奥田民生がJ-WAVEで11月27日(土)、リスナーからのギターや音楽に関する質問に答えた。
奥田が登場したのは、J-WAVE発の一大音楽祭「ギタージャンボリー」と連動した番組『TOKYO GUITAR JAMBOREE EXTRA』。毎年、両国国技館にて開催している「ギタージャンボリー」の出演者がマンスリーでナビゲーターを務める番組で、11月は奥田が担当する。 土曜16時からのオンエア。
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奥田:この間、ユニコーンのツアーがありましたけど、たとえばエレキギターが1、2、3、4本……それは全部種類違いで、フライングVだったり、レスポールだったりセミアコの(ES-)330だったり、あとはメンバーのEBIが歌う『米米米』だけのためのモズライトがあったり、そんな感じでしたけどね。もっと多いときもありますし、スペアもありますので、エレキだけでトータルで7本くらいはあるんじゃないですかね。それでアコギが2本くらい。ライブ中のギター交換はやる曲の音色の違いで。激しめの曲のときは、たとえばレスポールかなとか、疲れてきたら軽いからフライングVかなとか、クリアめな曲だと330かなとか。330も軽いギターなので疲れてきたらそっちかなとか。
次に「ミュージシャンの方々がスタジオやライブで演奏するときに、ペルシャ絨毯みたいなものを敷いて演奏していることがよくあります。それは何のために敷くのでしょうか。大物アーティストになると敷いてもらえるのでしょうか」というリスナーからのメッセージを紹介した。
奥田:なんかあの絨毯が高級な感じを醸し出しているらしくてね。あれ、安いっす。言わないほうが夢があるのかな……。「カーテン・じゅうたん王国」の絨毯で、ペルシャじゃないです(笑)。なんで敷くかっていうと、音もあるんですよ。普通のコンパネみたいなやつだと音が跳ね返るから、それを落ち着かせる意味もあるし、ものを置くにもスベらないし、もちろんルックスも。自分の陣地はここですってわかりやすいしね。大物アーティストに見えるかもしれないということで置いてあります。やっぱり素のステージより、絨毯を敷いてあるほうがもはや長いし、そこでやりますって感じが自分でもするので、あったほうがいいですね。こだわりは別になくて「カーテン・じゅうたん王国」で買えばいいと思います。これで「カーテン・じゅうたん王国」がすげえ売れたらどうしよう(笑)。
奥田:小さいギターを買えばいいんじゃないですか。ありますよ、小さいアコギも。とりあえず練習ですからね。人前でバンバンでっかい音でやるってものではないと思いますから、小さめでネックも細いギターを選べばいいのではないでしょうか。アコギは手が痛いんですよ。でも小さいってことは短いってことで、短いってことは弦の張力も弱い。だからどっちかっていうと痛くない。だから小ぶりなやつを買えばいいんじゃないかと思いますけどね。ちなみに練習用で音を気にしないんだったら、アコギにエレキギターの弦を張るっていうのもあるんですよ。エレキの弦はやわらかいから手が痛くないですからね。まあ、音はべしゃんべしゃんって鳴るけど、それはそれで俺は嫌いじゃないです。そういうやり方もありますかね。
また、奥田の弾き語りスタイルが好きなリスナーから「民生さんの曲でギターを始めるとき、初めて弾くのにふさわしい曲を教えてください」というメッセージが届いた。
奥田:コードが少ない曲のほうがいいよね。最近の俺の曲はコードがすごく少ないけどね。昔の曲はちょっと半音ずれながらいったり、こざかしいんですよ。だからアコギ初心者には難しいかもしれない。最近のやつから選ぶなら、コード譜を見ていちばん少ない曲を選べばいいんじゃないのかな。ギターの練習って、もちろんギターを練習するんですけど、あくまで歌の伴奏と言いますか、(ギターと歌を)一緒にやるのが大事ですね、できれば。そうしないと楽しくないのじゃなかろうかと思います。アコギはアンプとかがいらないからいつでも弾けるし。逆に近所迷惑になる可能性もあるんですけど。僕はギターを練習するのはエレキでも聴こえないわけじゃないのでどっちでもいいと思いますし、エレキのほうがあんまり手が痛くないですよ。本当の初心者はもしかしたらエレキギターのほうが弾きやすいかもしれないですね。どっちでもいいです。
奥田は比較的使っているコードが少ない曲として自身のソロ楽曲『野ばら』を紹介した。
奥田:最近は聴かないですね。昔は携帯のiTunesに曲がどばんと入ってたので、何を聴くというよりランダムで流れてくる状態で聴いてたけど、結局、移動中は寝るからなと思って。何かのアルバムを一枚通して聴くっていうのが、アナログではありますけど、そうやって携帯からイヤホンで聴くときは何が出るかわからない状態にして聴くほうが多いです。自分で入れてといて知らない曲もあったりしますからね。
奥田:コロナ禍でっていうことでいろいろと気を使いながらのツアーで、何かあったら最後までできない可能性もなくはなかったわけですけど、無事完走したと。一応完走が目標でしたからね、よかったと思います。メンバーそれぞれのキャラもグイグイと、それぞれがその日に考えたネタやギャグを盛り込んでいくみたいなことで、ツアーも後半になるにつれ、えらいことになりましたけど、楽しかったです。
2022年2月16日(水)には今回の日本武道館公演から選りすぐって収録されたライブディスクと、ツアー中のユニコーンを追い続けたドキュメンタリーディスクとの2枚組となるBlu-ray作品『MOVIE40 ユニコーンライブツアー2021“ドライブしようよ”』をリリースする。さらに2022年2月18日(金)からは“ドライブしようよ”のスピンオフツアー「EBI & UNICORN“狙ったエモノは逃さねぇ”」の開催が決定した。
奥田:今回(のツアーで)いちばんすごかったEBIさんを真ん中にしたスピンオフツアーを。そういう感じになるんじゃなかろうかと。「EBI & UNICORN」ってなってますからね、ユニコーンじゃないんですよ。変わったようなものになる気もしますので、楽しみにしてもらえたらと思います。
番組では奥田が2019年のギタージャンボリーで披露した『雪が降る町』の音源をオンエアした。
【radikoで聴く/再生は12月4日まで】
https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211127161229
12月22日(水)には、 2020年11月からスタートした奥田民生の「ひとり股旅ツアー2020」と、その後2021年1月末からスタートしたバンドツアー「MTRY TOUR 2021」の模様を厳選収録したライブBlu-ray + CD『センバツ ひとり股旅 2020-2021 & SENBATSU MTRY TOUR 2021』をリリースする。
ユニコーンの最新情報は、ユニコーン公式サイト、奥田民生の最新情報は奥田民生の公式サイトまで。
『TOKYO GUITAR JAMBOREE EXTRA』はさまざまなゲストを迎えて、お互いの音楽人生の系譜を辿りながら、時には生演奏を交えつつ展開する貴重なトーク&ライブセッションを放送。ラジオの中の追加公演=エクストラを発信していく。放送はJ-WAVEで土曜16時から。12月のマンスリーナビゲーターは、ウルフルズのトータス松本が務める。
奥田が登場したのは、J-WAVE発の一大音楽祭「ギタージャンボリー」と連動した番組『TOKYO GUITAR JAMBOREE EXTRA』。毎年、両国国技館にて開催している「ギタージャンボリー」の出演者がマンスリーでナビゲーターを務める番組で、11月は奥田が担当する。 土曜16時からのオンエア。
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ライブ演奏で敷く絨毯って高級なの?
奥田はまず、リスナーからの「ミュージシャンがライブの途中にギターを交換したりしますが、どんなタイミングで交換するのでしょうか。民生さんはライブ中に何本くらいギターを用意するのでしょうか」という質問を読み上げた。奥田:この間、ユニコーンのツアーがありましたけど、たとえばエレキギターが1、2、3、4本……それは全部種類違いで、フライングVだったり、レスポールだったりセミアコの(ES-)330だったり、あとはメンバーのEBIが歌う『米米米』だけのためのモズライトがあったり、そんな感じでしたけどね。もっと多いときもありますし、スペアもありますので、エレキだけでトータルで7本くらいはあるんじゃないですかね。それでアコギが2本くらい。ライブ中のギター交換はやる曲の音色の違いで。激しめの曲のときは、たとえばレスポールかなとか、疲れてきたら軽いからフライングVかなとか、クリアめな曲だと330かなとか。330も軽いギターなので疲れてきたらそっちかなとか。
次に「ミュージシャンの方々がスタジオやライブで演奏するときに、ペルシャ絨毯みたいなものを敷いて演奏していることがよくあります。それは何のために敷くのでしょうか。大物アーティストになると敷いてもらえるのでしょうか」というリスナーからのメッセージを紹介した。
奥田:なんかあの絨毯が高級な感じを醸し出しているらしくてね。あれ、安いっす。言わないほうが夢があるのかな……。「カーテン・じゅうたん王国」の絨毯で、ペルシャじゃないです(笑)。なんで敷くかっていうと、音もあるんですよ。普通のコンパネみたいなやつだと音が跳ね返るから、それを落ち着かせる意味もあるし、ものを置くにもスベらないし、もちろんルックスも。自分の陣地はここですってわかりやすいしね。大物アーティストに見えるかもしれないということで置いてあります。やっぱり素のステージより、絨毯を敷いてあるほうがもはや長いし、そこでやりますって感じが自分でもするので、あったほうがいいですね。こだわりは別になくて「カーテン・じゅうたん王国」で買えばいいと思います。これで「カーテン・じゅうたん王国」がすげえ売れたらどうしよう(笑)。
ギター初心者はどんなギターを買えばいい?
続いて、コロナ禍のおうち時間でアコースティックギターを買おうとしたが、値段もメーカーもいろいろあるからどれを買えばいいのか全くわからないというリスナーから、「民生さんが『アコギを弾くと手が痛い』と話していましたが、なるべく手が痛くなりにくいギターをどうやって選べばいいのでしょうか。ちなみに私の手はどちらかというと小さいほうです」という質問が届いた。奥田:小さいギターを買えばいいんじゃないですか。ありますよ、小さいアコギも。とりあえず練習ですからね。人前でバンバンでっかい音でやるってものではないと思いますから、小さめでネックも細いギターを選べばいいのではないでしょうか。アコギは手が痛いんですよ。でも小さいってことは短いってことで、短いってことは弦の張力も弱い。だからどっちかっていうと痛くない。だから小ぶりなやつを買えばいいんじゃないかと思いますけどね。ちなみに練習用で音を気にしないんだったら、アコギにエレキギターの弦を張るっていうのもあるんですよ。エレキの弦はやわらかいから手が痛くないですからね。まあ、音はべしゃんべしゃんって鳴るけど、それはそれで俺は嫌いじゃないです。そういうやり方もありますかね。
また、奥田の弾き語りスタイルが好きなリスナーから「民生さんの曲でギターを始めるとき、初めて弾くのにふさわしい曲を教えてください」というメッセージが届いた。
奥田:コードが少ない曲のほうがいいよね。最近の俺の曲はコードがすごく少ないけどね。昔の曲はちょっと半音ずれながらいったり、こざかしいんですよ。だからアコギ初心者には難しいかもしれない。最近のやつから選ぶなら、コード譜を見ていちばん少ない曲を選べばいいんじゃないのかな。ギターの練習って、もちろんギターを練習するんですけど、あくまで歌の伴奏と言いますか、(ギターと歌を)一緒にやるのが大事ですね、できれば。そうしないと楽しくないのじゃなかろうかと思います。アコギはアンプとかがいらないからいつでも弾けるし。逆に近所迷惑になる可能性もあるんですけど。僕はギターを練習するのはエレキでも聴こえないわけじゃないのでどっちでもいいと思いますし、エレキのほうがあんまり手が痛くないですよ。本当の初心者はもしかしたらエレキギターのほうが弾きやすいかもしれないですね。どっちでもいいです。
奥田は比較的使っているコードが少ない曲として自身のソロ楽曲『野ばら』を紹介した。
移動中に聴く音楽は…
奥田が最後に紹介したリスナーからのメッセージは「ツアーの移動中の新幹線などで音楽を聴いたりしますか。聴くならどんな曲ですか」という質問。奥田:最近は聴かないですね。昔は携帯のiTunesに曲がどばんと入ってたので、何を聴くというよりランダムで流れてくる状態で聴いてたけど、結局、移動中は寝るからなと思って。何かのアルバムを一枚通して聴くっていうのが、アナログではありますけど、そうやって携帯からイヤホンで聴くときは何が出るかわからない状態にして聴くほうが多いです。自分で入れてといて知らない曲もあったりしますからね。
コロナ禍でのツアーを無事完走
番組では、奥田が最近のユニコーンの活動について振り返る場面も。先日、ユニコーンは全国ツアー「ユニコーンツアー2021“ドライブしようよ”」のツアーファイナルとなる日本武道館公演を無事終えた。奥田:コロナ禍でっていうことでいろいろと気を使いながらのツアーで、何かあったら最後までできない可能性もなくはなかったわけですけど、無事完走したと。一応完走が目標でしたからね、よかったと思います。メンバーそれぞれのキャラもグイグイと、それぞれがその日に考えたネタやギャグを盛り込んでいくみたいなことで、ツアーも後半になるにつれ、えらいことになりましたけど、楽しかったです。
2022年2月16日(水)には今回の日本武道館公演から選りすぐって収録されたライブディスクと、ツアー中のユニコーンを追い続けたドキュメンタリーディスクとの2枚組となるBlu-ray作品『MOVIE40 ユニコーンライブツアー2021“ドライブしようよ”』をリリースする。さらに2022年2月18日(金)からは“ドライブしようよ”のスピンオフツアー「EBI & UNICORN“狙ったエモノは逃さねぇ”」の開催が決定した。
奥田:今回(のツアーで)いちばんすごかったEBIさんを真ん中にしたスピンオフツアーを。そういう感じになるんじゃなかろうかと。「EBI & UNICORN」ってなってますからね、ユニコーンじゃないんですよ。変わったようなものになる気もしますので、楽しみにしてもらえたらと思います。
番組では奥田が2019年のギタージャンボリーで披露した『雪が降る町』の音源をオンエアした。
【radikoで聴く/再生は12月4日まで】
https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20211127161229
12月22日(水)には、 2020年11月からスタートした奥田民生の「ひとり股旅ツアー2020」と、その後2021年1月末からスタートしたバンドツアー「MTRY TOUR 2021」の模様を厳選収録したライブBlu-ray + CD『センバツ ひとり股旅 2020-2021 & SENBATSU MTRY TOUR 2021』をリリースする。
ユニコーンの最新情報は、ユニコーン公式サイト、奥田民生の最新情報は奥田民生の公式サイトまで。
『TOKYO GUITAR JAMBOREE EXTRA』はさまざまなゲストを迎えて、お互いの音楽人生の系譜を辿りながら、時には生演奏を交えつつ展開する貴重なトーク&ライブセッションを放送。ラジオの中の追加公演=エクストラを発信していく。放送はJ-WAVEで土曜16時から。12月のマンスリーナビゲーターは、ウルフルズのトータス松本が務める。
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2021年12月4日28時59分まで
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番組情報
- TOKYO GUITAR JAMBOREE EXTRA
-
毎週土曜16:00-16:54
-
奥田民生(11月マンスリーナビゲーター)