J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。
1月1日(金)のオンエアでは、シンガーソングライターのiriがゲストに登場。ここでは、iriの音楽のルーツや、最近ハマっているアーティストについて語った部分をお届けしよう。
クリス:今はコードとかも勉強して弾いてるんですか?
iri:してないですね(笑)。一回もしてないです。
クリス:もう自分の気に入った音でやっちゃう?
iri:そうですね。だからたまにコードがわからなくて、バンドでやったときに「これだっけ?」ってなっちゃいます。
クリス:自分でコードも作っちゃったり?
iri:します、します。楽しいです、コード探し。
クリス:いいことだと思いますよ。「この人の音楽理論はすごいんじゃないかな?」という人に限ってコードを知らないということがあって。ジョニ・ミッチェルもコードを知らなくて全部我流なんだよ。だから聴いてるとすごく複雑な感じがする。
iri:へ~。
クリス:だから、パット・メセニーとかジャコ・パストリアスとかのスーパーミュージシャンがバックで弾くんだよね。BONNIE PINKも「コードわからない」って言ってた。
その他にもイギリスのシンガーソングライター、ビーバドゥービーなどの例をクリスから聞くと、iriは「引き続き勉強しないようにします(笑)」と笑った。
実際に自分で歌うようになったのは18歳の頃、アリシア・キーズがグラミー賞で『If I Ain't Got You』を歌っている映像を観たことがきっかけだった。
iri:「かっこいい!」と思って最初はカバーしていたんですけど、自分の歌を歌いたくなったので作り始めました。このグラミー賞の映像を観たときに、なぜかはわからないんですけど感動でボロボロ泣けてきてしまったんです。
クリス:へ~。今は歌に関して、自分では何が大事だと思っていますか?
iri:もちろんピッチや声量も大事だと思うんですけど、どんな歌い方をしたらこの歌詞がリアルに伝わるかなという表現方法を豊かにしていきたいなと思っていますね。
クリス:なるほどね。最近ハマっている人は?
iri:最近は藤井 風。まだそんなに知らないんですけど気になっていますね。インタビューを見てすごく不思議な人だなと思いました。
クリス:うん、いい意味で不思議で独特。
iri:ミュージシャンとしてもだし、人間らしさがすごくあって素敵だなと思います。
iri:親が聴いていたり車の中でかかっていたり、『少年時代』も合唱で歌ったことがあったりして、小さい頃から聴いているのでライブを見たときはすごく不思議な感覚でした。『東へ西へ』はトリビュートでカバーを歌わせてもらったこともあります。
クリス:かっこいいよね。iriちゃんは前回のアルバムも自分でセルフプロデュースしたんだよね。あれもかっこよかった。あれはいつ頃?
iri:去年の3月です。
クリス:そうか。あのアルバムはいろんな人が参加しているし、いいアルバムだよね。
iriは2020年11月に配信デジタルシングル『言えない』をリリース。一緒に楽曲を作るトラックメーカーは人に紹介されたりバンドの好きな人を選んだりしているそう。
好きなトラックメーカーとして名前を挙げたのは、小島裕規のソロ・プロジェクト、Yaffle。
iri:かっこいいなと思いますね。不思議な人でかわいい(笑)。
クリス:でも非常にクレバーな人ですよね。年はiriちゃんより下?
iri:いや、私よりも上だと思いますね。
クリス:でも同世代くらいだよね。iriちゃんのほうが姉御肌って感じがするけど(笑)。
【関連記事】Yaffle、子どもの頃に玉置浩二『田園』を聴き…ノリすぎて大惨事に
iriは、1月8日(金)オンエアの同番組に引き続き登場。2021年の抱負や地元・逗子への想い、体調管理の方法などを語る。放送は23時から。
1月1日(金)のオンエアでは、シンガーソングライターのiriがゲストに登場。ここでは、iriの音楽のルーツや、最近ハマっているアーティストについて語った部分をお届けしよう。
ギターは我流。「楽しいです、コード探し」
iriがギターを始めたのは、母親がきっかけだった。モーリスのアコースティックギターを持っていたのだそう。誰かに習うのではなく、我流で覚えていった。クリス:今はコードとかも勉強して弾いてるんですか?
iri:してないですね(笑)。一回もしてないです。
クリス:もう自分の気に入った音でやっちゃう?
iri:そうですね。だからたまにコードがわからなくて、バンドでやったときに「これだっけ?」ってなっちゃいます。
クリス:自分でコードも作っちゃったり?
iri:します、します。楽しいです、コード探し。
クリス:いいことだと思いますよ。「この人の音楽理論はすごいんじゃないかな?」という人に限ってコードを知らないということがあって。ジョニ・ミッチェルもコードを知らなくて全部我流なんだよ。だから聴いてるとすごく複雑な感じがする。
iri:へ~。
クリス:だから、パット・メセニーとかジャコ・パストリアスとかのスーパーミュージシャンがバックで弾くんだよね。BONNIE PINKも「コードわからない」って言ってた。
その他にもイギリスのシンガーソングライター、ビーバドゥービーなどの例をクリスから聞くと、iriは「引き続き勉強しないようにします(笑)」と笑った。
18歳のときにグラミー賞で歌うアリシア・キーズを見て涙を流した
「歌いたい」と意識するようになったのは、AIや久保田利伸の存在が大きかったという。ブラックミュージック系のアーティストが登場した際に、声とノリに今までない衝撃を受けたのだそう。実際に自分で歌うようになったのは18歳の頃、アリシア・キーズがグラミー賞で『If I Ain't Got You』を歌っている映像を観たことがきっかけだった。
iri:「かっこいい!」と思って最初はカバーしていたんですけど、自分の歌を歌いたくなったので作り始めました。このグラミー賞の映像を観たときに、なぜかはわからないんですけど感動でボロボロ泣けてきてしまったんです。
クリス:へ~。今は歌に関して、自分では何が大事だと思っていますか?
iri:もちろんピッチや声量も大事だと思うんですけど、どんな歌い方をしたらこの歌詞がリアルに伝わるかなという表現方法を豊かにしていきたいなと思っていますね。
クリス:なるほどね。最近ハマっている人は?
iri:最近は藤井 風。まだそんなに知らないんですけど気になっていますね。インタビューを見てすごく不思議な人だなと思いました。
クリス:うん、いい意味で不思議で独特。
iri:ミュージシャンとしてもだし、人間らしさがすごくあって素敵だなと思います。
井上陽水のライブを見て固まってしまった
ライブで印象に残っているアーティストは「井上陽水さん」と回答。登場した瞬間にかたまってしまったと振り返る。iri:親が聴いていたり車の中でかかっていたり、『少年時代』も合唱で歌ったことがあったりして、小さい頃から聴いているのでライブを見たときはすごく不思議な感覚でした。『東へ西へ』はトリビュートでカバーを歌わせてもらったこともあります。
クリス:かっこいいよね。iriちゃんは前回のアルバムも自分でセルフプロデュースしたんだよね。あれもかっこよかった。あれはいつ頃?
iri:去年の3月です。
クリス:そうか。あのアルバムはいろんな人が参加しているし、いいアルバムだよね。
iriは2020年11月に配信デジタルシングル『言えない』をリリース。一緒に楽曲を作るトラックメーカーは人に紹介されたりバンドの好きな人を選んだりしているそう。
好きなトラックメーカーとして名前を挙げたのは、小島裕規のソロ・プロジェクト、Yaffle。
iri:かっこいいなと思いますね。不思議な人でかわいい(笑)。
クリス:でも非常にクレバーな人ですよね。年はiriちゃんより下?
iri:いや、私よりも上だと思いますね。
クリス:でも同世代くらいだよね。iriちゃんのほうが姉御肌って感じがするけど(笑)。
【関連記事】Yaffle、子どもの頃に玉置浩二『田園』を聴き…ノリすぎて大惨事に
iriは、1月8日(金)オンエアの同番組に引き続き登場。2021年の抱負や地元・逗子への想い、体調管理の方法などを語る。放送は23時から。
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- OTOAJITO
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毎週金曜23:00-23:30
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クリス・ペプラー