、サモア、フィジーは、ラグビーがすごい強い国なんですけどあまりリッチじゃない国なんですよね。そういった国にビジネスができて、ラグビー環境が潤うみたいなことがなんかできひんのかな(と思う)、なんかすごいものが眠ってる気がするんですよ。だから今度その辺りも行ってみたいなと思っています。
葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜の19:00-19:54オンエア。
この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。
番組情報
- ANA WORLD AIR CURRENT
-
毎週土曜19:00-19:54
-
葉加瀬太郎