音楽、映画、エンタメ「ここだけの話」
DEAN FUJIOKA、「3言語」が混ざった楽曲を作って気づいたこと

DEAN FUJIOKA、「3言語」が混ざった楽曲を作って気づいたこと

J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』。通常のオンエアではLiLiCoと稲葉 友がナビゲーターを務めているが、2月26日(金)はお休みの稲葉に代わって、DEAN FUJIOKAが登場。ここではDEANが、ニューシングル『Take Over』の制作エピソードを紹介し、好きなバラードソングについて語った部分を紹介する。

3つの言語を織り交ぜた新曲をリリース

DEANは3月10日(水)、新曲『Take Over』をリリースする。俳優としても活躍するDEANが、ミュージシャン活動において意識していることはなんだろうか。

DEAN FUJIOKA New SG “Take Over” Trailer

LiLiCo:俳優として歌手として、いいバランスでやっているイメージが私のなかにある。
DEAN:嬉しい。
LiLiCo:表現の仕方が全然違うと思うんだけど、意識して切り替えたりしていますか?
DEAN:自分の活動って、光があたる方向によって見え方が違う球体のようなイメージがあるんですよ。それが俳優だったり、歌手だったりしている感じです。(俳優と歌手では)物事の流れがまったく違うので、やっていくなかでそれぞれのスタイルができてきた感じですね。
LiLiCo:作詞作曲を自分でされているって知ってビックリしたんですよ。やっぱり自分ですることって大事? 自分で表現したいことがある?
DEAN:最初にそのスタイルで始めたからっていうのはありますね。もちろんカバーや誰かから楽曲を提供してもらうのも、それはそれでいいなと思っています。

一方で、DEANは楽曲制作を通じて自身の成長を実感しているという。

DEAN:嫌々やっていることではないんですよ。自分がやりたいからやっていることです。作り続けることが理由のない喜びというか、存在理由みたいになっています。
LiLiCo:『Take Over』にはいろんな言語が詰まっていますよね。英語、日本語はもちろんですけど、中国語もあります。どういった思いで言葉を混ぜてみたんでしょうか?
DEAN:実はプロローグアルバム『Cycle』に収録されている『Sweet Talk』という曲が初めて3言語を混ぜた曲なんですよ。その曲ができたときの気持ちは「ごめんなさい」って感じでしたね。1つの言語で1つの曲を作れなかったんですよ。日本語が母国語ではあるんですけど、いろんなところをグルグルと回って生活をしていたから、“ゴチャ混ぜ”が自分にとって自然な時期があったんです。『Sweet Talk』以降は、3言語を混ぜた楽曲がいくつもできています。

DEAN FUJIOKA - Cycle / Midnight Messenger mabanua REMIX (Trailer)

罪悪感を持ちつつスタートした3言語の楽曲だったが、DEANはやがてその方法ならではの表現に気付いたという。

DEAN:たとえば、ボーカルが何人もいるグループだと、歌う人によって声も視点も変わるじゃないですか。自分の場合は1人の人間が歌っているわけですけども、言語を変えることでストーリーを語る人間が変わる感覚になるんですよ。だから、途中からは言語を意識して変えて歌えるようになりました。だから今はもう開き直っています。「よくね?」みたいな(笑)。
LiLiCo:なるほどね。素敵な考え方だと思いますよ。

カラオケで歌うバラードは?

リリースしていないバラードソングがストックとしてあるという。

DEAN:どういうタイミングでお届けできるかを考えています。
LiLiCo:今までバラードを出さなかった理由はあるんですか? 最初にDEANさんの歌を聴いたときに「すっごくハード!」って思ったんですよね。
DEAN:いろんな人生があるように、音楽もいろんな音楽がありますよね。バラードを避けてたというよりも、やりたいことをやっていたら、こういうリリースの流れになって。でも自分はカラオケに行くとバラードばっかり歌ってるんですよ。
LiLiCo:たとえば?
DEAN:日本の方ですと、松田聖子さんの歌とか。
LiLiCo:えっ!? なんの歌?
DEAN:たとえば『SWEET MEMORIES』とか。
LiLiCo:ええ!
DEAN:あとは中島美嘉さんの『雪の華』も歌いますね。けっこう女性のバラードが多いんですよ。他には中華圏のバラードも歌いますし、韓国だとキム・ボムスさんの曲は絶対に歌いますね。ラブバラードが好きだから、もしかしたら歌うことで(制作する気持ちが)解消されているのかもしれませんね(笑)。でも今まで作った曲も激しい曲調だけどテーマは“愛”なんですよ。
LiLiCo:カラオケの松田聖子さんも聴きたいですけど、オリジナルバラードも聴きたいので、ぜひリリースしてください。
DEAN:頑張ります!
LiLiCo:ファンのみなさんは、3月10日リリースの新曲『Take Over』がさらに楽しみになったんじゃないでしょうか。

DEANは普段、J-WAVEで放送中の番組『ROPPONGI PASSION PIT』(毎週土曜 23時から23時54分)でナビゲーターを務めている。こちらもぜひチェックしてほしい。



そのほか、DEANの最新情報は公式サイトまで。

『ALL GOOD FRIDAY』では、LiLiCoと稲葉 友が金曜日を熱く、ハッピーに盛り上げる。オンエアは毎週金曜日の11時30分から。

この記事の続きを読むには、
以下から登録/ログインをしてください。

  • 新規登録簡単30
  • J-meアカウントでログイン
  • メールアドレスでログイン
radikoで聴く
2021年3月5日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
ALL GOOD FRIDAY
毎週金曜
11:30-16:00