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あいみょん、10代の頃は「年間100曲作った年も…」 聴き返すことはある?

あいみょん、10代の頃は「年間100曲作った年も…」 聴き返すことはある?

あいみょんがJ-WAVEで、自分が昔に作った曲への思いを明かした。

あいみょんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。オンエアは5月30日(日)。

岡本太郎が大好き! いつかOKAMOTO'Sと話してみたい

あいみょんは芸術家・岡本太郎から大きな影響を受けており、『Casa BRUTUS』(マガジンハウス)6月号では、あいみょんが岡本太郎の作品を巡る特集が掲載されている。

クリス:岡本太郎さんは魅力的な芸術家ですよね。僕も大好きです。やっぱり、作品の真似とかしました?
あいみょん:しました! 太郎さんが描いている絵をそのまま模写したり、太郎さんが撮った写真を真似して撮ったり。めちゃめちゃ影響を受けています(笑)。
クリス:わかります。僕も子どもの頃、太陽の塔をいろんなところに描いていたよ。
あいみょん:私も授業中にシャーペンで描いていました(笑)。
クリス:岡本太郎さんのどういうところが好きなんですか?
あいみょん:残されている作品はもちろんなんですけど、太郎さんが今まで残してきた言葉が私は大好きで。言葉に助けられたって言ったら大袈裟かもしれないですけど、自分自身がちょっと豊かになると言いますか。10代の頃から、救われていますね。
クリス:『Casa BRUTUS』の特集では、けっこういろんなところに行っていましたね。太陽の塔だけじゃなくて、岡本太郎さんの作品があるところに出向いて。
あいみょん:そうですね。都内と大阪を巡りました。意外と太郎さんの作品っていろんなところにあるんですよ。楽しくて、めちゃくちゃありがたい特集でしたね。

あいみょんは以前、太陽の塔ツアーのガイド役を務めた経験があるという。

あいみょん:ファンのみなさんと一緒に行って、私が太陽の塔を案内しました。そこでファン一人ひとりの写真を私が撮るっていう。ファンと私が写るんじゃなくて、ファンと太陽の塔が写っている写真を私が撮りました(笑)。
クリス:なるほどね。
あいみょん:太陽の塔の近くにEXPO'70(パビリオン)っていう施設があるんですけど、なかに入って私がファンの人たちに施設の説明もしました。
クリス:そうなんだ。じゃあ、今度はあいみょんとOKAMOTO'Sの対談が聞きたいところですね。
あいみょん:話してみたいです! 記念館に行くとOKAMOTO'Sのみなさんのサインがあったりするんですよ。

メンバー全員が岡本太郎のファンであることから、全員が「オカモト」を名乗っているOKAMOTO’S。あいみょんが初めてOKAMOTO’Sのバンド名の由来を知ったとき、「うわ、先にやられた!」と思ったそうだ。

クリス:「私に負けないぐらい岡本太郎好きがいた!」って感情ですよね。
あいみょん:そうです。いつかぜひ、お話したいです。
クリス:みなさん、どんな話をするんだろうって楽しみにすると思いますよ。

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クリス・ペプラーとリモートで語り合ったあいみょん

4年前に作った楽曲がドラマの主題歌に

5月26日、あいみょんは両A面シングル『愛を知るまでは / 桜が降る夜は』をリリースした。

クリス:『愛を知るまでは』はドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)の主題歌とのことですが、この曲は昔書いた曲だそうですね。
あいみょん:そうなんですよ。今回ドラマの主題歌のオファーをいただいたときに、7曲ぐらいワンコーラスを書き下ろしたんですね。だけど、夜に過去のデモ曲である『愛を知るまでは』を聴いたときに「こういう気持ちが本来は書きたい」って思ってしまって。

4年前に書いた『愛を知るまでは』の“がむしゃら感”を再現しようとしたあいみょんだったが、作曲活動は困難を極めたそうだ。

あいみょん:それで、「この曲はどうですか?」という形で提案しました。
クリス:『コントが始まる』はお笑いを目指す人たちが頑張る物語ですよね。
あいみょん:そうですね。その物語が4年前の自分の状況とリンクするなって思って。
クリス:今の自分よりも以前の自分の心境のほうが、ドラマの世界観に向いていたってことですね。
あいみょん:はい。そういう経緯があって『愛を知るまでは』をリリースすることになりました。

アルバムのページをめくるように、過去の楽曲を聴き返す

あいみょんは寝る前に自身の過去の楽曲を聴くことが習慣になっているという。

クリス:過去の自分の歌を聴くっていうのは習慣になっているの?
あいみょん:毎日聴いています(笑)。「あのときの自分ってどういうことを書いていたかな」って、アルバムみたいに振り返っているといいますか。歌い方も昔は全然違うんですよ。
クリス:その音源はどうやって聴いているんですか?
あいみょん:携帯電話にデータを入れているので、そこから聴いています。当時は「微妙やな」って思って作った曲も、大人になってから聴くと「いいな」って思えたりするんですよね。そういう感覚が面白くて。
クリス:なるほどね。荒削りだった部分が、魅力となって光るんでしょうね。昔はかなりの量の曲を書いたんでしょう?
あいみょん:そうですね。10代はとにかく音楽でどうにかなりたいって気持ちが今よりさらに強くて、たくさん曲を書きましたね。年間で100曲作った年もありましたし。
クリス:すごいね。それは「書かねば」って思いだったの? それともバンバン曲のアイディアがおりてきた感じ?
あいみょん:「書かねば」と思っていた時期もありましたね。「書かないと見つけてもらえない」とは思っていたので、とにかく書いて。おりてくるって言ったらカッコ付けみたいになりますけど、言葉がひらめいたらすぐ曲にしていました。
クリス:そうかあ。昔の音源は今の携帯以外にも入っていたりするの?
あいみょん:前の携帯にも残りつつ、今の携帯にも入れています(笑)。あと、私の身に何かあったときのために音源をスタッフさんに共有しています。
クリス:そうなんだ!? アーティスト魂を感じます。作った曲は生きてきた証ですもんね。
あいみょん:そうです。財産なんで。

子どもの頃からイクラが大好き!

一問一答コーナーでは、あいみょんがさまざまなジャンルの質問に答えた。

「大好物を教えてください」

あいみょん:私が好きな食べものはイクラです。
クリス:昔からイクラが好きだった?
あいみょん:小さい頃から好きです。はじめてお寿司屋さんでイクラを食べたときに感動しまして。お寿司屋さんに行ったら、イクラを5貫ぐらい食べちゃうんですよ(笑)。イクラを見ると、いまだにテンションが上がります。
クリス:イクラはお寿司で食べるのが好きですか?
あいみょん:最近は炊き込みご飯に乗っているイクラも好きですね。
クリス:ちなみに明太子は好きですか?
あいみょん:好きです。なので、「痛風になるから気を付けなさい」って言われます。
クリス:だけど、おいしいもんね。明太子スパゲッティにイクラを乗っけるとヤバいですよ。
あいみょん:うわー! ヤバいですね。温泉卵も乗せたくなりますね。プリン体の塊(笑)。

「最近買った素敵な物は?」

あいみょん:食器がすごく大好きなんですけど、珍しいグラスが欲しくなってネットで探していたんですね。そうしたら、敢えて熱でグニャグニャさせて作られたグラスが売っていて。それは個体差があって面白かったので買いましたね。
クリス:へえ~。グラスが溶けているんだ?
あいみょん:そうなんですよ。溶けて傾いています。物によってはお茶が全然入らないぐらい傾いているものもあります。
クリス:使い物にならないね(笑)。
あいみょん:はい(笑)。でも、それがすごくよくて。
クリス:コップとして使っているんですか? それともあくまでも観賞用?
あいみょん:コップとして使っているんですけど、あまりにもひしゃげているやつは飾っています(笑)。
クリス:いい買い物をしましたね。何色ですか?
あいみょん:飴色と青色と透明があるんですけど、私は青色と透明を買いました。

あいみょんは現在、全国弾き語りツアー「AIMYON弾き語りTOUR 2021“傷と悪魔と恋をした!”」を開催中。ライブ情報や、あいみょんの最新情報は公式サイトまたは、Twitterまで。

『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。

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2021年6月6日28時59分まで

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番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54