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「人見知りを克服する」ために、丸山桂里奈が共演者にしていること

「人見知りを克服する」ために、丸山桂里奈が共演者にしていること

元サッカー日本代表でタレントの丸山桂里奈と藤原しおりが、「手紙」をテーマに語り合った。

ふたりがトークしたのは、J-WAVEの番組『HITACHI BUTSURYU TOMOLAB. ~TOMORROW LABORATORY』。オンエアは2月12日(土)。 同番組はラジオを「ラボ」に見立て、藤原しおりがチーフとしてお届けしている。「SDGs」「環境問題」などの社会問題を「私たちそれぞれの身近にある困りごと」にかみ砕き、未来を明るくするヒントを研究。知識やアイデア、行動力を持って人生を切り拓いてきた有識者をラボの仲間「フェロー」として迎えて、解決へのアクションへと結ぶ“ハブ”を目指す。

手紙に関する本も出版した丸山

丸山は東京都大田区出身。日本体育大学在学中からサッカー日本代表「なでしこジャパン」のフォワードとして活躍。2016年シーズンでの現役引退後はタレントとして活動。2020年に元サッカー日本代表のゴールキーパー・本並健治との結婚も発表した。現在、毎週月曜日TBSテレビ朝の情報大喜利番組『ラヴィット!』に夫婦そろって出演中。

今回、同番組にリモートで登場した丸山。藤原は「いつもだったら楽屋あいさつのときに、丸山さんがお菓子と一緒にお手紙をくれる」と明かし、今回はリモートだったため手紙をもらえないことを残念がった。

藤原:丸山さんと言えば「お手紙」。2019年に『丸山式「謎手紙」のススメ』(中央公論新社)を出版されるほど、手紙は丸山さんにとってトレードマークになりつつあります。

ネットで「丸山桂里奈 手紙」で検索すると13万6000件の画像がヒットする。タレント活動を始めて丸山が共演者に渡した手書きの手紙と、そこに添えられたお菓子の画像だ。プロサッカー選手の頃はお菓子と手紙を毎回渡していたわけではなく、タレントに転身してからこの習慣を始めたという。丸山は「手紙とお菓子をお渡しすると安心してお仕事でご一緒できる。仕事に向けてのルーティンのようなものになってきています」と語る。

丸山:小さいころから手紙を書くのが好きで。手紙を書く家庭だったのが大きいかもしれないです。
藤原:メモサイズで一文の手紙なんですよね。その一文をもらったときになかなかストレートな内容じゃなかったりするから「これはどういう意味なんだろう?」って思うんです。私がいただいたお手紙は、確か「今日は曇りです、ただ雲がいつもとは違います」と書いてあって。謎が含まれているというか、「これはなぞなぞ?」みたいな、不思議なところがあるんです。それは昔から変わってないんですか?
丸山:そうかもしれないですね。たとえば、しおりさんに渡すときも、文章を考えたときに目の前に雲が見えていたり、その人によって書くことが違うんです。だから「いま思うこと」を書いている感じです。
藤原:前もって書くというより、その人と会う日が近くなってそのときに降りてきたものを書くみたいな感じなんですかね。
丸山:今日会うなら今日書きます。
藤原:でも共演者が多い番組もあるじゃないですか。そういうときもちゃんと時間を設けて頑張って書いているわけですよね。
丸山:そうですね。楽屋に入ってから書くか、本当に何十人といるときは前夜から書きます。
藤原:丸山さんの1日の生活のなかに手紙を書く時間が必ずあるということですね。
丸山:ありますね。けっこう時間をとっているかもしれないです。

家族とのコミュニケーションも手紙で

幼いころから字を書くのが好きだったという丸山は、友だちや先生、お世話になった人に感謝の気持ちを伝えるため手紙を書いてきたそうだ。家庭でも「練習に行ってきます」「今日のごはんは焼きそばがいい」など、両親へのメモをテーブルに残すのが当たり前だったのだとか。

WEBサイト「朝日新聞EduA」のコラムでは、小学生でもメールやチャットアプリなどをコミュニケーションツールとする時代に、あえて手紙を書くことで育つ能力は「文章力」「企画力」「言葉のバリエーションを増やし、TPOで使い分ける力」「季節を感じる力」の4つがあると紹介している。

【外部リンク】「手紙」で磨く4つの力 何から始めれば? 注意点は……楽しく書くコツ(朝日新聞EduA)

藤原:丸山さんは、この能力が身についていると思いますか?
丸山:「季節を感じる力」はついていると思う。雲、太陽、雨など、いろいろと感じる力は身についているかもしれないです。
藤原:丸山さんの手紙の特徴は、相手のいまの状況やいまの空模様、寒い・暑いとか季節の変わり目の感じをちゃんと一文に乗せてくれることです。
丸山:生きているのは人間だけじゃないから、当たり前にあるんだけど、当たり前じゃないものを普段から感じたいと思って。大人になってくるとみんな歪んでくるから、そういう当たり前に気づかなくなる。忙しいだと特に。だからそれを伝えたいなという気持ちがあるのかもしれないです。

丸山の家族は「練習に行ってきます」などのメモにもちゃんと返事をくれたそうで、「手紙を書く血筋だ」と話す。

丸山:出かけるときに私が書いて、帰ってくるとお母さんはいるのに返事を書いてくれていました(笑)。
藤原:いるのに書くんだ。
丸山:海外に行ったら絶対にエアメールを出す家庭で。なでしこの代表のときも、同じ部屋になった人が帰国したときに書いたりしていましたね。
藤原:いまは「LINEできるじゃん」とか、そういうのがあるからこそ、手紙がくると特別感があってうれしいかも。
丸山:字は残りますからね。
藤原:ちゃんと残そうという気になる。

気持ちを伝えるために絶対に手書きがいいと丸山は語る。告白をするときも手紙にこだわってきたのだとか。

藤原:電話や直接会うのではなく?
丸山:全部手紙で書いていました。手紙で書くと相手も手紙を書こうと思ってくれて、それで返事がきて仲よくなったり。そういうコミュニケーションをとるのに、手紙はすごくいいと思います。
藤原:ちなみにいまの旦那さんとの最初のやり取りは?
丸山:あ、手紙かも。
藤原:そこも手紙だったんですね。
丸山:いや、でももともと結婚する8年前から知っていたので。「好きだ」と告白するとなったときは手紙だったと思います。
藤原:大事なことはちゃんと手紙なんだ。
丸山:しおりさんも手紙がいいよ、絶対。
藤原:そうだね、私もいざっていうときは手紙にします。
丸山:伝わりますよ。
藤原:丸山さんはそれで結婚しているから説得力があります。

手紙が人見知りをなくしてくれる

丸山は著書『丸山式「謎手紙」のススメ』のなかで、自身が人見知りだと明かし、「手紙だったら自分らしくいられる」と語っていた。

藤原:丸山さんは誰とでもすぐにコミュニケ―ションをとれる人だと思っていました。
丸山:小さいときから人見知りなのですが、やっといまこういうお仕事をさせていただいて、少しずつ人見知りが薄まってきています。でも何カ月か会わなくなると「あれ、どうやってしゃべってたっけな」とか、そういうふうに思って人見知りが出ちゃう。そういうときも手紙が人見知りをなくしてくれるというか、前向きにしてくれるのはあるかもしれないです。
藤原:私は丸山さんが人見知りと思っていませんでしたが、あいさつのときに手紙と駄菓子のセットで渡してくださるから、「なにこれ~」や「いつもありがとうございます」と話せたし、会話のきっかけになっていたので、丸山さんが人見知りだとわからないぐらい手紙が手助けしていたと思います。

丸山は「お菓子とセットになっていることで『これ小さいときに食べたよね』と話が広がる気がして。だから最近はなるべくその人のことを調べて好きなものをあげるようにしている」という。

藤原:私も手紙を始めようかな。あいさつとか困ったときに。
丸山:絶対にそうしたほうがいいですよ。すぐに始められるし。
藤原:丸山さんの手紙やメモは毎回違っていますよね。家にどれぐらいあるんですか?
丸山:たぶん押し入れの半分が埋まるくらい。
藤原:すごい!
丸山:何百種類かあると思います。
藤原:相手や季節によって変えているわけですよね。
丸山:あとはなるべく同じことを書かないようにしていて。毎回一緒に共演するときには同じ付箋を使わないようにするとか。
藤原:えー! じゃあなんとなく覚えているってことですよね。「このあいだこの人にこれ使ったな」みたいな。
丸山:ある程度は覚えています。

J-WAVE『HITACHI BUTSURYU TOMOLAB. ~TOMORROW LABORATORY』は毎週土曜20時から20時54分にオンエア。

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2022年2月19日28時59分まで

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HITACHI BUTSURYU TOMOLAB.〜TOMORROW LABORATORY
毎週土曜
20:00-20:54