4人組バンド・yonawoの荒谷翔大(Vo)が、音楽のルーツや、楽曲『After Party』に込められた想いを明かした。
荒谷が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは6月29日(水)、30日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
荒谷:『After Party』は個人的にもフェスとかで聴いたら楽しいんじゃないかなという曲で、同じメロディが繰り返されているので、ドライブとかでも聴いても、みんなで盛り上がれるんじゃないかなと思います。
この曲を作るきっかけは、今年夏フェスにたくさん出演することが決まる中で、メンバーみんなで“フェスで楽しめる曲を作りたいね”という話から。そのテーマは現実のものにできたんじゃないかなと思っています。
この曲は、マルーン5の『Sunday Morning』をリファレンスとして挙げていました。とにかく野外で聴いて気持ち良くなれるようにと意識していましたね。今までyonawoではやっていなかったようなノリとかも加えながら、雰囲気たっぷりに仕上げていきました。
楽曲に込められた“yonawoらしさ”ですけど、僕らは4人メンバーがいて、それぞれ好きな音楽が重なる部分もありつつ、重ならない部分もある。アレンジも含めて4人で作業すること自体が僕ららしさになっていると思います。
『After Party』の歌詞は自分が書いたんですけど、“yonawoらしい歌詞”と言ってもらえました。そんな中で“yonawoらしさってなんだろう”と考えたりもしたんですけど、個人的にはストレートな表現と抽象的な表現を織り混ぜるのが好きで。おとぎ話感のある歌詞の中に、現実的な言葉が入ってくる作品が好きなので、そういう感覚はyonawoらしさに繋がっているのかなと思います。
『After Party』は、本当にパーティのように盛り上がれる作品だと思うので、ぜひ音源でも聴いてもらって、夏フェスでも出会ったら、僕らと一緒に楽しんでもらえるとうれしいです。
荒谷:僕のルーツとして選んだ楽曲は井上陽水さんの『少年時代』です。この曲とは確か、小学生の頃に初めて出会いました。音楽の授業でみんなで合唱する機会があったんですが、めっちゃ気に入って、初めて聴くのに懐かしい気持ちにもさせてもらいました。好きになってから、陽水さんのインタビューも読んでいたんですけど、この曲の歌詞には陽水さんが自分で作り上げた言葉とかも入っているらしくて。そういう独創性があるところも素敵だなと思いました。
今、この曲を聴くと、その当時を思い出して懐かしくもなります。『少年時代』を好きになったあとに、ザ・ビートルズも好きになったんですけど、『少年時代』はザ・ビートルズの影響を受けた作品でもあることをあとで知って。そういう部分でも、この曲を理解できたときはうれしかったですね。
今後のyonawoとしてはアルバムを完成させるべく現在、制作をしています。アルバムに収録される楽曲はみんなで作曲を分担していて、4人のカラーが存分に出ている作品たちが出揃ってきています。そんな部分にも注目してもらいつつ、ライブでも新しい曲を披露するべく準備をしているので、新しいyonawoを楽しみにしていてください。
井上陽水の独創性をリスペクトしているという荒谷。『少年時代』との出会いは、彼のセンスを磨いたきっかけのひとつと言えそうだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【yonawoの荒谷翔大 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
荒谷が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。オンエアは6月29日(水)、30日(木)。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
「フェスで楽しめる曲を作りたい」という着想からスタート
寝る前に聴きたいベッドタイムサウンドが特徴的な新世代バンドのyonawo。2019年にメジャーデビューし、翌年には1stフルアルバム『明日は当然来ないでしょ』をリリースした。初の全国ツアーは全公演をソールドアウトさせ、注目を集めている。この夏は「SUMMER SONIC 2022」をはじめ、多くのフェスの参戦が決定。今月配信リリースされた最新曲『After Party』は「J-WAVE SONAR TRAX」に選出されている。作詞・作曲を手掛けた荒谷は、この曲にどんな自分らしさを込めたのか。荒谷:『After Party』は個人的にもフェスとかで聴いたら楽しいんじゃないかなという曲で、同じメロディが繰り返されているので、ドライブとかでも聴いても、みんなで盛り上がれるんじゃないかなと思います。
この曲を作るきっかけは、今年夏フェスにたくさん出演することが決まる中で、メンバーみんなで“フェスで楽しめる曲を作りたいね”という話から。そのテーマは現実のものにできたんじゃないかなと思っています。
この曲は、マルーン5の『Sunday Morning』をリファレンスとして挙げていました。とにかく野外で聴いて気持ち良くなれるようにと意識していましたね。今までyonawoではやっていなかったようなノリとかも加えながら、雰囲気たっぷりに仕上げていきました。
楽曲に込められた“yonawoらしさ”ですけど、僕らは4人メンバーがいて、それぞれ好きな音楽が重なる部分もありつつ、重ならない部分もある。アレンジも含めて4人で作業すること自体が僕ららしさになっていると思います。
『After Party』の歌詞は自分が書いたんですけど、“yonawoらしい歌詞”と言ってもらえました。そんな中で“yonawoらしさってなんだろう”と考えたりもしたんですけど、個人的にはストレートな表現と抽象的な表現を織り混ぜるのが好きで。おとぎ話感のある歌詞の中に、現実的な言葉が入ってくる作品が好きなので、そういう感覚はyonawoらしさに繋がっているのかなと思います。
『After Party』は、本当にパーティのように盛り上がれる作品だと思うので、ぜひ音源でも聴いてもらって、夏フェスでも出会ったら、僕らと一緒に楽しんでもらえるとうれしいです。
小学生時代、井上陽水『少年時代』に心奪われた
「ストレートな表現と抽象的な表現を織り混ぜるのが好き」だと語る荒谷。そんな彼はどういった楽曲に出会い、影響を受けているのだろうか?荒谷:僕のルーツとして選んだ楽曲は井上陽水さんの『少年時代』です。この曲とは確か、小学生の頃に初めて出会いました。音楽の授業でみんなで合唱する機会があったんですが、めっちゃ気に入って、初めて聴くのに懐かしい気持ちにもさせてもらいました。好きになってから、陽水さんのインタビューも読んでいたんですけど、この曲の歌詞には陽水さんが自分で作り上げた言葉とかも入っているらしくて。そういう独創性があるところも素敵だなと思いました。
今、この曲を聴くと、その当時を思い出して懐かしくもなります。『少年時代』を好きになったあとに、ザ・ビートルズも好きになったんですけど、『少年時代』はザ・ビートルズの影響を受けた作品でもあることをあとで知って。そういう部分でも、この曲を理解できたときはうれしかったですね。
今後のyonawoとしてはアルバムを完成させるべく現在、制作をしています。アルバムに収録される楽曲はみんなで作曲を分担していて、4人のカラーが存分に出ている作品たちが出揃ってきています。そんな部分にも注目してもらいつつ、ライブでも新しい曲を披露するべく準備をしているので、新しいyonawoを楽しみにしていてください。
井上陽水の独創性をリスペクトしているという荒谷。『少年時代』との出会いは、彼のセンスを磨いたきっかけのひとつと言えそうだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【yonawoの荒谷翔大 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
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