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NONA REEVES・奥田健介、ソロ活動「ZEUS」を語る。名付け親は一十三十一

NONA REEVES・奥田健介、ソロ活動「ZEUS」を語る。名付け親は一十三十一

J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ・増井なぎさ)。12月1日(火)のオンエアではNONA REEVESの奥田健介がリモート出演。9月から始動したソロ活動について語り、新曲『それは、ウェンズデー』を共同制作した一十三十一からのメッセージを紹介した。

NONA REEVESの奥田健介がソロ活動を始動

NONA REEVESのギターを担当する奥田健介は、9月から、ZEUS(ゼウス)名義でソロ活動をスタート。9月15日には『ホライズン』『Little Bit Better』の2曲を配信リリースした。

サッシャ:ソロ活動をされているそうですね。
奥田:そうなんですよ。9月に2つ、楽曲を配信しました。
増井:ソロの名義は全知全能の神ゼウスから取られたんですね。
奥田:どんな反応になるかなって思っていたのですが、意外とみんなZEUSって呼んでくれますね(笑)。
サッシャ:本名を使う選択肢もあったのですか?
奥田:そうですね。ずっと迷っていたのですが、ゲストの方に歌っていただく曲が多いので、ワンクッション置いた名前のほうがいいんじゃないかなと思いました。
サッシャ:なるほど。配信された楽曲である『ホライズン』はザ・なつやすみバンドの中川理沙さん、『Little Bit Better』はBONNIE PINKさんがゲストボーカルですよね。人選はどういった経緯でおこなわれたのですか?





奥田:曲を作っていると、「この人に歌ってもらいたい」ってパッと浮かんでくるんですよ。
サッシャ:そうなんですか! では直球にオファーをしました?
奥田:そうですね。ダメ元だったのですが、スケジュールが合ったのでご了承いただけました。
サッシャ:BONNIE PINKさんとのレコーディングはいかがでしたか?
奥田:実はデビューがほぼ同じ時期なんですよ。面識らしい面識がほとんどないままだったのですが、2年ぐらい前にサポートでギターをさせていただける機会がありまして、そのときから親交がスタートしました。それで、『Little Bit Better』を作ったときに「この曲は絶対にはBONNIE PINKだな」って思ったんですよ。
サッシャ:作詞もBONNIE PINKさんですね。彼女の世界観で歌ってほしかったからですか?
奥田:はい。それが一番自然かなと思いました。
サッシャ:『ホライズン』では奥田さんご自身も歌われていましたよね。奥田さんってもともとと歌われる方なんですか?
奥田:歌わなくはないって感じですね(笑)。NONA REEVESのアルバムでは、1枚につき1曲歌うぐらいです。つまり、ずっと歌からは逃げていたんですよ(笑)。だけど、「もともと歌うことって嫌いじゃないよな」ってことを思い出してきたんですよね。
増井:ソロで活動するにあたって、表現したいことやコンセプトは何かあるのでしょうか。
奥田:なるべく考えないようにしているんですよ。コンセプトを考え出すと1曲も作れないんじゃないかなって思っちゃって。
増井:やりたいことを形にしていくんですね。
奥田:そうそう。何をやってもいいからこそ、できたものから順に発表していきます。コンセプトはあとからついてきます。

一十三十一がZEUSの名付け親「まさか採用されるとは」



『それは、ウェンズデー』の楽曲の作詞と歌唱を担当した一十三十一から、メッセージが届いた。

一十三十一:ZEUSさん、お元気ですか? 一十三十一です。ソロ活動、おめでとうございます。吹き抜ける風のような『それは、ウェンズデー』は、めちゃくちゃ気持ちのよい曲です。ちなみにレコーディングの日も、ウェンズデー(水曜日)でしたね。実はZEUSさんの名義を決めたのって私なんですよ。名前に悩んでいた奥田さんとお茶をしていたときに、「寅年だから“タイガー”なんてどうだろうか?」というお話を聞いたんです。なので私は「星座は何?」って質問したんですね。奥田さんはおうし座だったので「ギリシャ神話でゼウスはおうしの化身として描かれているし、ゼウスにしたら?」と提案をしました。全知全能の神ゼウスは強そうだし、イメージ的にもピッタリだと思ったのですが、まさか採用されるとは。ZEUSさんは一十三十一バンドのバンドマスターも務めていただいているので、いつもお世話になっております。ではでは、また近いうちにお会いしましょう!

サッシャ:一十三十一からのメッセージでした!
奥田:ちょっとビックリしました。それに、これから言おうと思っていたことをほとんど言ってもらいました(笑)。
サッシャ:『それは、ウェンズデー』はどういう話し合いをして制作されたのですか?
奥田:熱い歌詞を書いてほしいって言ったぐらいですかね(笑)。曲が爽やかなので、人間臭さを加えたいなって思ったんですね。

ZEUSとして現在、アルバム制作を進めているという。

奥田:そのなかには、僕が歌う曲も何曲か入れようと思っています。次に歌ってもらいたいゲストも考えていますね。
サッシャ:楽しみです。
奥田:あとは、NONA REEVESの情報になりますが新曲『Disco Amigo』が12月20日(日)に配信リリースされます。

奥田の最新情報は公式Twitterまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分頃から。

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