フレデリックの三原健司(Vo/Gt)と赤頭隆児(Gt)が、楽曲制作や初の代々木第一体育館でのワンマンライブへの想いなどと語った。
2人が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。オンエアは4月5日(火)。フレデリックのサードフルアルバム『フレデリズム3』は、3月30日にリリースされた。
西沢:まあ本当にいい意味でせわしないフレデリック。なんでだろうね? せわしないのがすごくファンが喜ぶらしいよね。
三原:まだ自分たちもこの感じでいきたいなというのがあります(笑)。
西沢:まず、やたらにキメが細かいし。声がまた甲高いし、テンポが速いし。
三原:今回のリード曲とか、もっと早口になっちゃっているので。
西沢:これ疲れないんですか?
三原:もう慣れました(笑)。
西沢:イマドキの曲って息継ぎができないですよね。昔から歌っている人たちは「最後の伸ばすところが魅力」という歌い方が多かったんです。最近の曲はみんな早口で舌も回らないし、息継ぎができないという人が多いんです。フレデリックは最初からこれだから全然大丈夫なんですか?
三原:一般的に「早口のほうが難しそうに聞こえる」というのもあると思うんですけど、往年の伸ばしたりするテクニックのほうが絶対ボーカル的にはしんどいと思います。
西沢:でも全然違うものなんでしょ? 両方を導入している人ってそうそういないもんね。
三原:いないですね。やっぱり全然違います。
西沢:声質からいくとフレデリックは刻むよね。
三原:刻みますね。
西沢:トントントントンって「お母さん、お味噌汁なあに?」みたいな。
三原・赤頭:(笑)。
西沢:そのぐらいの刻み方だよね。
三原:まだまだそれが楽しい年ごろなのかな?というのがあるんですけど。
西沢:歌は一番最初からこういうスタイルだったんですか?
三原:もともとはもう少し、楽曲もテンポが落ちていて。『オドループ』とか、いま流れている『YONA YONA DANCE』とかはBPMが150とか170とかなんですけど、もともとはたぶん、メジャーデビューする前とかは120もいかないぐらい、ゆったりした曲がけっこうありました。
西沢:これドラムの高橋(武)さんは体力的に大丈夫?
三原:メチャクチャ大丈夫っぽいです(笑)。
西沢:(笑)。
三原:体力メチャクチャあるし、かつ力も抜けているんで。あんまりヘタったりしているの見たことないですね。
西沢:3枚目はまだあれだけど、これから5枚、8枚、10枚となって、この先ずーっとやっていくんですがどうですか?
三原:まだ探求心が尽きてないなっていう感じはあります。アルバムでいったら3枚目なんですけど、僕らはミニアルバムとかEPとかを出してて。
西沢:何曲ぐらいあるんですか?
三原:曲数でいうともう50は余裕で越えてて。ちゃんと数えたことはないんですけど、100近くまではあると思います。
西沢:またフレデリックは1曲が短いんですよね。
三原:短いですね。
西沢:大体3分前半とか。遊びがないというか間奏を作らないというかずっと歌っているというかね。
三原:けっこう歌が多い曲もあります。
西沢:おまけに仕掛けっぽいところは歌の裏でダカダン! ダカダン!って入っちゃうから。全部詰め込まれて定食みたいになっているじゃないですか。
三原:(笑)。音源だとそういうのが多いんですけど、ライブになるとそこの8小節を16にしたりとか。ギターソロを変えたりして。そういう楽しみもできるから音源はけっこう詰め込んだりしますね。
西沢:じゃあ赤頭くんの出番が出てくるわけだ。
三原:そういう意味ではけっこう出てきます(笑)。
赤頭:ライブのほうが出番あるかもしれません(笑)。
西沢:代々木第一体育館でワンマンライブ、すごい!
三原:ありがとうございます。
西沢:たくさんの人が観にくると思いますが、どんなライブになりますか?
三原:自分たちにとっても初めての場所ですし、すごくデカいところなので。『フレデリズム3』を出してメチャいい音楽も作れたので、その世界観をしっかり出していけたらなと思っています。ただただ素直に。
西沢:デカいから音の鳴りなんかも楽しみだよね。リハのときにいきなりポンッと出すところが。
三原:歌うだけでも反響がすでに気持ちいいというのもあるし。それこそ楽器のキメとかがメチャクチャ映える場所でもあるので。ライブハウスだけでは味わえないようなことが多いだろうなと思います。
西沢:デカいステージだと走ったりするんですか?
三原:意外としないバンドなんです。
西沢:こんなデカいステージなんだから、赤頭くん暴れなさいよ。
赤頭:(笑)。でも武道館のときはセンターステージがあったのでギターソロを伸ばしていきました。
西沢:君みたいなおくゆかしいタイプがそんな頑張ったの?
赤頭:そうですね(笑)。
西沢:あんまり自分からはそういうことやりたがらないタイプじゃないの?
赤頭:でも「伸ばしていく」といのは僕の提案でした。
西沢:実はそういう押しの強い部分もあるんですね。じゃあそのあとはギターを抱えたり口で弾いたり。
赤頭:そこまではまだいけてないです。
西沢:あとはギターに火をつけて燃やすとか。
三原:往年の(笑)。
西沢:クラシックロックをね。
赤頭:……つけるか、代々木で火を。
西沢:火をつけたら代々木は出入り禁止だな。
三原・赤頭:(笑)。
フレデリックの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。
2人が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『GROOVE LINE』(ナビゲーター:ピストン西沢)のワンコーナー「GROOVE LINE TOKYO NEST」。オンエアは4月5日(火)。フレデリックのサードフルアルバム『フレデリズム3』は、3月30日にリリースされた。
BPMの変化
まずは西沢が「いい意味で、せわしない」と表現したフレデリックの演奏のテンポに関する話題となった。演奏スピードはデビュー当時からは変わってきているのだとか。西沢:まあ本当にいい意味でせわしないフレデリック。なんでだろうね? せわしないのがすごくファンが喜ぶらしいよね。
三原:まだ自分たちもこの感じでいきたいなというのがあります(笑)。
西沢:まず、やたらにキメが細かいし。声がまた甲高いし、テンポが速いし。
三原:今回のリード曲とか、もっと早口になっちゃっているので。
西沢:これ疲れないんですか?
三原:もう慣れました(笑)。
西沢:イマドキの曲って息継ぎができないですよね。昔から歌っている人たちは「最後の伸ばすところが魅力」という歌い方が多かったんです。最近の曲はみんな早口で舌も回らないし、息継ぎができないという人が多いんです。フレデリックは最初からこれだから全然大丈夫なんですか?
三原:一般的に「早口のほうが難しそうに聞こえる」というのもあると思うんですけど、往年の伸ばしたりするテクニックのほうが絶対ボーカル的にはしんどいと思います。
西沢:でも全然違うものなんでしょ? 両方を導入している人ってそうそういないもんね。
三原:いないですね。やっぱり全然違います。
西沢:声質からいくとフレデリックは刻むよね。
三原:刻みますね。
西沢:トントントントンって「お母さん、お味噌汁なあに?」みたいな。
三原・赤頭:(笑)。
西沢:そのぐらいの刻み方だよね。
三原:まだまだそれが楽しい年ごろなのかな?というのがあるんですけど。
西沢:歌は一番最初からこういうスタイルだったんですか?
三原:もともとはもう少し、楽曲もテンポが落ちていて。『オドループ』とか、いま流れている『YONA YONA DANCE』とかはBPMが150とか170とかなんですけど、もともとはたぶん、メジャーデビューする前とかは120もいかないぐらい、ゆったりした曲がけっこうありました。
西沢:これドラムの高橋(武)さんは体力的に大丈夫?
三原:メチャクチャ大丈夫っぽいです(笑)。
西沢:(笑)。
三原:体力メチャクチャあるし、かつ力も抜けているんで。あんまりヘタったりしているの見たことないですね。
収録音源とライブとの違い
続いて西沢は楽曲制作のモチベーションについて質問。三原によると、音源をあえて「詰め込む」ことには理由があるのだという。西沢:3枚目はまだあれだけど、これから5枚、8枚、10枚となって、この先ずーっとやっていくんですがどうですか?
三原:まだ探求心が尽きてないなっていう感じはあります。アルバムでいったら3枚目なんですけど、僕らはミニアルバムとかEPとかを出してて。
西沢:何曲ぐらいあるんですか?
三原:曲数でいうともう50は余裕で越えてて。ちゃんと数えたことはないんですけど、100近くまではあると思います。
西沢:またフレデリックは1曲が短いんですよね。
三原:短いですね。
西沢:大体3分前半とか。遊びがないというか間奏を作らないというかずっと歌っているというかね。
三原:けっこう歌が多い曲もあります。
西沢:おまけに仕掛けっぽいところは歌の裏でダカダン! ダカダン!って入っちゃうから。全部詰め込まれて定食みたいになっているじゃないですか。
三原:(笑)。音源だとそういうのが多いんですけど、ライブになるとそこの8小節を16にしたりとか。ギターソロを変えたりして。そういう楽しみもできるから音源はけっこう詰め込んだりしますね。
西沢:じゃあ赤頭くんの出番が出てくるわけだ。
三原:そういう意味ではけっこう出てきます(笑)。
赤頭:ライブのほうが出番あるかもしれません(笑)。
初の代々木第一体育館でのワンマン
フレデリックは2022年6月29日(水)に国立代々木競技場第一体育館にて自身最大規模のワンマンライブ、「FREDERHYTHM ARENA 2022」を開催。ライブに向けての想いを語った。西沢:代々木第一体育館でワンマンライブ、すごい!
三原:ありがとうございます。
西沢:たくさんの人が観にくると思いますが、どんなライブになりますか?
三原:自分たちにとっても初めての場所ですし、すごくデカいところなので。『フレデリズム3』を出してメチャいい音楽も作れたので、その世界観をしっかり出していけたらなと思っています。ただただ素直に。
西沢:デカいから音の鳴りなんかも楽しみだよね。リハのときにいきなりポンッと出すところが。
三原:歌うだけでも反響がすでに気持ちいいというのもあるし。それこそ楽器のキメとかがメチャクチャ映える場所でもあるので。ライブハウスだけでは味わえないようなことが多いだろうなと思います。
西沢:デカいステージだと走ったりするんですか?
三原:意外としないバンドなんです。
西沢:こんなデカいステージなんだから、赤頭くん暴れなさいよ。
赤頭:(笑)。でも武道館のときはセンターステージがあったのでギターソロを伸ばしていきました。
西沢:君みたいなおくゆかしいタイプがそんな頑張ったの?
赤頭:そうですね(笑)。
西沢:あんまり自分からはそういうことやりたがらないタイプじゃないの?
赤頭:でも「伸ばしていく」といのは僕の提案でした。
西沢:実はそういう押しの強い部分もあるんですね。じゃあそのあとはギターを抱えたり口で弾いたり。
赤頭:そこまではまだいけてないです。
西沢:あとはギターに火をつけて燃やすとか。
三原:往年の(笑)。
西沢:クラシックロックをね。
赤頭:……つけるか、代々木で火を。
西沢:火をつけたら代々木は出入り禁止だな。
三原・赤頭:(笑)。
フレデリックの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『GROOVE LINE』では楽曲を紹介しながらゲストとの軽快なトークをお届け。放送は毎週月曜から木曜の18時10分ごろから。
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2022年4月12日28時59分まで
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ピストン西沢