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アユニ・D(BiSH/PEDRO)が、「バンドマンって本当にすごいな」と思ったワケ

アユニ・D(BiSH/PEDRO)が、「バンドマンって本当にすごいな」と思ったワケ

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ、増井なぎさ)。2月9(火)のオンエアでは、BiSH/PEDROのアユニ・Dがゲスト出演。BiSHとPEDROの感覚の違いや、ベースを始めたきっかけを語った。

PEDROのアユニ・Dは2月10日(水)、新曲『東京』をリリース。

BiSHとPEDROの違い「泥を顔に塗られたりとかはPEDROではしない」

BiSHのメンバーでもあるアユニ・Dは、ソロバンドプロジェクト・PEDROのボーカル、ベースとしても活動。ギターはナンバーガールの田渕ひさ子、ドラムは毛利匠太が担当している。

サッシャ:2018年に突如デビューをしましたが、バンドをやっていたわけではないんですよね。
アユニ・D:バンドはまったくやったことがなかったです、楽器も弾いたことがなくて。
サッシャ:ですよね。
アユニ・D:BiSHをやって、PEDROが始まったと同時にベースを弾き始めました。
サッシャ:また、ベースというのがビックリですよね。ギターやキーボードじゃないんだみたいな。
アユニ・D:「ギターかベースか選んでいい」って言われたんですけど、ギターは弦が6本あって、ベースは弦が4本だったので、ベースのほうが簡単なのかなってと思ってベースにしました(笑)。難しかったです。
サッシャ:後悔してる?
アユニ・D:いやいや(笑)。ベースは好きなので、合ってました。

PEDROで活動を始めたことで、気持ちの変化はあったのだろうか。

アユニ・D:ありました。いつもだとやっぱりメンバーと一緒に活動をしていたり、あとはやっぱりリーダーシップ気質の子がほかにいたりするので、甘えちゃったりしていたんですけど、PEDROだと自分がフロントマンというか先陣を走って仕切ったりとか、責任感を持ったりしないといけなかったので。バンドマンって本当にすごいなと思いました。楽器を弾きながら歌うのも、すごく簡単そうに見えてたんですけど……。
サッシャ:いや、特にベースは難しいよ! ベースを弾きながら歌うのは一番難しいと思います。
アユニ・D:いやいや……。
サッシャ:すばらしい。BiSHだといろんなことをさせられたりとかもあったと思うんですけど、こちらはどちらかというと、もうちょっと音楽に集中している感じかな?
アユニ・D:そうですね。なんか……泥を顔に塗られたりとかはPEDROではしないので。
サッシャ・増井:(笑)。

アユニ・Dが選ぶ「オススメの台湾音楽」

この日の「MUSIC+1」では、台湾の音楽をよく聴いているというアユニ・Dに「オススメの台湾音楽」を紹介してもらった。

サッシャ:なんで台湾音楽を聴くようになったんですか?
アユニ・D:人にオススメをされてから聴くようになったんですけど、そこから自分でサブスクで探したりとか掘ってみたりとかして。
サッシャ:台湾チャートを見てみたりとか。
アユニ・D:そうですね。
サッシャ:いっぱいあると思うんですけど、まず1曲目は?
アユニ・D:Sunset Rollercoaster(落日飛車)の『No Man's Land』です。



楽曲について、サッシャは「ちょっとブリティッシュロック的な要素も入っている」と感想を述べつつ、どこに魅力を感じるのかを訊いた。

アユニ・D:サウンドがすごくオシャレで格好よくて、アーバンでサイケな感じというか。やっぱり台湾は言葉は違うんですけど、音楽で伝えたいこととかが音で感じ取れるのが、すごく気持ちよくて好きです。
サッシャ:いいですね。
増井:オシャレですね。
アユニ・D:オシャレなバンドがすごく多い気がします。
サッシャ:音楽偏差値も高いんだね。いろいろな音楽を聴いているというところも見えてきます。

続いて名前を挙げたのは、Science Noodles。オンエアしたのは『Summer』。しかし、アユニ・Dの思惑とは少し異なる展開に。



サッシャ:これはインスト?
アユニ・D:あ、いや……。
サッシャ:いいねこのギターの入りが。
増井:また全然違いますね。

しかしその後も歌に入る様子はなく……。

アユニ・D:あれ、インストかな(笑)。
増井:(笑)。
サッシャ:これはひょっとしてインストバージョンかな? こっちが用意したのを間違えちゃったのかな。
アユニ・D:あ、いや、私の勘違いかもしれないです!
サッシャ:気持ちいい、ちょっとドリーミーな感じのサウンドです。
アユニ・D:そうですね、なんかベッドサイドで聴きたくなるような、心に寄り添ってくれる繊細なギターの音がすごく好きです。
増井:優しいですね。
サッシャ:楽器を持たないパンクバンド出身だけど、アユニ・Dさんは楽器好きだね。
アユニ・D:PEDROをはじめてから好きになりました。
サッシャ:楽器愛みたいなのを感じる2曲ですよ。
アユニ・D:ありがとうございます。
サッシャ:いいですね。台湾のアーティストを聴いているとき、自分のなかではどういった曲のチョイスが多いんですか?
アユニ・D:うーん……やっぱり音作りが繊細な、ギターの音を聴くのがすごく好きなので、心に響く、一度聴いたら忘れられないギターの音とかがすごく好きです。
サッシャ:でも自分ではギターではなくベースを選んだんだ(笑)。
アユニ・D:はい(笑)。
サッシャ:いやいや、素敵です。
増井:この音楽で眠くなってきそうですね、寝られそうです。
サッシャ:夜とか、レイドバック(リラックス)したいときにもいいですね。

PEDROの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時5分ごろから。

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2021年2月16日28時59分まで

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