最初の10分で、もうやめられない。Netflixの韓国ドラマ「男性の成り上がり」が楽しいのは？

J-WAVEでは2021年の元日にNetflixとタッグを組み、新しい1年を笑顔でスタートできる9時間の特別番組『J-WAVE NEW YEAR SPECIAL Netflix presents PLANET HOME』（ナビゲーター：クリス・ペプラー、玄理）をオンエア。

番組では、膨大なNetflixコンテンツの中から部門別にリスナー投票「#推しフリ アワード」を実施。ここでは「韓国作品部門」の投票結果を紹介するとともに、トレンディエンジェルの斎藤 司がおすすめの韓国ドラマを語ったパートを紹介する。

リスナーが選ぶ、Netflixの推しコンテンツは？

韓国作品部門には、2020年に日本で最も話題になったNetflixの韓国ドラマTOP 10から5作品がノミネートされた。5作品すべて鑑賞済みだという玄理が作品を紹介した。

■『スタートアップ: 夢の扉』

玄理：『スタートアップ: 夢の扉』。激しい競争が繰り広げられるハイテク業界で成功を夢見て、ビジネスを立ち上げた若き起業家たちの始まりと成長を描いた物語です。

■『サイコだけど大丈夫』

玄理：『サイコだけど大丈夫』は、愛を知らない人気童話作家と、精神病棟で献身的に働く男の運命が交差するラブコメです。
クリス：『サイコだけど大丈夫』!?
玄理：これは英題だと『It's Okay to Not Be Okay』なんです。
クリス：全然大丈夫じゃなさそうですけど……。
玄理：最後はけっこう大丈夫になっていく話の展開です。
クリス：なるほど。

■『梨泰院クラス』

玄理：ご存知の方も多いと思います。『梨泰院クラス』は、ソウルの繁華街に小さな飲み屋を開店させた前科者の青年とその仲間たち。彼らは成功を掴むため、大物相手に無謀ともいえる戦いを仕掛けるも……というストーリーです。

■『愛の不時着』

玄理：パラグライダー中のトラブルで北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢、そこで出会ったのは堅物の将校だった。そんなふたりを描くのが『愛の不時着』です。

■『キングダム』

玄理：私がめちゃくちゃおすすめするのが『キングダム』です！　高速ゾンビと宮廷ものの時代劇をマッシュアップした話題作ですね。

オンエアで発表された、「#推しフリ アワード」韓国作品部門の結果は以下の通り。ナビゲーターのふたりも納得の結果となった。

1位：『愛の不時着』
2位：『梨泰院クラス』
3位：『サイコだけど大丈夫』
4位：『キングダム』
5位：『スタートアップ: 夢の扉』

玄理：圧倒的な人気での1位だったということで。
クリス：なるほど。
玄理：Netflixの「2020年 日本で最も話題になった作品 TOP10」でも1位だったので、納得の結果かもしれないです。

韓流ドラマファン・トレエン斎藤のおすすめ作品

オンエアでは、熱烈な韓流ドラマファンとして知られるトレンディエンジェルの斎藤 司がコメントで登場。Netflixで観られるおすすめの韓国作品（#推しフリ作品）を紹介した。

斎藤：こんにちはトレンディエンジェルの斎藤です。私はNetflixを毎日のように観させていただいています。タイミングとしては夜に赤ちゃんが寝静まったときに夫婦で一緒の作品を観たり、持っていけるので移動中にも。『愛の不時着』の国境のシーンはちょうどレインボーブリッジで観たので非常に臨場感があって、Netflixはそんな楽しみ方ができるというのがいいかなと思っています。

斎藤の#推しフリ作品は、自身が韓流ドラマにハマるきっかけにもなったという『梨泰院クラス』。男性だからこそ熱中できるのだとか。

斎藤：韓国ドラマはちょっと前は「マダムがハマる」みたいなイメージだったんですけど、一口に韓国ドラマと言っても当然いろいろなターゲットを狙った作品があるんだなと初めて感じた作品なんです。周りの男性芸人も「男の成り上がっていく感じが観てて楽しい」と。

『梨泰院クラス』は1話から引き込まれて、10分、20分程度観てしまうとキーシーンが出てきてもうやめられないと話す斎藤。ほかのノミネート作品についてはどう思っているのだろうか？

斎藤：『サイコだけど大丈夫』はジェットコースターのような作品でして、最後にはひとつの落語を観終わったような「おお！」という、全部回収して気持ちがいいという作品です。何を言っているのかわからないと思いますけど『サイコだけど大丈夫』は観てほしいですね。『スタートアップ: 夢の扉』も新しい作品で、ようやく全部出ました。基本的に韓国ドラマは女優さんがとにかくキレイで、これも主演のペ・スジさんが……私も（持ちギャグの）「ペッ」つながりでより親近感が湧いてですね。ちょっと『梨泰院クラス』のような、成り上がりじゃないですけど、そういう作品なのかなと思いつつも、爽やかさと韓国の流行りなんかも見えたりするような、目の保養になるようなドラマでございます。とにかく絵が明るいので、韓国の街並みなんかを観るにはとっておきな作品かなと思います。

斎藤のトークを踏まえて、玄理も作品の魅力を語った。

玄理：斎藤さんの#推しフリナンバーワンは『梨泰院クラス』ということです。リスナーのみなさんも、韓国ドラマはコロナ禍ということがあって観ていた方が多いんじゃないかなと思うんです。『愛の不時着』が日本で大流行の兆しが見えたとき、すでに韓国では「2年前ぐらいのドラマ」と言われていたんです。いま観るなら『梨泰院クラス』と言われていました。『梨泰院クラス』の放映が始まったら、『サイコだけど大丈夫』が韓国で流行るという感じでしたね。最新の韓国ドラマを観たい人は『スタートアップ: 夢の扉』がおすすめですが、「とにかく私は泣きたいんだ」という人は『愛の不時着』ですね。
クリス：泣けるんだ。
玄理：泣けますね。LAとかでも看板がバンバン建つなど、ワールドワイドで人気だったのは『キングダム』ですよね。世界基準で観たいなら『キングダム』。先ほど斎藤さんがおっしゃっていたように、成り上がりとかのし上がっていく男っぽい作品を観たい人は『梨泰院クラス』がいいかもしれないですね。
クリス：俺もゾンビものが大好物なので『キングダム』は観てみたいですね。
玄理：おすすめです！　あっという間にシーズン2までいっちゃいますよ。

同番組では、クリス・ペプラー、LiLiCo、ハマ・オカモト、SKY-HIら著名人がイチオシ作品を語ったほか、「日本作品」「音楽モノ」「海外ドラマ」など部門別にNo.1作品を発表した。結果はこちら（ https://www.j-wave.co.jp/holiday/20210101/award.html ）。