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コロナ収束に向かうアメリカとイギリスで、いま大忙しな職業とは?

『STEP ONE』ナビゲーターのサッシャ(左)、ノイハウス萌菜(右)。中央はCHINTAIマスコットキャラクターのチンタイガー

コロナ収束に向かうアメリカとイギリスで、いま大忙しな職業とは?

J-WAVEの番組『STEP ONE』には、ナビゲーターのサッシャとノイハウス萌菜が気になった海外ニュースをお伝えする「CHINTAI GLOBAL BEATS」というコーナーがある。ここでは4月にオンエアされた同コーナーから、イチオシトピックを紹介する。

【オンエア:2022年4月21日(月)】

フルリモート解除に伴い、犬の散歩を代行して欲しい人が急増

ノイハウスがピックアップしたBBCの報道によると、パンデミックが収束に向かい、ニューノーマルな生活様式が志向される今、ロックダウン中に新たに飼われた愛犬の世話をするドッグウォーカー、ドッグシッター、ドッグトレーナーなどの仕事が大忙しになっているという。

サッシャ:ドッグウォーカーって犬の散歩をする人?

ノイハウス:そうです。シッターは愛犬の面倒を自宅で見てくれる人、ウォーカーは散歩をしてくれる人、トレーナーはしつけをしてくれる人。そういった方々のお仕事が今、すごく忙しいみたいです。

サッシャ:これはイギリスの話題ですか?

ノイハウス:イギリスとアメリカの話なのですが、日本や他の国にも当てはまるんじゃないかと思います。今はコロナ禍が徐々に落ち着き、フルリモートからハイブリットワークに切り替える人、あるいは、完全オフィス勤務に戻る人が増えていますよね。そんな状況の中、愛犬と散歩する回数が減ってしまい、犬の健康のためにドッグウォーカーを必要とする人が増えているようです。実際に私も、街中で犬を4~5匹くらい連れて歩いている人を見かけたことがあります。その人ももしかしたらドッグウォーカーだったのかもしれません。

日本にもある、愛犬との同伴出勤OKの会社

ドッグトレーナーに関しては、ロックダウンが解除されたことを契機に、愛犬のしつけを依頼したいと考える人が増えたことに需要増の原因を求めることができる。それに加え、フルリモートワーカーとして四六時中同じ空間にいた飼い主がある日突然オフィスに戻ったことにより、一匹だけ家に取り残されて不安な思いを抱えている犬もいることだろう。そんな愛犬に対してトレーニングを施すという意味においても必要性が高まっていると、BBCの記事では伝えている。

ノイハウス:ただし、オフィスによってはポリシーが変わってくる可能性もあって。たとえば、オフィスに犬を連れて行っていいという会社も増えているみたいです。

サッシャ:へー!

ノイハウス:私がイギリスにいるときは、友だちの務めている会社で愛犬との同伴出勤が許されているところが結構ありました。その場合大体、代表の人が飼っていて、自分も連れてくるから他の人もいいよというケースが多くて。日本や他の国でもそういった会社は増えてくるかもしれませんね。

サッシャ:なるほど。

ノイハウス:また、ロックダウン中は飼い主の自宅に訪問できないことから全く仕事がなく、ドッグウォーカー、ドッグシッター、ドッグトレーナーとして働く人は一時減ってしまったのですが、今はニーズが高まっているので、新たに資格を取得する人も多いそうで。このように、愛犬に関わるお仕事が海外ではよく言えばブーム、悪く言えば需要に追い付いていないという状況にあるようです。

サッシャ:トレーナーのトレーナーが必要そうですね。

ノイハウス:そうなんですよ。そういった専門スキルを学ぶ学校が増えなければいけないという、別の課題が生まれてきそうですよね。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「CHINTAI GLOBAL BEATS」では、番組独自の視点で世界を見渡し、国内ではまだ知られていない話題やニュース、ニューミュージックをお届け。放送は月曜~木曜の12時5分ごろから。

(構成=小島浩平)

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