平井 堅がJ-WAVEで、ミュージシャン以外に憧れていた職業について語った。
平井が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。オンエアは5月23日(日)。
平井:25周年を記念したイベントがコロナ禍ですべてなくなってしまって。それは残念でしたけど、家にいたことでアルバムを作ることができたので、よかったなと思いました。
クリス:コロナ禍で曲づくりに変化はありましたか?
平井:意識的に変わったことはないと思うんですけど、人と会わないからインプットがないので、歌詞はより内省的になったのかなという気がします。
クリス:自分を晒して曲を書くと思うんだけど、制作後は作品を客観的に見られますか?
平井:(客観的に)見れないです。一生見れないですね。今、自分の曲が流れていますけど、聴けないというか。
クリス:なんで?
平井:歌にせよ言葉にせよ、粗探しをしてしまうんですよね。なので、自分で作ったものは自分から聴くことはないです。絶対に聴かない。
クリス:嘘!? 自分の作品をずっと聴いている人もいますよね。
平井:そういう人は羨ましいですね。僕はシャッフルで自分の曲が流れてきたら、速攻飛ばします。
クリス:家を出た子どもみたいに、作品を一人歩きさせるタイプなんだね。
平井はアルバムタイトルの由来を語った。
平井:他者に対して憧れや妬みを抱いたり、プラスとマイナスの感情を持つことってありますよね。その感情が常に僕を育ててきたなと思ったので、タイトルにしたいなと思いました。どの曲も誰かに憧れていて、「ここじゃないどこかに行きたい」と願う人たちのものが多いですね。
クリス:平井さん、我が道を行くタイプだと思っていました。
平井:本当ですか(笑)。よく「人に興味がないよね」って言われるし、そういう一面もあるけれど、「あの人はいいなあ」ってずっと思いながら生きています。「いいな、俺」って思ったことはない。
クリス:そうなんですか。人間って外側だけ見ているとわからない部分ってありますね。
平井:誰しもが持っている気持ちだとは思うんですけどね。
平井は、曲がほぼ出来上がったタイミングでアルバムタイトルを思いついたと話す。
平井:曲がほぼできあがってタイトルはどうしようかとなったときに、「自分はどういう人間なんだろうか」と考えて。そのときに「自分以外の何者かになりたい49年間だったな」と思ったんですよね。それで『あなたになりたかった』というタイトルがパッと浮かんだんです。
「もしもミュージシャンでなければ何をしていましたか?」
平井:こういう質問にはいつも「パン屋さん」って答えていたんだけど、今回は願望を含めて「俳優さん」にします。
クリス:俳優!?
平井:なれないんだけど、なってみたかったなって。
クリス:お芝居の経験はないんですか?
平井:ほぼないですね。
クリス:「俳優をやりたい」って言ったら、ガンガン依頼が来ると思いますよ。
平井:正直な話、たまにオファーはいただくんですけどお断りしていて……。
クリス:なんで?
平井:演技、めちゃくちゃ下手なんですよ。ミュージックビデオでも「ふとした表情」が全然できない。
クリス:場数を踏めばうまくなるんじゃないですか?
平井:やっていけば上達するものですかね?
クリス:だと思う。ずば抜けて演技がうまい俳優さんだって、デビュー当時は初々しいですから。今ラジオを聴いている人たちも、平井 堅の芝居を見たいと思っているはずです。
平井:いやいや。それはじゃあ、来世でね。今世は歌手を頑張ろうかな。
クリス:今世でもいいんじゃない? 俺は絶対売れると思うけどなあ。
「子どもの頃に好きだった駄菓子は?」
平井:世代だと思うんですけど、やっぱりうまい棒かなあ。自分の子どもの頃はちょうどうまい棒が脚光を浴びていた時期で、いろんな味が出ていたんですよ。
クリス:うまい棒のブレイク期だったんですね。
平井:遠足のお菓子代が200円だったんですけど、当時のうまい棒は1本10円で。うまい棒を20本買ってくる友だちが多かったですね。
クリス:へええ。すげえなあ。
平井:膝頭にうまい棒をパンと押し付けて取り出す食べ方が流行っていましたね。
クリス:好きな味は何でしたか?
平井:めんたい味とチーズ味が好きでしたね。
平井 堅の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
平井が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。オンエアは5月23日(日)。
常に他者に憧れを抱いて生きてきた
2020年にデビュー25周年を迎えた平井 堅は、約5年ぶりとなるアルバム『あなたになりたかった』を5月12日にリリース。全18曲が収録されたミュージックビデオ集『Ken Hirai Films Vol.15』も同時発売した。平井:25周年を記念したイベントがコロナ禍ですべてなくなってしまって。それは残念でしたけど、家にいたことでアルバムを作ることができたので、よかったなと思いました。
クリス:コロナ禍で曲づくりに変化はありましたか?
平井:意識的に変わったことはないと思うんですけど、人と会わないからインプットがないので、歌詞はより内省的になったのかなという気がします。
クリス:自分を晒して曲を書くと思うんだけど、制作後は作品を客観的に見られますか?
平井:(客観的に)見れないです。一生見れないですね。今、自分の曲が流れていますけど、聴けないというか。
クリス:なんで?
平井:歌にせよ言葉にせよ、粗探しをしてしまうんですよね。なので、自分で作ったものは自分から聴くことはないです。絶対に聴かない。
クリス:嘘!? 自分の作品をずっと聴いている人もいますよね。
平井:そういう人は羨ましいですね。僕はシャッフルで自分の曲が流れてきたら、速攻飛ばします。
クリス:家を出た子どもみたいに、作品を一人歩きさせるタイプなんだね。
平井はアルバムタイトルの由来を語った。
平井:他者に対して憧れや妬みを抱いたり、プラスとマイナスの感情を持つことってありますよね。その感情が常に僕を育ててきたなと思ったので、タイトルにしたいなと思いました。どの曲も誰かに憧れていて、「ここじゃないどこかに行きたい」と願う人たちのものが多いですね。
クリス:平井さん、我が道を行くタイプだと思っていました。
平井:本当ですか(笑)。よく「人に興味がないよね」って言われるし、そういう一面もあるけれど、「あの人はいいなあ」ってずっと思いながら生きています。「いいな、俺」って思ったことはない。
クリス:そうなんですか。人間って外側だけ見ているとわからない部分ってありますね。
平井:誰しもが持っている気持ちだとは思うんですけどね。
平井は、曲がほぼ出来上がったタイミングでアルバムタイトルを思いついたと話す。
平井:曲がほぼできあがってタイトルはどうしようかとなったときに、「自分はどういう人間なんだろうか」と考えて。そのときに「自分以外の何者かになりたい49年間だったな」と思ったんですよね。それで『あなたになりたかった』というタイトルがパッと浮かんだんです。
なってみたかった職業は「俳優」
番組ではゲストにランダムな質問を投げかけ、一問一答で答えてもらうコーナーを実施。平井に憧れていた職業や、子どもの頃に好きだったお菓子について質問を投げかけた。「もしもミュージシャンでなければ何をしていましたか?」
平井:こういう質問にはいつも「パン屋さん」って答えていたんだけど、今回は願望を含めて「俳優さん」にします。
クリス:俳優!?
平井:なれないんだけど、なってみたかったなって。
クリス:お芝居の経験はないんですか?
平井:ほぼないですね。
クリス:「俳優をやりたい」って言ったら、ガンガン依頼が来ると思いますよ。
平井:正直な話、たまにオファーはいただくんですけどお断りしていて……。
クリス:なんで?
平井:演技、めちゃくちゃ下手なんですよ。ミュージックビデオでも「ふとした表情」が全然できない。
クリス:場数を踏めばうまくなるんじゃないですか?
平井:やっていけば上達するものですかね?
クリス:だと思う。ずば抜けて演技がうまい俳優さんだって、デビュー当時は初々しいですから。今ラジオを聴いている人たちも、平井 堅の芝居を見たいと思っているはずです。
平井:いやいや。それはじゃあ、来世でね。今世は歌手を頑張ろうかな。
クリス:今世でもいいんじゃない? 俺は絶対売れると思うけどなあ。
「子どもの頃に好きだった駄菓子は?」
平井:世代だと思うんですけど、やっぱりうまい棒かなあ。自分の子どもの頃はちょうどうまい棒が脚光を浴びていた時期で、いろんな味が出ていたんですよ。
クリス:うまい棒のブレイク期だったんですね。
平井:遠足のお菓子代が200円だったんですけど、当時のうまい棒は1本10円で。うまい棒を20本買ってくる友だちが多かったですね。
クリス:へええ。すげえなあ。
平井:膝頭にうまい棒をパンと押し付けて取り出す食べ方が流行っていましたね。
クリス:好きな味は何でしたか?
平井:めんたい味とチーズ味が好きでしたね。
平井 堅の最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
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